進むべき方向へ導いてくれる「イヌワシの羽根」を身につける。15周年を迎えた『ラリースミス』渾身のジュエリー。

今年の9月で14周年を迎えたLARRY SMITH。15年という節目に向かい同ブランドでは新たな取組として、アイコンであるフェザーのアップデートを予定している。これまでもオフィシャルでは発表されていないが、より完成度を高めるために何度も修正を繰り返してきた。15年へ向かう今のフェザーを知っておきたい。

LARRY SMITH15年目の飛翔。ブランドとともに成長してきた羽根の今。

LARRY SMITHの旗艦店が9月で14周年を迎えた。15年という節目に向かい、創業時から展開するカゼキリフェザーを筆頭に、ブランドが強く惹かれるイヌワシの羽根をモチーフとしたフルコレクションを店頭にディスプレイ。イヌワシの羽根は手にした時に必ず真実を語り、自身と向き合うことで進むべき方向へ導いてくれるとの言い伝えがあり、ブランドとしても同じ想いを込めている。

公式にアナウンスしていないが、その技術の向上やより高い完成度を求めるために何度も修正を繰り返しており、今ある羽根が14年ほど続けてきたベストとなる。今年から来年にかけて一部のデザイン変更が予定されているが、どの時代も想いを込めて作っており、その価値は普遍である。

【DATA】
LARRY SMITH
東京都目黒区五本木2-25-10
03-5794-3755 11AM−7PM mon close
www.larrysmith.jp

Kazekiri Feather

イヌワシの羽の中でも最も重要な役割を果たす初列風切羽。日本人として世界に挑戦し、ブランドを象徴とするカゼキリフェザーには「未来を切り拓く」というメッセージ。左からスモール、ミディアム、ラージの3サイズ。

Eagle Head Feather

ブランドロゴにも象徴されるイーグルヘッドと羽根を組み合わせた当作は14年に刷新され、3代目となる。シルバー、コンビ、18Kゴールドの展開があり、目に天然石を入れることも可能。左はコンビ、右が18Kゴールド。

Natabane Feather

イヌワシの左右に1枚づつ生えている通称ナタ羽。17年に発表され、左右のデザインを展開。初列風切羽から次列風切羽に切り替わるもので、先端が鋭いのが特徴である

Kazekiri Feather (18K Gold Accent)

10年以上、製作されているカゼキリフェザーは、先端に18Kを使用したデザイン。当作はインレイ技法でアメリカ産ターコイズを取り入れた目黒店限定モデルとなっている

Inuwashibane Feather

17年に誕生した一際大きなイヌワシ羽。特に美しい幼鳥の羽を参考にしたディテールと白磨きと呼ばれる仕上げ方法により、独自のコントラストを表現している。

【DATA】
LARRY SMITH
Tel.03-5794-3755
https://larrysmith.jp

(出典/CLUTCH Magazine VOL.101 2025年11月号」)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

革ジャン職人が手掛ける、経年変化するレザーハット気にならない?

  • 2025.10.31

気鋭のレザーブランド「KLOOTCH」のレザーハットラインとしてスタートした「Brunel & Co.」独学のレザージャケット作りで磨いた革の感覚を、“帽子”という舞台で表現する──。自らの手仕事で理想の革を探求する職人が辿り着いた、新たなレザークラフトの到達点。 革ジャン職人の手が導く、生...

渋谷、銀座に続き、ブーツの聖地「スタンプタウン」が東北初の仙台にオープン!

  • 2025.10.30

時代を超えて銘品として愛されてきた堅牢なアメリカンワークブーツが一堂に会するブーツ専門店、スタンプタウンが宮城県仙台市に2025年9月20日オープン! 東北初となる仙台店は北のワークブーツ好きたちにとって待望の出店となった。 珠玉の銘品たちがココに揃う。 ブーツファンが待ち焦がれた東北エリア初となる...

「BILTBUCK」の2025年は新素材によって既存モデルを再解釈した革ジャンに注目だ!

  • 2025.11.03

伝統と革新を往来しながら、レザーの魅力を追求するビルトバック。2025年のコレクションは、オリジナルレシピで仕立てた渾身の新素材によって既存モデルを再解釈。質感と経年変化、レザーの本質的な美学を磨き上げ、洒脱な大人たち〈Hep Cats & High Rollers〉へ贈る、進化であり深化の...

“黒のコロンビア”って知ってる? オンオフ自在に着回せる、アップデートされたコロンビアの名品を紹介!

  • 2025.10.21

電車や車といった快適な空間から、暑さや寒さにさらされる屋外へ。都市生活は日々、急激な気温差や天候の変化に直面している。実はその環境こそ、自然で磨かれた「コロンビア」の技術が生きる場だ。撥水性や通気性といったアウトドア由来の機能を街に最適化し「コロンビア ブラックレーベル」は、都市生活者の毎日を快適に...

革ジャンの新機軸がここに。アメリカンでありながら細身でスタイリッシュな「FountainHead Leather」

  • 2025.10.31

群雄割拠の革ジャン業界において、カルト的な人気を誇り、独自のスタイルを貫くファウンテンヘッドレザー。アメリカンヘリテージをベースとしながらも、細身でスタイリッシュ、現代的な佇まいを見せる彼らのレザージャケットは、どこのカテゴリーにも属さない、まさに“唯我独尊”の存在感を放っている。 XI|シンプルな...

Pick Up おすすめ記事

「BILTBUCK」の2025年は新素材によって既存モデルを再解釈した革ジャンに注目だ!

  • 2025.11.03

伝統と革新を往来しながら、レザーの魅力を追求するビルトバック。2025年のコレクションは、オリジナルレシピで仕立てた渾身の新素材によって既存モデルを再解釈。質感と経年変化、レザーの本質的な美学を磨き上げ、洒脱な大人たち〈Hep Cats & High Rollers〉へ贈る、進化であり深化の...

宮城県大崎市の名セレクトショップ「ウルフパック」が選ぶ「FINE CREEK」の銘品革ジャン4選。

  • 2025.10.31

宮城県大崎市に、ファインクリークを愛してやまない男がいる。男の名は齊藤勝良。東北にその名を轟かす名セレクトショップ、ウルフパックのオーナーだ。ファインクリーク愛が高じて、ショップの2階をレザー専用フロアにしてしまったほど。齊藤さんが愛する、ファインクリークの銘品を見ていくことにしよう。 FINE C...

【土井縫工所×2nd別注】日本屈指のシャツファクトリーが作る、アメトラ王道のボタンダウンシャツ発売!

  • 2025.10.07

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! トラッド派には欠かせない6つボタンのBDシャツ「6ボタン アイビーズB.D.シャツ」 アメリカントラッドを象徴するア...

渋谷、銀座に続き、ブーツの聖地「スタンプタウン」が東北初の仙台にオープン!

  • 2025.10.30

時代を超えて銘品として愛されてきた堅牢なアメリカンワークブーツが一堂に会するブーツ専門店、スタンプタウンが宮城県仙台市に2025年9月20日オープン! 東北初となる仙台店は北のワークブーツ好きたちにとって待望の出店となった。 珠玉の銘品たちがココに揃う。 ブーツファンが待ち焦がれた東北エリア初となる...

革ジャンの新機軸がここに。アメリカンでありながら細身でスタイリッシュな「FountainHead Leather」

  • 2025.10.31

群雄割拠の革ジャン業界において、カルト的な人気を誇り、独自のスタイルを貫くファウンテンヘッドレザー。アメリカンヘリテージをベースとしながらも、細身でスタイリッシュ、現代的な佇まいを見せる彼らのレザージャケットは、どこのカテゴリーにも属さない、まさに“唯我独尊”の存在感を放っている。 XI|シンプルな...