スタイリングが楽しくなる! 3WAYにチェンジできるメンズヘア10スタイル。

その日の気分やファッションに合わせて、ヘアも着せ替え! そんなよくばり男子の期待に応える3WAY HAIRを大紹介。スタイリングをちょっと変えるだけでイメチェンできる10スタイルをチェックして、毎日が楽しくなる日替わりヘアにトライしてみよう。

CONTENTS

1.オン眉バングをラフに下ろし気分はブリティッシュボーイ。

カット/もともとのクセ毛を生かしたマッシュベースのレイヤースタイル。トップのレイヤーと前髪はシザーでカット。全体的にレザーで束感を作りながら柔らかな質感をメイク。動きで遊べるように、全体的に長短をつけてカットするのがポイントだ。パーマ/なし。カラー/8レベルのナチュラルブラウンで外国人風の柔らかカラーに(Hair:「Double」大谷 茜)

ファイバーワックスを全体にクシャっともみ込んで毛先を遊ばせる。前髪はすき間感を作りながらラフに下ろし抜け感をアピールしよう。オン眉の前髪を自然に下ろしたら、ところどころすき間感を作ってランダムな毛先に仕上げて。

【チェンジ】ドライ質感で大胆な動きにプレイフルな魅力爆発!

大胆に毛先を動かした無造作ショートにチェンジ! ハードワックスを下から持ち上げるようになじませる。たっぷりな空気感を持たせるイメージでハードに動かしてOK! 根元からしっかり指を通して、下から持ち上げるように動かしボリュームを引き出せばOKだ。

【チェンジ】ウェットなグリース仕上げなら一気にセミフォーマル仕様に。

ウェット時にグリースをなじませて、タイトなセミフォーマル仕様に。前髪は上げつつ、全体的にリバースへの動きを意識。サイドはタイトに抑えて縦長シルエットにする。ウェット質感で大人モードが加速する。

2.無造作質感が洒落てる作り込み感ゼロの大人シックなマッシュ。

カット/旬なマッシュウルフベースは、毛先のライン感は残しつつも、重い質感だと古臭くなりがちなので、チョップカットで毛先に適度な軽さをイン。ジェンダーレスな雰囲気も兼ねられるようサイド、バックは切り込みすぎない。パーマ/なし。カラー/ハチラインをところどころプリーチし、その上に4レベルのワインレッドをオン(Hair:「RUNO」中島和弥)

ドライワックスを内側からしっかり塗布し全体を動かして。前髪は自然に分けて額を少し出すことで清潔感にリーチ。ドライワックスを全体に適量なじませたら、表面を握り込みながら動かしラフな質感に仕上げたい。

【チェンジ】ポイントのワインレッドが光るエフォートレスなマッシュウルフ。

ラフさは残しつつコンパクトなシルエットにチェンジ。オイルで毛先のパサつきを抑えたら、ハチまわりのワインレッドカラーをさりげなく引き出してアクセントに。前髪を自然に下ろしたら、顔まわりは前方にコーミングしてマッシュラインを整える。

【チェンジ】ほんのりタイトに耳かけしてジェンダーレスが気分。

バームを全体にしっかり塗布してタイト&スリークな質感に。前髪を下ろした耳かけでジェンダーレスなムードに。前髪を下ろした状態でほんのり耳かけすれば、ジェンダーレスな魅力が一層高まる。

3.注目度No.1の最新韓流ヘアは〝ガイルヘア〞でキマりだ!

カット/前下がりのマッシュベース。ハチ下は刈上げずに、レザーでレイヤー状にカットすることで柔らかく、なじみがよくなる。前髪は目にかかる長さに設定することで、アップ&ダウンのアレンジ力を持たせる。量感は減らしすぎないのが韓流ヘアのポイントだ。パーマ/なし。カラー/5レベルのブルーブ ラック(Hair:「NORA HAIR SALON」YUMA)

片方の前髪を下ろしつつ、もう片方をアップバングにしたガイルヘアは、韓国アイドルから人気に火がついた最旬トレンド。全体にジェルをなじませオールバックに。片側のみバングを下ろしてバランスを調整。

【チェンジ】ふんわりシースルーバングで韓流をジェンダーレスに味付け。

薄めに取った前髪を自然に下ろしてシースルーバングに。スプレーワックスでふんわり感をキープし中性的な魅力を引き出す。前髪のふんわりとした透け感を失わないため、スプレーワックスを吹きかけ動きをホールド。

【チェンジ】韓流の定番トレンド〝カルマヘア〞も外せない!

ナチュラルワックスをなじませて、アンダーはコンパクトに。前髪はセンターパートで分けて、カルマ風にアイロンでクセづけ。ストレートアイロンで前髪の根元を内巻きしたら、 毛先は外ハネになるようにスルー。

4.気張らないリラックスショートも技ありハイトーンで脱・没個性!

カット/アンダーは刈上げずにレザーで柔らか質感に短くカット。サイドはやや短く切り込み、トップはセイムレイヤーで少し角を残すようにカット。毛量が溜まりやすいフロントはしっかり量感を取る。パーマ/なし。カラー/根元をあけて2ブリーチ後、10レベルのホワイトシルバーをオン。さらに根元付 近を4レベルのダークグレイでトーンダウン(Hair:「LECO」AMANE)

ナチュラルワックスを全体に塗布し、後ろから前への毛流れを意識してスタイリング。前髪の中央はポイントでアップにする。サイドはコンパクトに抑え黒髪とのコントラストを強調。前髪の中央のみ根元から立ち上げる。

【チェンジ】クール男子を装うならジェルで濡れツヤを狙え!

前髪から一気にオールバックにしてクールさアップ! セミウェット時にジェルを全体にしっかり塗布。サイドはタイトに引き締めメリハリをつける。ジェルで濡れ感を引き出したら、前髪は根元からリバース方向に流し、サイドは押さえてタイトに。

【チェンジ】毛先を遊び散らしたアクティブショートが気分。

気分をアゲたい時はフェザー感をプラス。ハードワックスをまんべんなく塗布し、根元からクシャッともみ込んだら、ところどころ毛束をねじってランダムな束感に。根元から毛束を立ち上げつつ、毛先はクシャッともみ込んで、無造作な束感をメイク。

5.ウェット×リバースのコンボで男気クール度MAX

カット/フロント重めのショートレイヤーベース。前髪は目ラインのラウンド状に切っておけば左右に流したり、センターパートに分けたり、上げ下げも自在でアレンジ力が格段にアップ。パーマ/全体的に13~18mmロッドでゆるめのツイスパをオン。えり足のみ内巻きワンカールに。カラー/9レベルのナチュラルブラウン(Hair:「fifth」上原俊樹)

ハーフウェット時にグリースをなじませたら、センターパートで分けて、全体をオールバックに流す。ウェット質感でクールを装え。センターパートで分けた前髪をリバース方向に流して顔まわりをスッキリOFF

【チェンジ】甘さと色気の絶対領域! 万人ウケふんわりツイスパ。

クリームワックスとハードワックスをMIXし、カール感を引き出すように全体にもみ込む。バングは目にかかるうざバングに。前髪の生え際よりやや上のセクションを指で浮かせるようにして、ふんわりボリューミーに。

【チェンジ】韓国みを感じさせるほのかなコンマバングが旬。

センターをややずらして分けたら、根元を立ち上げてナチュラルなコンマバングに。クリームワックスで柔らかさをキープ。前髪の根元にドライヤーの風を当てて立ち上がりをキープ。毛先はコンマ風に曲げる。

6.デコ出しアップバングでグラデハイトーンに清涼感を!

カット/ショートレイヤーベース。サイドはボックス型を意識してグラデーションにカット。根元と毛先メインでセニングを入れ、あえて中間を外すことでシャープすぎない力強さのある束感を演出。パーマ/なし。カラー/1ブリーチ後、根元は12レベル、毛先にかけて16レベルに明るくなるようグラデーション状にベージュカラーをオン(Hair:「GOALD」根本健太郎)

タオルドライ後、クリームタイプのワックスを全体にもみ込み、放射状に振り散らす。前髪は根元からほどよく立ち上げる。自然なサイドパートに分け、前髪を根元から軽く立ち上げ額を出す。こめかみ部分は自然に下ろす。

【チェンジ】誰もが振り向く王者の風格。ジェントルかき上げショート。

タオルドライ後、グリースを塗布。黒目の内側幅の延長で前髪をかき上げれば、ジェントルライクなムード満点に。グリースを根元からしっかり全体に行き渡らせたら、前髪を一気にリバース方向にかき上げる。

【チェンジ】ふわっと束感×ハイトーン。ビタースウィートな意外性。

バキバキのハイトーンをふわっと寝グセ風にアレンジし、いかつさとカジュアル感をバランスよく両立させる。多めのマットワックスを全体にもみ込み、放射状に振るようにしてふんわり束感をつくる。

7.ミディアムウルフショートが醸す無造作仕立ての男の色気。

カット/レイヤーベースのショートミディアムはアレンジ万能ヘアの筆頭。もともとのクセを生かしながら、チョップカットで毛先に長短をつけながらレイヤーを入れることで、動きがつけやすい。前髪はリップラインでカット。顔まわりにもレイヤーを入れることで、ほつれるような束感をメイクすることができる。パーマ/なし。カラー/なし(Hair:「grico」寺尾フミヤ)

ミルクバームを全体になじませセンターパートに。顔まわりは細かい束感で覆うようにしてアンニュイな表情に。えり足を根元からしっかり握り込み、レイヤーによる動きとエアリーなハネ感を強調する。

【チェンジ】ノーブルな魅力が光る耳かけヘアでドレスアップ!

ラフにサイドパートで分けたら、ジェルを毛先中心になじませる。ライトサイドは耳かけしてスッキリと。ライトサイドを自然に耳にかけたら、毛先は後ろでくしゃっと握り込んでハネさせる。

【チェンジ】かき上げバングには計算づくのほつれ毛束をオン。

ウェット時にジェルを全体になじませ、オールバックでタイトにまとめる。両サイドも軽く耳かけて色気を醸す。前髪をざっくりかき上げたら、バランスを見なが ら数本毛束を顔まわりに下ろしてポイントに。

8.オイル仕上げで色気立つウェッティなミディ髪。

カット/前下がりのグラボブベース。首元がくびれるようにグラデーションでカット。軽やかな動きを引き出すため表面にはレイヤーを。結んだときに軽くなりすぎないよう、根元・中間には重さを残し、毛先はシャープに質感調整。パーマ/なし。カラー/ハチ上~表面にかけて、中間~毛先にさりげないハイライトを施してメリハリをつける(Hair:「♦at’LAV♦by Belle」宇梶祐市)

セミウェット時にオイルを毛先までなじませウェットな質感に。前髪を自然にかき上げて、髪がくずれるサマも楽しみたい。前髪は手グシでかき上げる。オイル仕上げのしなやか質感だから何度でもかき上げが可能。

【チェンジ】ジェンダーレスな魅力全開! ふんわり質感のグラボブ。

ドライ後、オイルジェリーを全体になじませ、分け目がつかないよう、自然なセンターパートに調整してラフさを演出。ジグザグにセンターパートに分けたら、えり足はクシャッと握り込み、ラフにハネさせる。

【チェンジ】団子アップはゆるさが鍵! アンニュイな男前を好演。

オイルを塗布後、サイドの髪はほどよく落としつつ、手グシでザックリと後頭部でお団子にまとめゴムで固定。顔まわりやサイドの髪はバランスを見ながら落としスッキリさせすぎないのがポイント。

9.濡れ感でリッジを効かせてスタイリッシュに攻め込む。

カット/前髪が目にかかる長さのマッシュショート。全体は重めにカットし、いい意味での野暮ったさを引き出す。トップに動きがつくように、フロント付近はハイレイヤーにチョップカット。パーマ/12~17mmのロッドで、フォワード・リバースを交互に織り交ぜたスパイラルパーマをオン。カラー/なし(Hair:「OLTA」RYOGA)

ハーフウェット時にジェルをしっかり塗布しウェッティに。アップバングのさりげないデコ出しでクールな表情をゲット。ジェルで濡れ感を出したら両サイドは手グシでタイトに抑えて、えり足のハネ感を適度に強調。

【チェンジ】外国人風のニュアンス感が肩ヒジ張らず抜群におしゃれ!

トップ中心にドライマットワックスをもみ込んで、ふんわりカールをキープ。作り込んでいないナチュラルさがポイント! トップ付近をクシャッともみ込み、ふんわりカールをマットワックスでホールドする。

【チェンジ】昭和ムードが逆に新鮮! 重さと毛流れでつくるリバースヘア。

70年代の昭和カルチャーを彷彿とさせるリバーススタイル。ブラシでバック方向にブローしたらシアバターで毛流れを整える。デンマンブラシで全体をリバース方向にとかして、面を意識しながら毛流れを整える。

この記事を書いた人
Men's PREPPY 編集部
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Men's PREPPY 編集部

プロ向けメンズビューティ誌

Hair & Beauty Trend For Professional!美容のプロのためのヘア&ビューティトレンド専門メディア。今や男性もヘア、スキンと美意識は高まるばかり。そんなニーズに応えようと頑張る理美容師に向けて成功事例をたっぷり紹介。カッコいい男性をプロデュースするノウハウがぎっしり詰まっています。
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