通称モッズコート。フィールドジャケットの名作「M-1951 パーカ」の系譜とは?

フィールドジャケットを代表する「M-65」と同じく、名作として知られるのが「M-1951」、【M-51】だ。モッズコートの愛称でも知られる、ファッションアイコンとして現在も人気を誇るアイテムはいかにして誕生したのだろうか。

朝鮮戦争で活躍した米陸軍が誇る野戦服【M-1948 パーカ】が前身。

M-1948 PARKA

モデル名通り、1948年に誕生したアメリカ陸軍のフィールドジャケット。本格化しつつあった朝鮮戦争に実戦投入されたことでも知られる。人気の高いM-1951(=モッズコート)の前身となるモデルで、フードにファーが直接トリムされ、左腕にポケットが付いているのが大きな特徴だ。

イギリスのユースカルチャーにも影響を与えた人気ジャケット【M-51】通称モッズコート。

M-1951 PARKA

特徴的な意匠として知られるフィッシュテールを受け継ぎながら、フードのコヨーテファーなどは省略され、より機能的に刷新。このモデルは、MA-1がスキンズのアイコンになったことと同様に、大量の放出品がイギリスへわたり、ユニークなモッズカルチャーの象徴として存在を際立たせ、今日のファッショシーンに無くてはならないアイテムに昇華していく。

モッズパーカと一体になるウールパイル製のライナー【M-1951】で温かく着こなす。

PARKA LINER M-1951

M-1948モデルに初めて採用されたレイヤーシステムは、M-1951にも引き継がれた。変化に合わせてライナーを着脱するというのは当時としては画期的な発想。前述したM-65ジャケットのライナーの発想も、ここから生まれた。素材はパイル地だが、化学繊維ではなくウールとコットンを混紡したもの。写真はリアルマッコイズのもので、これ一枚でもファッション性が高く着用できる。

(出典/「LIGHTNING  Vol.295」)

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ADちゃん
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ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
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