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スマホスタンド&ホルダーのbeakがMagSafe対応で、完全体【beak mag】に!

以前、京都在住のデザイナーが作った、beakというスマホスタンド&ホルダーを絶賛した記事をご記憶だろうか? これを取材した時に「粘着ジェルじゃなくて、MagSafeで付けばいいのに!」と、お話していたのだが、2023年9月15日発売で、MagSafe対応版の『beak mag』(ビーク・マグ)が発売されると発表があった。

京都のデザイナーが作った、最良のスマホスタンド&ホルダー【beak】

京都のデザイナーが作った、最良のスマホスタンド&ホルダー【beak】

2025年10月17日

現物は現在開催中のギフトショーに展示されているようだが、さっそく現物を送ってもらったので、ご紹介しよう。

beak mag
https://humannatures.jp/products/beakmag/

現在予約受付中で、価格は4800円。

パッケージもカラー印刷版になった。

ラインナップは3色、パッケージも一新

今のところ用意されているラインナップは、YATAGARASU BLACKとUGUISU GREEN、 EAGLE ASHの3色。

デザイナーらしく、パッケージは非常に凝ったものになっていて、背面には使い方、開くと『あなたは #beakmate です』というメッセージ、試用終了後に本体を返送したらクーポンが送られるという知らせ(資源である磁石回収のため)が現れ、さらに内側はbeak(くちばし)のパッケージらしく、鳥の巣のグラフィックが描かれている。ほとんど見えないこういう部分が工夫されているのが楽しい。

多彩な使い方が可能なbeakがさらにパワーアップ

本体仕様は、前作が、粘着ジェルでスマホに固定されてたのに対して、MagSafe対応となったのが違い。筆者のように、iPhoneを使っていて、MagSafe対応の製品を各種使っている場合には、この方が圧倒的に便利でうれしい。

粘着ジェルは、けっこう強固にくっつく感じだったが、MagSafeはほどほどな感じ。サイトには550gをぶら下げられるぐらいとある。とはいえ、磁石なので、横向きの力には弱いので注意。

従来製品と同様に、縦向きのスタンドとしても使えるし、横向きのスタンドとしても使える。

従来と、ちょっと違うのは『画面横、beak mag縦』という使い方ができること。

この使い方だと、iPhoneをちょっと持ち上げられるので、iMacみたいな感じになって面白い。画面がフローティング状態になって、アップル製品っぽい。

マグネットで壁面に取付可能。アタッチメットも用意される

以前のモデル同様、マグネットがくっつく冷蔵庫など、鉄製の壁面ならスマホを貼り付けられる。

従来製品には付属していたアタッチメントは別売り。これがあればどこにでも、iPhoneを貼り付けられる。また、あらたに、より面積が大きいSteel Padというアクセサリーも用意されたので、安心して壁面に固定できるようだ。

従来製品に付属していた粘着ジェルでくっつくアタッチメントも別売りになった。

もちろん、MagSafe対応のケースでも使える

MagSafeになったので、従来のように多くのスマホケースに対応するというわけにはいかなくなったが、MagSafe対応のケースには付けることができる。

トリニティのMagSafe対応iPhoneケースや、Peak DesignのEveryday Caseにもバッチリくっついた。

beakか? beak magか?

筆者のように、撮影都合もあってケースを頻繁に交換しつつ、デスクの上や車では、MagSafe対応のホルダーや充電器を使う……という運用だと新しいbeak magは最高だ。

充電する時には、ひょいと取り外して、MagSafeで充電できる。まさに私の望んでいたことなので、とても嬉しい。

反面、MagSafe対応でないiPhoneケースを使っている人や、iPhone以外のスマホを使っている人にとっては、従来のbeakの方が良いだろう。

右が従来からあるbeak。サイズは73×60mm。重さは23g(いずれもアタッチメント含まず)。3600円。

左が新型のbeak mag。サイズは84×60mmと縦寸が少し長くなっている。重さは39g。4800円。

粘着パッドで、何にでも付けられて、張り付いた状態も強固なのがbeak。MagSafe非対応のケースやスマホにも使える。

MagSafeで付け外し自由だが、MagSafe対応のiPhoneやiPhoneケースのみで使えるのがbeak mag。

どちらも便利だが、筆者はMagSafe対応がとても嬉しい。

ただいま予約受付中で、9月15日が発売日。その頃には、iPhone15も発売されているはずなので、それに合わせたローンチとなっている格好だ。

(村上タクタ)

beak

beak mag

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村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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