メンズの髪型はソフトモヒカンで決まり! 長めから短髪までおすすめ12選【2023年版男性ヘアカタログ】

かつてのたてがみのようなデザインから流行るごとに進化を遂げるソフトモヒカン。センターラインに高さを持たせてハチはタイトに。そんなシルエットはしっかり継承しつつ、カットやパーマ、カラーでバリエーションも多彩に。刈り上げとの合わせ技もすっきりとしておすすめ。2022年もソフトモヒカンから目が離せない。

1.Wダイヤモンドラインで清潔感に男らしさをプラス!

Hair:吉沢ジュン(MAISON TSUMUGI)

清潔感は必須だが、精悍さや大人の男性としての魅力も加えたい。そんな時はソフトモヒカンのひし形シルエットが有効。アップバングでアクティブさもプラス。少量のワックスを全体になじませ、アップバングとセンターを整える。

2.ヒゲもクリーンに見せるひし形フォルムの大人ソフトモヒ

Hair:鶴岡心斗(KINOSHITA GAIEN EAST STREET)

額を見せたフロントアップがビジネスシーンにぴったりのクリーンでアクティブなイメージに。大人の品性を感じさせる都会的なスタイル。グリースを全体になじませて、センターに高さが出るように整えればOK

3.コンプレックスもヘアデザインでカバーできる!

Hair:大島あかり(INTI新宿)

髪の悩みが増えるミドル世代は実はベリショが合う。額が気になるなら、あえてフロント短め、サイドに流すデザインで髪の割れをカバー。センターに高さを持たせるソフトモヒなら自然なボリューム感もプラスされる。水分の少ないパウダーワックスでボリュームを出しつつマットワックスで束感と毛流れを調整すれば◎。

4.清潔感あふれる大人のベリショ×ソフトモヒ

Hair:窪田優芽(MEN’S GROOMING SALON AOYAMA)

ほぼボウズに近いソフトモヒカン。頭の形や毛流れを意識しながらひし形シルエットになるよう長さにグラデーションをつけた好感度の高いスタイル。ジェルワックスをなじませ、最後に前髪を上げれば大人カッコよく決まる。

5.カールの持つ甘さと男らしさでメリハリを

Hair:加藤孝子(ROOTS)

センターに高さと動きを出すようミックスパーマをON。立体的な動きと躍動感で爽やかさとカジュアル感を醸し出す。トップはフォワードに、そのほかはリバースに流すようジェルを塗布。長めのソフトモヒカンは毛流れで遊べるのでスタイリングを楽しみたい人にもおすすめ。

6.ビジネスにも対応するツイスパマッシュ

Hair:貴龍(apish AOYAMA)

こちらはトップに長さを残した長めのソフトモヒ。自由度の高い職業ならツイストパーマの質感を楽しむのもおすすめ。髪をフォワードに流せばちょっとモードでシャープな印象に。バックに流せばバサッ、とした毛先の動きがスポーティに仕上がる。フォームを付けて自然乾燥させ、ヘアクリームを付けて毛先を散らせばOK

7.ONでもOFFでも技ありベリショでフレッシュに

Hair:平元真仁(THE BARBER)

フレッシュでクリーンな印象を与えるベリショレイヤースタイル。細かくていねいに入った質感テクで再現性もアップ。マットワックスをセンターに集めるように動かしながら毛先中心に付け、束感を整える。

8.カットとカラーの連動でフェザーな質感を

Hair:七五三掛慎二(OCEAN TOKYO WHITE)

サイドだけツーブロックにしたフェード系にトーンを計算しつつもあえてのムラ染めカラーが合わさってフェザーな質感を演出。カットで作り込んだ質感を生かし、オイルを付けてドライ、スプレーを振って仕上げる。長短のついたモヒカンでないがカラーの使い方でここまで攻めたスタイルに。カラーなしで遊べるソフトモヒとしてもイケる。

9.トップ長めのナチュラルモヒカン

Hair:由藤秀樹(SNIPS)

ハチ上を残してフェードに刈り上げ、クリーンに。ハチ上は程よい長さを残しつつも軽さと動きでニュアンスを表現。スーパーハードワックスを全体になじませてからモヒカンラインにボリュームを出す。スタイリング次第でビジネス仕様にも。

10.刈り上げないポンパドール風モヒカン

Hair:世良田奏大(HEAVENS)

刈り上げずしてモヒカンのパンクなイメージを再現した新感覚デザイン。コンケーブ状にカットしたフロントをポンパドール風にスタイリングしたカルチャーを感じさせるヘア。ハーフドライ時にハードグリースを根元から付け、ポンパ風にセンターに集めてセット。

11.九一パートで遊びのあるシルエットを楽しむ

Hair:中川淳也(GUZZLE HARAJUKU)

ちょっと遊びのあるソフトモヒカンを狙うなら、やりすぎないさじ加減が重要となる。フロントにウェーブを強めるなら、バックのパーマ感は抑えぎみに。フェードは見せるけれどもナチュラルにぼかす。クリームワックスを手ぐしでなじませ、91パートで立ち上げつつリバースに流して。

12.大人のアップはテーパーフェードでクリーンに

Hair:田畑佑涼(GUZZLE)

ゆるめのパーマと頭の丸みになじませるテーパーフェードの組み合わせで、いなたいアップスタイルもクリーンに見せている。ジェルをサイドに多めになで付け、グリースは全体に付けてパーマのカールをほぐす。

スタイルの担当者のサロンは取材時の所属です。

(出典:「Men’s PREPPY 20201月号~20222月号」)

この記事を書いた人
Men's PREPPY 編集部
この記事を書いた人

Men's PREPPY 編集部

プロ向けメンズビューティ誌

Hair & Beauty Trend For Professional!美容のプロのためのヘア&ビューティトレンド専門メディア。今や男性もヘア、スキンと美意識は高まるばかり。そんなニーズに応えようと頑張る理美容師に向けて成功事例をたっぷり紹介。カッコいい男性をプロデュースするノウハウがぎっしり詰まっています。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

進化と伝統、どちらもここに。「L.L.Bean」のアウトドアと日常の垣根を超える名品たち。

  • 2025.10.17

100年以上にわたり、アウトドアと日常の垣根を越える名品を生み続けてきた「エル・エル・ビーン」。誠実なモノづくりと顧客への真摯な姿勢は、現代まで脈々と受け継がれている。伝統を守りながらも進化を恐れない、その精神こそが、今も世界中の人々を魅了し続ける理由だ。 愛される理由は機能美とその誠実さ 100年...

【Punctuation × 2nd別注】手刺繍のぬくもり感じるロングビルキャップ発売!

  • 2025.10.29

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【Punctuation × 2nd】ロングビルキャップ[トラウト] 温もりのある手仕事が特徴の帽子ブランド「パンク...

“黒のコロンビア”って知ってる? オンオフ自在に着回せる、アップデートされたコロンビアの名品を紹介!

  • 2025.10.21

電車や車といった快適な空間から、暑さや寒さにさらされる屋外へ。都市生活は日々、急激な気温差や天候の変化に直面している。実はその環境こそ、自然で磨かれた「コロンビア」の技術が生きる場だ。撥水性や通気性といったアウトドア由来の機能を街に最適化し「コロンビア ブラックレーベル」は、都市生活者の毎日を快適に...

【土井縫工所×2nd別注】日本屈指のシャツファクトリーが作る、アメトラ王道のボタンダウンシャツ発売!

  • 2025.10.07

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! トラッド派には欠かせない6つボタンのBDシャツ「6ボタン アイビーズB.D.シャツ」 アメリカントラッドを象徴するア...

いつものトラッドがこんなにも新鮮に!ジャパンデニムの雄エドウインが提案する、クラシックな黒

  • 2025.10.18

“黒”という色はモードファッションとの結びつきが強い。故にトラッドスタイルとの親和性は低いように思われる。しかし、エドウインの提案する“黒”は実にクラシックである。 クラシックなトラウザーズが黒とトラッドを身近にする ブレザー、ボタンダウンシャツ、スラックス……。アメリカントラッドを象徴するアイテム...

Pick Up おすすめ記事

【Punctuation × 2nd別注】手刺繍のぬくもり感じるロングビルキャップ発売!

  • 2025.10.29

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【Punctuation × 2nd】ロングビルキャップ[トラウト] 温もりのある手仕事が特徴の帽子ブランド「パンク...

“黒のコロンビア”って知ってる? オンオフ自在に着回せる、アップデートされたコロンビアの名品を紹介!

  • 2025.10.21

電車や車といった快適な空間から、暑さや寒さにさらされる屋外へ。都市生活は日々、急激な気温差や天候の変化に直面している。実はその環境こそ、自然で磨かれた「コロンビア」の技術が生きる場だ。撥水性や通気性といったアウトドア由来の機能を街に最適化し「コロンビア ブラックレーベル」は、都市生活者の毎日を快適に...

2nd

良質な素材感とシルエットが美しい、東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。

  • 2025.10.17

東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。白黒の世界で際立つ良質な素材感とシルエットをご堪能あれ。 質感、シルエット、美しいミリタリー&ワークウエア 米軍同様のへビーナイロンツイルを使ったMA-1。軽量性・保温性・防寒性を備えたクライマシールドの中綿でスペックは現代的だが、エイジング加工によってヴ...

いつものトラッドがこんなにも新鮮に!ジャパンデニムの雄エドウインが提案する、クラシックな黒

  • 2025.10.18

“黒”という色はモードファッションとの結びつきが強い。故にトラッドスタイルとの親和性は低いように思われる。しかし、エドウインの提案する“黒”は実にクラシックである。 クラシックなトラウザーズが黒とトラッドを身近にする ブレザー、ボタンダウンシャツ、スラックス……。アメリカントラッドを象徴するアイテム...

進化と伝統、どちらもここに。「L.L.Bean」のアウトドアと日常の垣根を超える名品たち。

  • 2025.10.17

100年以上にわたり、アウトドアと日常の垣根を越える名品を生み続けてきた「エル・エル・ビーン」。誠実なモノづくりと顧客への真摯な姿勢は、現代まで脈々と受け継がれている。伝統を守りながらも進化を恐れない、その精神こそが、今も世界中の人々を魅了し続ける理由だ。 愛される理由は機能美とその誠実さ 100年...