懐かしの香りを今だからこそ使いたい。
自分の中の’90年代ブームが収まらない。40歳も過ぎるとなんだかノスタルジーな気分に浸りたくなるのかもしれない。最近も若い頃に着ていたTシャツを買い直したり、当時の音楽をダウンロードしたりと、何かと’90年代モノに惹かれてしまうのだ。そんな個人的なムーブメントは、ついにクルマの香りにまで飛び火することに。
とにかくクルマの運転が楽しくて仕方がなかった20歳ごろ(2000年ごろ)。当時はルームミラーやウインカーレバーにゴムで吊り下げる厚紙タイプのカーフレグランスが主流だった。香りが薄まると同じものを追加して、何個も同じフレグランスを吊り下げているのがカッコいいと思っていたのは私だけでないはず(笑)。
それから約20年経った現在、久々に購入したのがこのヘンプのエアフレッシュナーである。
HEMPエアフレッシュナーのカーフレグランス

当時と変わらぬ麻の葉マークの吊り下げタイプがラインナップされていたが、今の気分としては、クルマのシートの下にこっそりと置きたいので缶タイプを購入。選んだ香りは当時好きだったホワイトムスク。香りと記憶は密接な関係にあるというだけに、この香りを嗅ぐと学生時代の思い出が色々と蘇ってくるのだ。
さらに、オーディオからレッチリやハイスタンダードを流せば、もう気分はゴキゲンな20代に戻れるのである。



【問い合わせ】
ニューアークス
TEL042-490-2550
http://www.hemp-fragrance.com
※情報は取材時のものです。
(出典/「Lightning 2020年7月号 Vol.315」)
Photo/A.Ochiai 落合明人
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