普通二輪免許で乗れる! ROYAL ENFIELD HUNTER350の実力を検証してみた【後編】

2021年より、積極的に普通二輪免許で乗れるアンダー400㏄クラスのニューモデルを投入しているロイヤルエンフィールド。その3台目となるロードスタータイプのハンター350がデビューした。その実力に迫る。

▼普通二輪免許で乗れる! ROYAL ENFIELD HUNTER350の実力を検証してみた【前編】はコチラ

普通二輪免許で乗れる! ROYAL ENFIELD HUNTER350の実力を検証してみた【前編】

普通二輪免許で乗れる! ROYAL ENFIELD HUNTER350の実力を検証してみた【前編】

2023年07月20日

ROYAL ENFIELD HUNTER350のディテール

最新の環境性能を満たした黒く塗装された空冷エンジンが、車体のかたまり感も演出。加えて空冷ならではのシリンダーのフィンが機能美となっている。

定評のあるバイブレ製キャリパーとφ300㎜ローターを組み合わせたフロントブレーキ。あたりの出ていない走行2㎞からの試乗だったが、走り込んだ終わりごろの感触はよかった。

リヤブレーキも同じくバイブレ製のキャリパーとφ270㎜ローターの組み合わせ。試乗の後半になってあたりが出て、効き具合がわかりやすくコントロールしやすい印象だ。

ツインショックを採用するリヤサスペンション。エンジン同様黒で統一されていて、足まわりを引き締める一因になっている。スプリングのプリロードを6段階で調整が可能。

ガソリンタンクはライダー側のサイドがえぐられることで、ニーグリップがしやすくなっている。キャップがヒンジでタンクとつながっているので、給油時にストレスを感じない。

ヘッドライトはハロゲンランプとなり、光の屈折は反射板で行なうため、レンズはカットのないクリアタイプとなる。ちなみにテールランプはLED仕様だ。

アナログの指針で速度が表示され、その中央部に液晶モニターが配されるメーター。モニターには燃料残量、走行距離、時刻、ギヤポジションといった情報が表示される。

右ハンドルスイッチボックスには、キルスイッチ一体型のスタータースイッチとハザード用の二つのスイッチのみが配される。グリップはまん中がふくらむ樽型となる。

最近、アンダー400㏄クラスではほとんど見かけることがなくなった整備時に重宝するセンタースタンドが標準装備されている。スタンドを立てる際、さほど力はいらなかった。

ライダー乗車部分がタックロールになった一体型シート。縫い目にステッチが入ったり、後端にエンボスでロイヤルエンフィールドのロゴが入れられており質感が高められている。

ステップはベースプレートがヒールガードになっていてヒールグリップもしやすい。シフトチェンジペダルの靴があたる部分は靴が傷まないようゴムでおおわれていて操作性もいい。

ROYAL ENFIELD HUNTER350のハンドリングをチェック

乗車姿勢

身長:170cm/体重:70kg。全長2.1mのコンパクトな車体ながら、シートが前後に長いこともあって、ポジションの自由度が高くて窮屈に感じることはない。座ると自然と上体が少し前傾となるポジションだ。

足つき性

身長170㎝だとサイドカバーの干渉もなく、ほぼ真下に両足を下ろすことが可能。カカトまでベッタリ着くうえ、ヒザにも余裕があるのでなんの不安もない。

取りまわし

実践する前は車体がコンパクトなため、シートに腰を当てられなくて、車体を支えにくいかもと不安だった。しかし、それは杞憂で、車体を支えやすく取りまわしもしやすかった。

Uターン

低回転で十分なトルクがあるエンジンなので、低速でエンストする不安はない。それに加えてハンドルを切りきった状態でも、車体が安定しているのでUターンもしやすかった。

ROYAL ENFIELD HUNTER350でタンデムランチェック

ライダー:岩崎

タンデマーが小柄だったということもあるけれど、前後に長い一体型シートのおかげで、前よりに座ればタンデマーからの干渉はほぼない。また、低回転域でも十分なトルクがあるので、パワーを食われているとは感じなかった。

タンデマー:加藤

ライダーが座るシートと高低差はあまりなく、乗車時も無理なくまたがることが可能。つかみやすい太さのグラブバーを備え、ライダーとの距離感もほどよく確保できシートも柔らかめ。長時間でも疲労はあまり感じないといった印象だ。

ROYAL ENFIELD HUNTER350のスペック

全長×全幅×全高
2,100×800×1,055(㎜)
軸間距離
ー㎜
シート高
790㎜
車両重量
181㎏
エンジン型式・排気量
空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒・349㎤
最高出力
14.9kW(20㎰)/6,100rpm
最大トルク
27N・m(2.7㎏f・m)/4,000rpm
燃料タンク容量
13ℓ
燃費(WMTC)
ー㎞/ℓ
タイヤサイズ
F=110/70-17・R=140/70-17
価格
65万7,800〜66万4,400円(税込)

ROYAL ENFIELD HUNTER350 製品ページ

▼普通二輪免許で乗れる! ROYAL ENFIELD HUNTER350の実力を検証してみた【前編】はコチラ

普通二輪免許で乗れる! ROYAL ENFIELD HUNTER350の実力を検証してみた【前編】

普通二輪免許で乗れる! ROYAL ENFIELD HUNTER350の実力を検証してみた【前編】

2023年07月20日

【問い合わせ】
ピーシーアイ
TEL:03-5941-7444
http://www.royalenfield-tokyoshowroom.jp

※情報は取材当時のものです。

(出典/「タンデムスタイルNo.252」)

この記事を書いた人
タンデムスタイル編集部
この記事を書いた人

タンデムスタイル編集部

初心者にも優しいバイクの指南書

バイクビギナーがもっとも知りたい、ハウツーや楽しいバイクライフの提案がつまったバイク雑誌。タイトルの"タンデム"は本来"2人乗り"の意味だが、"読者と編集部をつなぐ"、"読者同士の輪が広がる"といった意味が込められているぞ。バイク選び、ライディングギア選び、ツーリング、メンテナンス情報のほか、チャレンジ企画も大好評!
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「ORGUEIL」が提案する、凛冬を彩る大人のガーメンツ。

  • 2025.12.26

凛とした寒さが日に日に増し、コーディネートが重くなりがちな季節。クラシックなデザインと丁寧な作り込みのORGUEILのクロージングが、いつものスタイルを格上げしてくれる。さりげなく上質で存在感のある一着が、冬の日々を彩ってくれるはずだ。 Aniline Steer Oil A-1 Jacket 19...

日本屈指のインディアンジュエリーブランドが放つ、美しき馬蹄のシルバージュエリー。

  • 2025.12.24

日本屈指のインディアンジュエリーブランド・ファーストアローズがこの冬新たにリリースした「馬蹄」を象った「ホースシュー」シリーズ。奇しくも2026年は午(うま)年。ファッション面だけでなく、来年こそは飛躍を願う人にとって最高の開運アイテムとなるはずだ。 新作「ホースシュー」シリーズを一挙紹介! 1. ...

デニム界の異端児・ラングラー、製造期間は約1年のみの“幻の名作”がついに復刻

  • 2025.12.27

ロデオ・ベンをデザイナーに迎えてカジュアルウエアに参入したという歴史やカウボーイカルチャーとの結びつきなど、独自の発展を遂げてきたラングラー。膨大なアーカイブの中から、王道から希少な隠れ名作まで全6型が復刻を果たした。 幻の名作が華麗なる復刻を遂げた。 アメリカ三大デニムブランドのなかでも特異な歴史...

オリジナル建材で古民家をスタイリッシュにリニューアル! ビフォーアフターを大公開!!

  • 2025.12.28

2025 年の夏の時点では床だけが施工されただけの古民家を再び訪れると、当時とはまったく違う姿になっていた。カントリーベースはこの家にどんな魔法をかけたのか? 何でもない空き家が宝物なる材料と技術 [caption id="attachment_887933" align="alignnone" w...

憧れの平屋が実現できる! かつてスクリーン越しに憧れたアメリカンハウスで暮らす

  • 2025.12.31

かつてスクリーン越しに憧れた、夢が詰まったアメリカンハウス。到底叶わないと思っていたその景色が、実は日本でも実現できるそうなんです。新婚ホヤホヤの編集部員、パピー高野とジョージが、アメリカンスタイルを得意とする、埼玉県を中心に海外スタイルのお家を手掛ける注文住宅・輸入住宅の専門店「古川工務店」の住宅...

Pick Up おすすめ記事

オリジナル建材で古民家をスタイリッシュにリニューアル! ビフォーアフターを大公開!!

  • 2025.12.28

2025 年の夏の時点では床だけが施工されただけの古民家を再び訪れると、当時とはまったく違う姿になっていた。カントリーベースはこの家にどんな魔法をかけたのか? 何でもない空き家が宝物なる材料と技術 [caption id="attachment_887933" align="alignnone" w...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

デニム界の異端児・ラングラー、製造期間は約1年のみの“幻の名作”がついに復刻

  • 2025.12.27

ロデオ・ベンをデザイナーに迎えてカジュアルウエアに参入したという歴史やカウボーイカルチャーとの結びつきなど、独自の発展を遂げてきたラングラー。膨大なアーカイブの中から、王道から希少な隠れ名作まで全6型が復刻を果たした。 幻の名作が華麗なる復刻を遂げた。 アメリカ三大デニムブランドのなかでも特異な歴史...

こんなコスパのライダース、見たことある? 「中田商店」のオリジナルブランドのライダースを侮るなかれ!

  • 2025.12.29

東京・上野にある老舗ショップ、中田商店。そのオリジナルブランドが「モーガン・メンフィスベル」だ。中田商店というと、ミリタリーのイメージが強いが、モーガン・メンフィスベルでは、ミリタリーをはじめ、様々なレザーウエアを展開している。もちろん、ライダースのラインナップも豊富。今回は珠玉のライダースを紹介す...

アメリカンヴィンテージやヨーロッパのアンティーク品や建築物からインスパイアされた「ホリゾンブルー」のジュエリー

  • 2025.12.28

宝飾品と呼ぶべき繊細で美しいジュエリーを世に送り出し、国内外で人気を集めるHorizon Blue Jewelry。アメリカンヴィンテージだけでなく、ヨーロッパのアンティーク品や建築物など様々なものからインスパイアされた逸品は、大量生産できないため入手機会の少ない希少な存在だが、ここでは今後発売する...