日本のアメカジファッションを支えて40年、誰もがココから教わった渋谷の名店「レッドウッド」。

東京を代表する老舗インポートショップとして知られるレッド・ウッド。アメリカを中心にヨーロッパなど、世界中からいち早く良質なウエアをセレクトしてきた渋谷の名店は、創業当時と変わらず定番アイテムの宝庫だ。

※取材したのは以前の店舗です。内装など異なります。

ウエアはもちろん世界のカルチャーをいち早く発信した名店の仕掛け人。

日本におけるアメカジというジャンルのファッションを育て上げたといっても過言ではない名店がある。服好きの読者たちにとって知らない人はいない東京・渋谷のレッド・ウッドだ。

創業は’79年。今年で40周年を迎えたレッド・ウッドは、当時と変わらず、世界中から良品をセレクトし、着々と歴史を積み重ねていた。そのオーナーである野永哲也さんは、長年にわたり、世界中を飛び回り、文字通り足を使って定番アイテムを掻き集めてきた名バイヤーだ。

20190312_2_02
野永哲也さん(オーナー) サンフランシスコ大学に4年間在籍し、卒業後、貿易商に勤務。1979年に渋谷のファイヤー通りに自身で買い付けたインポートショップ「UNION SQUARE」を開業。

彼自身、アメリカの大学に進学し、貿易商社に勤務したのち、独立した経緯を鑑みると、バイイング歴は約半世紀にもなる超ベテラン。野永さんが日本のファッション業界に与えた影響は大きいはずだ。いわゆるファッションの定番アイテムと呼ばれる名の知れたブランドの多くを、買い付けしてきたからだ。

20190312_2_03

「店頭に並ぶ商品のうち創業当時から取り扱っているブランドは多いですね。流行はすぐに変わりますが、大人になると好きなものって、早々に変わるものじゃありません。とくにボクはワークウエアが好き。頑丈で長持ち、デイリーウエアとしては最適ですよ」

20190312_2_04

バイイングもさることながら、日本のファッションを、その発信地である渋谷から見てきた野永さん。いまでもショップに立ち、接客もこなすという。「洋服だけを売っているわけではありません。服を通してライフスタイル(文化)そのものを届けたいと願っているのです」レッド・ウッドは、かつて野永さんが語った言葉通りのショップとなっている。

20190312_2_01
アメリカンカジュアルウエアに特化したショップ「RED WOOD」の初期内外観写真。当時、多くのファッション好きが通ったことで知られ、渋谷を代表するショップになった

創業当時から変わらずセレクトするレッド・ウッドの超定番品はコレ!

【サーマル付きスウェットといえばキャンバー】

20190312_2_05

チャンピオンのリバースウィーブと並び、人気のキャンバー。サーマル付きスウェットの代名詞的存在として知られる。1万5660円。

【渋谷を中心に浸透したネイティブベスト】

20190312_2_06

ネイティブアメリカンの伝統品として知られるラグ素材で仕立てられたオルテガのベスト。両胸に入れられる柄が特徴的。4万9464円。

【ヘビーに穿きたいアメリカ製ワークパンツ】

20190312_2_07

ジーンズのリリーフとしてヘビーに穿けるワークパンツは重宝する。アメリカ生まれのガンホーも創業当時からセレクト。8532円。

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

【DATA】
レッドウッド
東京都渋谷区鴬谷町2-8 UNION SQUARE ビル B1F
TEL:03-6277-5130
営業:12:00~19:00
休み:なし
http://shop.redwoodweb.net

▼あなたの街のアメカジショップもチェック!

日本全国のおすすめアメカジショップ案内。【保存版】

日本全国のおすすめアメカジショップ案内。【保存版】

2022年09月08日

(出典/「Lightning 2019年4月号」

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

今季のテーマは“Preppy in the Sun”! 春の到来にピッタリな「ゴールデンベア」のラインナップを紹介

  • 2026.03.18

デイリーなアメリカンカジュアルウエアを得意とする「ゴールデンベア」。“Preppy in the Sun”をテーマに掲げる今季のコレクションでは爽やかな風吹く春の到来を告げる、涼しげなラインナップを展開する。 フレンチリネンの着心地とオレンジが活きる春 主役は淡いオレンジのシャツ。フレンチリネンを1...

待望のカスタムオーダーが再始動!シルバージュエリーはメイドインジャパンにこだわりたい

  • 2026.04.01

ネイティブスピリットを宿したシルバージュエリーで多くのファンを魅了してきたARIZONA FREEDOM。2026年春夏シーズンより、待望のカスタムオーダーがついに再始動。既存のデザインをベースに組み合わせ次第でこれまでにない自分だけのオリジナルのシルバーを形にできるのが最大の魅力だ。熟練した職人に...

別荘暮らしには憧れが詰まっている。1500万円以下から手に入るログハウスという選択肢

  • 2026.03.31

いくつになっても秘密基地のような存在にはワクワクさせられる。だからこそ“別荘”という響きに今なお心ときめくのかもしれない。趣味に没頭するのも何かに挑戦するのもいい。家族とまったり過ごすのも悪くない。BESSの家は、いい大人が目論むあれこれを叶える理想の空間だ。 編集部パピー高野が別荘暮らしを体験! ...

中目黒の名店「PLEST」が仕掛ける、究極のデニムセットアップ受注会が開催中! シルバー925ボタンの圧倒的存在感を見逃すな

  • 2026.03.16

中目黒に拠点を構え、ヴィンテージへの深い造詣と現代的なエッジを融合させるブランド「PLEST(プルスト)」。彼らが放つ新作デニムセットアップの受注会が、3月15日(日)よりスタートしている。 デニムセットアップにシルバー925ボタンという選択肢を。 今回の目玉は、なんと贅を尽くした「シルバー925」...

Pick Up おすすめ記事

こだわりの最上級へ。リングを複数繋いで作られるブレスレットは、究極の贅沢品

  • 2026.03.17

創業から29年にして新たな局面を迎え、“地金から新たな素材を作り出す”という手法に行き着いた「市松」。『自在地金屋 無双』をその名に掲げて作られたブレスレットは、一点一点手作りでサイズのブレが生じるためリミテッドモデルとして製作。放たれるただならぬオーラは、職人の工夫と根気によるものだ。 誠実に地金...

円盤投げのアイコンが目印! アメリカ生まれの定番スウェット「DISCUS」ってどんなブランド?

  • 2026.03.19

1973年に誕生して以来、キャンパスや街の日常とともに歩んできた「ディスカス」。派手さはないが、気づけばいつも身近にあり続ける。そんな等身大のスウェットブランドの魅力を、ブランドの背景とアイテムから紐解いていく。 米国のリアルが育んだちょうどいいスウェット 1973年、アメリカ・ヴァージニア州で誕生...

理想を詰め込んだ名門・麻布テーラーの至極のブレザースーツ。まさにこれが長く愛用できる“一張羅”だ 

  • 2026.03.16

チープシックとは、ただお金をかけずにファッションを楽しむことではない。自分にとっての“一張羅”とも呼べる一着を持ち、長く愛用することこそがその真髄である。理想のデザインを具現化し、身体にも馴染む。パーソナルオーダーの名門・麻布テーラーで“とっておき”を仕立てよう。 麻布テーラーのオーダーメイドでチー...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

【VAN×2nd別注】スポーティなレタードカーティガンでひと味違うアイビースタイルを。

  • 2026.02.03

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【VAN×2nd】トラックカーディガン[レタードワッペンセット] 日本にアイビーの礎を築いたブランド、「VAN(ヴァ...