ロロ・ピアーナ、「The I.C.E. サンモリッツ」インターナショナル・コンクール・オブ・エレガンス 2026に参加

イタリア発高品質のカシミアとウール製品で知られる「ロロ・ピアーナ」 は、権威あるクラシックカーイベントThe I.C.E. St. Moritz(インターナショナル・コンクール・オブ・エレガンス)に、3年連続でパートナーとして参加した。本イベントは、2026年1月30日・31日の2日間、氷結したサンモリッツ湖の上で開催。世界各国から自動車愛好家、コレクター、デザイナーが集い、個性豊かなクラシックカーが一堂に会した。

美と革新が交差する、氷上のエレガンス

アートとデザイン、機械としての卓越性、そしてライフスタイルを融合させる「The I.C.E. サンモリッツ」は、伝統的なコンクール・デレガンスの形式を、ダイナミックなアイスエキシビションへと昇華させたイベントとして知られる。静と動が共存する特異な舞台は、世界中のコレクターや愛好家を魅了し続けている。

クラシックカーとカーレースの世界は、ロロ・ピアーナのメゾンにとって不可欠なストーリーの一部だ。本イベントへの参加は、その長年の関係性をさらに深め、新たな章を刻むものとなった。

ロロ・ピアーナ・クラシックカーチームの軌跡

1987年から2018年にかけて、ロロ・ピアーナ・クラシックカーチームは、ミッレミリア、コッパ・ドーロ・デッレ・ドロミテ、ウィンターマラソンといった名高い耐久レースに約30ものクルーを送り出してきた。その活動を通じ、クラシックカー競技という特別な世界において、確固たる存在感を築いてきた。

今回、メゾンのラウンジ前に展示された ブガッティ・タイプ23・ブレシア(1923年) は、2011年にペブルビーチ・チェアマン賞を受賞し、2015年には日本で開催されたラ・フェスタ・ミッレミリアにも出場した名車。FIA国際歴史委員会会長であり、モンツァ・サーキット会長でもあるジュゼッペ・レダエリ氏が所有し、かつてロロ・ピアーナ・クラシックカーチームの一員として数々の栄誉に輝いた車両である。

イベントのために特別開発された限定カプセルコレクション

ドライビングへの情熱から生まれた、ロロ・ピアーナの象徴ともいえるクラシックなロードスター・ジャケット。

本来は、コモ湖で開催されるコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステの75周年を記念してデザインされたものだが、2026年の「The I.C.E.」を祝し、本イベントのために特別な限定カプセルコレクションが展開された。

メンズでは、カシミヤ・ヘリンボーン・コースヘア・ストームシステム®を使用したロードスター・ジャケット、レディスでは、カシミヤ・チェビオット・コースヘア・ストームシステム®によるロードスター・ミニ・フィールドジャケットが登場。

さらに、ツートンの綾織で表現されたカシミヤのロードスター・ハーフジップニット、プロンジェレザーのドライビンググローブ、車をモチーフにしたプリントを施したカシミヤシルクのスカーフなどもラインナップを彩った。

サンモリッツ店限定のウィンドウディスプレイ

このカプセルコレクションは、ロロ・ピアーナのサンモリッツ店舗限定で展開。雪上を滑る車をコンセプトにした特別なウィンドウディスプレイも同時にローンチされた。

メインウィンドウには雪に覆われた斜面が広がり、タイヤの跡を思わせるフロスト加工のシェブロン柄が描かれる。その中にミニチュアのヴィンテージカーが配され、イベントの世界観を象徴的に表現している。

審査員への特別な装いと記念ギフト

「The I.C.E.」コンクールの審査員は、アイコニックなグランデ・ウニタのスカーフと、メゾンを象徴するクンメルカラーのカシミヤ・ストームシステム® ベースボールキャップを着用。

今年の優勝者には、「The I.C.E. サンモリッツ」の公式カラーである限定ディープブルーのロードスターが贈られた。

プライベートディナーの開催

1月31日には、本イベントへの参加を記念し、ロロ・ピアーナ CEO フレデリック・アルノー主催によるプライベートディナーが、シャレー・サラストレインにて開催された。
この夜、多彩なゲストが集い、イベントの余韻を分かち合った。

The I.C.E. サンモリッツについて

2019年、マルコ・マカウスの発案により誕生した「The I.C.E. サンモリッツ」は、コンクール・デレガンスの世界に前例のないコンセプトをもたらした。静と動、アートとスポーツが唯一無二のロケーションで融合するこのイベントは、開催地である湖と切り離すことのできない存在として、エンガディン地方の環境と自然遺産への敬意を持ち続けて開催されている。

参加車両は厳格に選定され、その貴重な価値を守るため一般公開は制限されている。クラシックカー文化と自然環境、その双方への配慮が、このイベントの根幹を成している。

【問い合わせ】
ロロ・ピアーナ ジャパン
03-5579-5182

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ジャパンレザーの集大成がここに。AJLP始動。

  • 2026.08.06

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトが始動した。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく、革のプロフェッショナルたちがここに集結した。 ALL J...

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

Pick Up おすすめ記事

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

ジャパンレザーの集大成がここに。AJLP始動。

  • 2026.08.06

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトが始動した。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく、革のプロフェッショナルたちがここに集結した。 ALL J...

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。