「スタンプタウン」直伝! 「ダナーライト(DANNER LIGHT)」のお手入れ術と保管のポイント。

アウトドア用のブーツはタフだからとほったらかしにしている人もいるのではないだろうか? 高機能な素材を使っていることが多いので、きちんと汚れを落としてその機能を最大に引き出したいところ。名作アウトドアブーツのひとつダナーライトでメンテを見ていこう。

「DANNER LIGHT ダナーライト」をメンテナンス!

ダナーを代表するマウンテンブーツ。ゴアテックスを内蔵しているため防水性も高い。登山靴はホールド感が重要なので、革を柔らかくするミンクオイルのメンテは基本的にはNG。なかなか使用感のあるこちらのブーツを使ってメンテナンスしていく。

教えてくれるのはこの方!

「スタンプタウン渋谷」スタッフ・中原幸平さん。接客だけでなくリペアやメンテナンスにも携わるリクラフタースタッフ。自身も外遊びと街履きで、ダナーとホワイツを履き分け中。

用意するもの

ダナーのシューケアセット(ブーツドレッシッング、 ブーツクリーナー、ミニ馬 毛ブラシ、ウェス)(スタンプタウン渋谷店)、 スポンジ

ダナーからは便利なシューケアセットが出ている。用意すると簡単にメンテが可能だ。

1.紐を外していく。

紐を外していく。登山で使用した場合は土汚れも酷いので、下山後は必ずメンテしたい。

2.紐をしっかり洗う。

水に濡らしたタオルで紐を挟み込み、引っ張るように拭いていく。力を入れて洗う感じで行う。

3.細部をブラッシング。

羽根の裏やコバを中心にブラッシングしていく。コンパクトなブラシの方が使いやすい。

4.水洗いして拭く。

ダナーライトは防水なのでスポンジで水洗いする。その後、タオルで余計な水分を取る。

5.専用クリーナーを使用。

ダナーの専用クリーナーを水を含んだスポンジに付ける。そして揉み込んで泡立てる。

6.泡立てて丸洗い。

表面をゴシゴシと洗う。アイレットやコーデュラナイロン部分もまとめて洗っても大丈夫。

7.乾燥後にドレッシング。

洗浄後は余計なクリーナーをを完全に取り除いて乾燥。そして専用ドレッシングを投入。

8.ドレッシング指で塗る。

指の温度でドレッシングを溶かしつつレザー部分に軽く付け、薄く伸ばすように塗り込る。

9.仕上げのブラッシング。

かなり薄くなっているためドレッシングは拭き取らず、仕上げはブラッシングのみでOK。

完成!

けば立っていたレザーも専用ドレッシングで馴染んだ。これでまた山へ行ける!

【保管】風通しがよい場所で直射日光を避けて保管。

基本的にレザーブーツの長期保管は直射日光が当たらない風通しがよい場所が鉄則だが、エレクターはソール部分の通気性を確保できるからオススメ。さらにインナーに新聞紙などを丸めて入れておくと湿気対策にもある。

通気性抜群のエレクターが最適。

ブーツの保管に役立つのがホームセンターで購入できるエレクター。紐を外した状態でエレクターに置き、革紐はなるべく丸めないで伸ばした状態でフックに掛けておこう。

大がかりなメンテナンスをしたいならこちら!

アメリカのブーツブランドを中心に、300種類以上の品揃えを誇る渋谷の名所。特にダナーは定番のUSモデルはもちろん、作り込みに定評のあるジャパンメイドのラインまでフルラインナップで用意されている。限定のコラボモデルなど、他ではなかなか手に入らないレアな一足に出会えることも。さらに、アメカジを中心としたタフなウエアも置かれているためトータルコーデも可能。フィールドライフを想定した無骨なディスプレイも必見!! リペア、修理、ソールの交換なども行っているので、大きなメンテが必要なときは相談してみよう。

【DATA】
スタンプタウン渋谷
東京都渋谷区神南1-11-5 2F
TEL03-3477-0658
営業/11:00~21:00
休み/無休
http://www.stumptownjapan.com

(出典/「Lightning  Vol.275」)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

全16色! 10年以上のロングセラーを誇る「HEATH」の名作ネルシャツが超人気なワケ

  • 2026.09.30

秋冬のアメカジ服の定番、ネルシャツ。横浜のセレクトショップHEATHが手がけるオリジナルブランドBLUE PORTのネルシャツが10年以上のロングセラーを誇るとのことで、その人気の秘密に迫る。 【理由①】優れたコストパフォーマンス ディテールやシルエットにもこだわった高いクオリティに対して、なんと税...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

Pick Up おすすめ記事

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

労働者やアウトドアマンに愛された実用服。「ウエアハウス」のフランネルシャツ

  • 2026.10.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 糸そのものから再現し旧式の織り機を用いて製作 フラン...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

全16色! 10年以上のロングセラーを誇る「HEATH」の名作ネルシャツが超人気なワケ

  • 2026.09.30

秋冬のアメカジ服の定番、ネルシャツ。横浜のセレクトショップHEATHが手がけるオリジナルブランドBLUE PORTのネルシャツが10年以上のロングセラーを誇るとのことで、その人気の秘密に迫る。 【理由①】優れたコストパフォーマンス ディテールやシルエットにもこだわった高いクオリティに対して、なんと税...