「ピュアブルージャパン」の〈2201〉8オンス・セルビッジデニム・チンストラップ・ワークシャツが秀逸!

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は編集部きってのデニムラバーのラーメン小池がお届け。

人生で初めてデニムシャツを買いました。

世の中のデニムシャツに謝りたい。ジーパンは売るほど持っているのに、デニムシャツは意外と持っていなかったことに気がついたのはこのシャツを手にしたから。よくよく考えてみればシャンブレーやフランネルシャツは持っているけど、意外にも大定番のデニムシャツをこれまで買ったことがなかったという「うっかり」に気がついた。

なぜ? 思えばジーパンを穿くことが多いので、トップスにはデニムを合わせるという「ゴリゴリ感」はちょっと苦手だったというだけ。デニムのトップスはジージャンで満足していた自分が恥ずかしい。デニムシャツもジーパンやジージャン同様、じっくりと付き合って色落ちさせられるじゃない。しかもこれからの季節は夏も長袖シャツという私にはハイシーズン。というわけでそんなことを教えてくれたのが本誌でもお馴染みのピュアブルージャパンのデニムワークシャツ。

ピュアブルージャパンの〈2201〉8オンス・セルビッジデニム・チンストラップ・ワークシャツ

すっきりとしたデザインというイメージが強いピュアブルージャパンのアイテムのなかではかなり 男らしい仕様。8オンスという軽めのデニムに、ジーパンとは違う経年変化を期待。1万9800円(ピュアブルージャパン原宿店 TEL03-3408-6644 http://www.purebluejapan.jp)

ピュアブルージャパンといえば、オリジナルの先染めインディゴ生地をすっきりとしたデザインで展開する大人なブランドだけど、こいつは同ブランドには珍しく、各所にヴィンテージ仕様が満載という変化球に惹かれたわけ。

シンプルなシャツも好きだけど、ディテール満載のワークシャツをクタクタになるまで着てやろうと思わせてくれる1着なのである。ジーパンのように毎日着用するわけにはいかないけれど、ヘビーローテーションで着ても作りはワークシャツなのでへっちゃら。クタクタになるまでにかなりの時間が必要だろうけど、それがまた楽しみなんだよね。

胸ポケットは左右非対称のガチャポケ仕様。 左胸は懐中時計を入れるためのポケットとペンポケットを融合させた変形仕様になっている。かつての面影を残した仕様だ
首周りはチンストラップを装備した戦前のワークシャツにあったディテールを踏襲したデザイン。前立ての裏には生地のセルビッジ部分を使っていることにも注目だ
トリプルステッチでガッチリ縫われるだけでなく、裾部分は生地のセルビッジ部分を使ったマチを設けた補強など、こちらも戦前 のシャツに見られた手の込んだ縫製仕様

【問い合わせ】
ピュアブルージャパン原宿店
TEL03-3408-6644
http://www.purebluejapan.jp

(出典/「Lightning 2020年6月号 Vol.314」)

この記事を書いた人
ラーメン小池
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ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
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