キャンプにBBQに! アウトドアにも最適な、“遊べるクルマ”厳選10。

交通手段としてのクルマ選びなら燃費の良さ、車内の空間の広さ、安全性などいろいろ機能面でチェックすることが多いだろう。だがそれだけでいいのか? せっかくクルマを持つのなら、趣味や遊びに使える一台を選んで、もっと楽しいカーライフを送ってみてはいかがだろうか。交通手段の一歩先、ライフスタイルとしてのクルマのおすすめと紹介する。

1.Chrysler Wrangler Unlimited

Jeep の中でも最も本格的なクロスカントリーモデル、ラングラーは、’87年に登場。初代YJ型、2代目TJ型に続いて、3代目の現行モデルJK型が’07年に登場。このモデルから4ドアモデルのアンリミテッドが登場。カーゴスペースが増え、遊び道具もたくさん積めるようになった。

2.AMC Jeep WAGONEER

’62年に登場したワゴニアは、’91年に生産が終了するまで、カイザージープからAMC、そしてクライスラーへと親会社を変えながらも基本コンセプトをかえることなく生産を続けてきたモデルだ。特に丸目ヘッドライトの初期モデルは人気。そして近い将来ワゴニアというモデルが復活するという噂もあり、何かと話題のワゴニアは、今最も注目すべき一台だ。

3.Mercedes-Benz G-Class

ドイツ語でオフロード車を意味するゲレンデバーゲンという愛称を持つGクラスは、’79年に登場。現在まで基本設計を変えることなく生産を続けているロングセラーだ。Lightning的には豪華装備満載になる前の初期型モデル、できれば2ドアをチョイスしたい。

4.Volkswagen VANAGON

ワーゲンバスの後継モデルとして、フラット4のままヘッドを水冷化したエンジンをリアに搭載する。バナゴンは北米仕様の名称で、日本では’90年以降のモデルがバナゴンと呼ばれる。

5.TOYOTA FJ Cruiser

 

FJ40型ランドクルーザーをオマージュし’06年に登場したFJクルーザー。’10年からは日本でも販売されたが、すでに昨年販売を終了している。実はオフロード性能も高く、遊びクルマとしては最適な一台だ。

6.LAND ROVER Range rover

レンジローバーは’70年に登場。丸目ヘッドライトを持つ初代モデルは’96年まで製造されたロングセラーだ。当初は2ドアモデルのみだったが、’80年に4ドアモデルを追加。最近復刻したことでも話題となった。

7.FORD EXPLORER

フォードが日本から撤退してしまった今だからこそ、あえてエクスプローラーに乗りたい。4代目はエコブーストエンジン搭載で税金も安い。

8.Dodge RAM VAN

Lightning編集部でもかつて愛用してたダッジ・ラムバン。人も荷物もいっぱい詰めるが、’03年に生産終了。今後入手は徐々に難しくなると思われる。

9.LAND ROVER DEFENDER

’15年で生産を終了したディフェンダーも今後は入手困難になりそうなモデルだ。使い勝手を重視するなら110のワゴンがおすすめ。

10.TOYOTA Land Cruiser 70

昨年復刻モデルが発売となった70系ランクルのピックアップ。4ドアで5名乗車が可能。ピックアップだが意外に使い勝手はよさそうだ。

 

いかがだったろうか。どれも外遊びに最適な、パワーと容量を兼ね備えている。クルマ選びの参考にしてみて。

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
この記事を書いた人

ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

Pick Up おすすめ記事

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

【BIG SMITH×2nd別注】米軍の名作バッグをデニムで再構築! 経年変化が楽しめるデニムのエプロンバッグ。

  • 2025.09.22

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! BIG SMITH × 2nd ワーカーズエプロンバッグ 1940年代のアメリカン・レッドクロス(米国赤十字社)が製...

【Willis & Geiger×2nd別注】ミリタリーとサファリが香るアーバンアウトドアウエア

  • 2025.09.17

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 90年代のアーカイブをデザインソースに、上品さを加えてアップデート。ウールメルトンジャケット[メトロ ウォーカー] ...