1.「INCEPTION(インセプション)」のホースハイドシリーズ(モヒカン小川)
春夏秋冬問わず革製品の愛用者。革を育てるときは「時に優しく、時に厳しく」と、革を自分の虜にさせるべく“飴と鞭”を巧みに使い分ける男、編集部革担当モヒカン小川。私的に注目しているのがこちら。「INCEPTION(インセプション)」のホースハイドシリーズだ。
ホースハイドメッセンジャーバッグ
ホースハイドほど育てがいのあるモノはない。艶感や質感は使い込むほど魅力的に育っていくと俺は考える。使うたびにたとえ傷が増えたとしても、それが逆にホースハイドの風合いを高めてくれるのだ。
そのホースハイドならではの、革を自分好みに育て上げる醍醐味を味わえるのが、「インセプション」が展開するホースハイドシリーズのバッグたち。トラディショナルなデザインのバッグがそろっているので、飽きることなく長く愛用できるはず。俺的には例えばこのメッセンジャーバッグなら、どう使い込めばカッコよく育っていくのかとか、バッグの形状を考えて、意識的にホースハイドを美しく育てていきたいと思う。
ホースハイドバナナバッグ
ホースハイドボディバッグ
問い合わせ/アクセルカンパニー TEL03-5809-1948 info@accel-design.com
2.「CARIVA(カリヴァ)」のレザーアイテム(ADちゃん)
ヴィンテージの中でも特にミリタリー物が大好き。その理由は長きに渡り使い続けることができる機能美を持っているから、とは本人談。編集部きっての、機能性評価型買い物の達人が選んだのはこちらの「CARIVA(カリヴァ)」のアイテム。
501BD series トリフォードロングウォレット
世の中でヴィンテージと呼ばれ、受け継がれるプロダクツがある。それを端的に説明すれば、“上質さ”に尽きる。だから時を超えて受け継がれていくのだ。私が好きなミリタリー物も上質な機能美を持つからこそ、様々なブランドがそのデザインを基にしたプロダクツを作っていると言えよう。したらば現在進行形で世に生まれてくる様々なプロダクツの中にも、将来のヴィンテージとして残るような上質な価値を持つものがあると思う。
そんな理由から、いま注目すべきブランドがこの「カリヴァ」だ。妥協しない素材選びから作られる革製品は、長きに渡り使い続けることで、その使う人の“相棒”になることをコンセプトにしている。使うたびに作り手が込めた上質なモノづくりの精神を実感できる、極上のプロダクツに刮目せよ。
501BD series ボディバッグ
501BD series リュック
問い合わせ/イーグルコーポレーション TEL03-5687-8124 http://cariva.jp
3.「ONEMINE(ワンマイン)」のシャツ(ラーメン小池)
アメリカンカルチャーをこよなく愛し、普段からシャツを多用する無類のシャツ好き。編集部員たち曰く、「Tシャツ姿を見たことが無い」。そんな男が注目しているのが、「ワンマイン」のシャツ。シャツ好きにはたまらない、さりげないギミックが盛りだくさんなシャツをピックアップ!
スナップジャーニーシャツ
Tシャツなどの丸首一枚だけだと無防備感が半端ない。だから私は襟付きのウエアしか着ない。襟があるとカジュアルすぎない着こなしに見えるしね、もう大人ですから。しかも長袖限定。無論、夏でもだ。
とにかくシャツを普段から多用している私だが、「ワンマイン」が作るシャツが、いま気になっている。そのブランドコンセプトは、“着る人の趣味や遊びに優しく寄り添う、流行にとらわれない実用服”。職人の手による様々な
工程を経て作られたデザインは、主張しすぎず、着る人の個性を引き立ててくれる。だから展開するアイテムもトラディショナルなものとなっている。
デザインの細部も凝っていて、サイドのステッチは二本針でほつれにくい仕様だし、補強の名残でもあるサイドガセットなど、アメカジ好きに響く、その勘所の良さが憎い(笑)。
オックスフォードBDシャツ
シャンブレーBDシャツ
岡山県産のインディゴシャンブレー生地を使ったBDシャツ。背面は体を動かしたときに身頃が広がるセンターボックスプリーツを採用。また剣ボロは幅を広くとり、カジュアルな雰囲気を持たせた。1万780円
問い合わせ/ G・TRANS TEL03-5770-6510 https://gtrans-ltd.com
4.「LEATHERMAN(レザーマン)」のプライヤー(サカサモト)
工具や家電など機能的な道具に目がない編集部員。春に手掛けたムック本の影響で、最近はキッチンツールにもドハマり中。そんなサカサモトが今最も気になっているのが、サッとツールを取り出せるのがヤミツキになるこちら!
FREE P4
先日ひさびさに趣味の釣りに行ってきた。かなりご無沙汰だったためタックルボックスに入れていたプライヤーは錆だらけ。せっかくなのでちょっと前から気になっていたレザーマン次世代モデルFREEを手に入れようと画策中。
従来モデルとの最大の違いは操作性の良さにある。ほとんどのツールが片手で操作できるため、魚が釣れた時も片手に竿を持ちながら、片手でレザーマンを取り出し楽々フックを外すことができるからだ。まるでバタフライナイフのようにプライヤーが取り出せるアクションは、男心を鷲掴み。しかも閉じるときはマグネットでパチッと閉じてくれる感触も気持ちいい。
ツール本体に刻まれた「LTJマーク」は、日本国内で25年間保証を受けられることの証なのだとか。こんなに楽で安心して長く使えるレザーマンなら、いままでマルチツールを持ったことない人にもオススメできるし、価格もこなれているからギフトとしても最適だよね。
FREE T4
問い合わせ/レザーマンツールジャパン TEL0575-23-5103 http://www.leatherman-japan.com
5.「GORDON MILLER(ゴードンミラー)」の「グリップスワニー」とのコラボウエア(ランボルギーニ三浦)
服もクルマもヴィンテージをこよなく愛する本誌副編集長。近年はBBQにハマっており、アウトドアで使えるウ
エアやギアを物色中。話題のライフスタイルブランドのアパレルが、冬のキャンプでも使えそうだと気になっている。それがこの「GORDON MILLER(ゴードンミラー)」のウエアだ。
DOWN JACKET
今年の夏はアウトドアグリルを新調したのが嬉しくて、何度も家の庭でバーベキューをしてしまった。そのためか秋頃からアウトドアやキャンプの気分が高まっていて、様々なギアやウエアが気になっている。
そこで私が最も気になっているのがゴードンミラー。実はすでにこのブランドのコンテナボックスを愛用していて、オイル缶や工具を入れて常にクルマに積んである。そんなゴードンミラーの新作となるプロダクツはアメリカのアウトドアブランド「グリップスワニー」とのコラボ。
難燃素材のリップストップ生地を使ったダウンジャケットやパンツ、そしてレザーグローブと冬のキャンプに最適なアイテムばかり。落ち着いたデザインも使いやすそうだから、コーディネイトするのが楽しくなりそうだな。
G1 GLOVES
DOWN PANTS
問い合わせ/ JACK & MARIE 横浜ランドマークプラザ TEL045-662-6678 http://www.gordonmillerpro.com
(出典/「Lightning2020年1月号」)
Photo/A.Kuwayama 桑山章
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