クラッチカフェ・ロンドンで「クリンチ」のポップアップイベントが開催されました。

サッカー留学で英国に渡り、ロンドン在住時に自身のアパレルブランドを立ち上げる。そんななか、ひょんなことから日本の出版社と出会い、ブランドをやりながら、日本の雑誌やプロダクツを販売する「クラッチカフェロンドン」のディレクターに。今や日本生まれの良いモノを英国から世界に発信することになった男が送る、英国のファッション事情や、現地の人たちが着こなすジャパンプロダクツなどなどをゆるーく紹介していくのがこの記事。今回はクラッチカフェ・ロンドンで開催されたクリンチのポップアップイベントをレポート。

日本からクリンチの松浦氏も来てくれました!!

シューリペアショップ「ブラス」が展開するオリジナルブランド「クリンチ」のポップアップイベントがクラッチカフェ・ロンドンで開催されました。日本からクリンチのオーナーでありクラフトマンである松浦さんをお迎えして開催しました(すいません、経過報告になりまして……事前に告知してくれれば行ったのに! なんて言われるのかも知れませんが……。)

3日間という短い間だったのですが、ファンの方々は松浦氏との直接のアポイントメントに、かなり喜んでいました。(実は、何を隠そう、実は僕も結構なファンでして……クリンチの靴を4足所有しており、次はどの靴にしようかと悩んでいたところでした。笑)

今回はクリンチのモデルのMTO(Made To Orderで、ビスポークとまでは言えませんが)、靴のモデルを選び、革(ホースバット、ホースハイド、カーフにスウェード)、各部材(ブラスやニッケルのバックル)、ハトメの色、足の甲の部分・ワイズ等を少し大きくするなどのワガママ言い放題(?)のイベントに、皆さんとても満足してオーダーをしていただきました。

松浦氏もお客さんと直接話しすることで、ヨーロッパの方がどのようなモノに反応しているのかを、じっくりと考察されていらっしゃいました。

今回はカウボーイブーツ、「スコッティー」のローンチを行う予定が、「商品が現地に届かない」という展示会・ポップアップあるあるの問題が発生してしまい、残念ながらポップアップでのお披露目はできませんでしたが、今はお店でも販売しております(こちらよりご覧下さい)。

https://clutch-cafe.com/collections/clinch-by-brass-tokyo/products/clinch-cowboy-boots-horsebutt-brown

このブーツ、私も履き慣らしている真っ只中でございます。

履き慣れたらこちらでもまた紹介させていただきますのでご期待ください。

クリンチの展開する各モデルたち。職人の手仕事を必要とする昔ながらのハンドソーンウェルテッドを組み合わせているので、マシンメイドでは表現できない攻めた美しいラインが強調されているのが独特
気に入ったモデルをチョイスしたら使うレザーをセレクトできる。今回もホースバット、ホースハイド、カーフ、スウェードなどからさらにカラーバリエーションもあるので、自分好みのスタイルでオーダーできるのがポップアップイベントならでは
クラフトマンである松浦氏本人がフィッティングもチェックしてくれる。アッパーのハイトの高さや、ワイズの調整などもオーダーできるので、既製品では味わうことができないジャストフィットな1足を製作してくれる
直接作り手とコミュニケーションしながらオーダーできることに、イベントに来てくれた英国紳士も大満足。私もクリンチの大ファンなので、こういったイベントはまた企画したいですね。英国でクリンチファンは急増中です

【DATA】
CLUTCH CAFE LONDON
https://clutch-cafe.com

この記事を書いた人
岡部隆志
この記事を書いた人

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

クラッチカフェロンドン、アレヴォルディレクター。20歳のときに(2000年)渡英。ロンドンで過ごす時間が人生の半分を過ぎたころから日本語力が衰え始めてきた九州男児。中学生のときに購入したアメリカ製のジーンズをきっかけにアメカジにハマるも一番の好物はサッカー。将来の夢はサッカーチームのオーナー。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

遊び心とヘビーデューティ! 「ジムマスター」のアウトドア&ミリタリー

  • 2026.10.18

ほどよく力の抜けたカジュアルウエアを展開するカナダ生まれの「ジムマスター」。その真骨頂は、実は骨太なアウトドア&ミリタリーにある。ヘビーデューティな機能美を日常着へと昇華させる秘訣は、「ジムマスター」らしいほんのすこしの遊び心! カラフルな配色の裏に確かな実用性あり! 【右】主役は厚手のボアジャケッ...

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...

メイド・イン・ノーサンプトンを貫く英国靴の筆頭「Crockett & Jones」のモノづくり

  • 2026.10.21

革靴の聖地であるノーサンプトンにて1879年に初声をあげた〈クロケット&ジョーンズ〉。英国靴を語る上で欠かすことのできない同ブランドのモノづくりの現場に足を運んだ。 一足の革靴に宿る147年の歴史と誇り 革靴産業の一大拠点として名を馳せる英国・ノーサンプトン。中世から靴職人が集まり、17世紀には軍用...

世界最高峰のニットメーカー「JOHN SMEDLEY」が編むもの。

  • 2026.10.20

イングランド中部、リーミルズの自社工場で240年以上前からニットウエアを作り続ける〈ジョン スメドレー〉。1784年に創業した同ブランドが編んできた歴史と伝統が息づく場所で彼らが編むものとは。 240年の伝統と魂が息づくファクトリー 英国のトラッドブランドとして群を抜く歴史を持つのが〈ジョン スメド...

HISTORY OF B.V.D. 着心地を追求した150年

  • 2026.10.20

1876年、ニューヨークで誕生したB.V.D.。風を通すゆったりとした肌着から、水着、街や休日を彩るシャツまで。その歩みを貫くのは、日々を心地よく過ごすための工夫だ。時代ごとの広告や製品を手がかりに、着心地を追求してきた150年をたどる。 HISTORY OF B.V.D. 1876年 ニューヨーク...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

原毛から生地まで。一貫生産を守る英国生地の名門「ムーン」とは?

  • 2026.10.19

服を突き詰めていくと辿り着くのが生地。トラッド好きなら一度は耳にしたことがあるであろう英国の名門が「ムーン」だ。羊毛から紡績、染色、織布を一貫して行う英国最後の生地メーカーが誇る伝統のモノづくりに迫る。(写真は、生地の製造において重要な“織り”の工程。タテ糸とヨコ糸をゆっくりと交差させ、チェック柄が...

HISTORY OF B.V.D. 着心地を追求した150年

  • 2026.10.20

1876年、ニューヨークで誕生したB.V.D.。風を通すゆったりとした肌着から、水着、街や休日を彩るシャツまで。その歩みを貫くのは、日々を心地よく過ごすための工夫だ。時代ごとの広告や製品を手がかりに、着心地を追求してきた150年をたどる。 HISTORY OF B.V.D. 1876年 ニューヨーク...

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...

遊び心とヘビーデューティ! 「ジムマスター」のアウトドア&ミリタリー

  • 2026.10.18

ほどよく力の抜けたカジュアルウエアを展開するカナダ生まれの「ジムマスター」。その真骨頂は、実は骨太なアウトドア&ミリタリーにある。ヘビーデューティな機能美を日常着へと昇華させる秘訣は、「ジムマスター」らしいほんのすこしの遊び心! カラフルな配色の裏に確かな実用性あり! 【右】主役は厚手のボアジャケッ...