幼少期からアメリカンカルチャーに触れてきた店主がもてなす「バルバ トウキョウ」|東京・神田

正統派理髪店で腕を磨き、幼い頃から憧れ続けたアメリカンカルチャーを体現したオールドアメリカンバーバー「THE BARBA TOKYO」をオープン。アンティーク家具を基調とした落ち着きのある大人の空間は、連日大盛況で、著名人も多く通う人気店だ。

10年間で5店舗をプロデュース。

ピンストライパーのSUGISACK氏に描いてもらったというウインドーのサインボード。「BARBA」とはラテン語で「ヒゲ」を意味する言葉。バーバーの語源となった言葉でもあるという

銀座『マツナガ』で腕を磨いたTOMさんが、東京・神田にTHE BARBA TOKYOをオープンさせたのが2013年のこと。幼い頃から映画好きの父親の影響で『イージーライダー』や『バック・トゥ・ザ・フーチャー』など、アメリカ映画を観て育ったという彼は、物心ついた頃にはすでにアメリカンカルチャーにどっぷり。バイクやクルマはもちろん、気づけばファッションも古着を好むようになっていたという。

そんな彼が営むショップは、オールドアメリカンスタイルのバーバー。店内はアンティーク家具を基調とした落ち着きのある大人の空間へと仕上がっている。連日予約が埋まるほど人気店であるTHE BARBA TOKYOは、有名スポーツ選手を含め、著名人も多く通うことでも知られている。

そのほかバーカウンターを設けた地下のショップとバーバーとダイナーが併設されたショップなど計5店舗。全て彼のライフスタイルを象徴する空間へと仕上がっている。

「THE BARBA TOKYO」代表・TOMさん|自宅のガレージ内に置かれる 1954年製のChevroletベルエ ア・コンバーチブルはコンディションも抜群。「子供ながらに憧れていたベルエアも購入しました」
バーバーに必須の道具がプリントされたカットクロスはAloha Blossomとのコラボ。「オリジナルのグラフィックを使って仕事用のシャツも作ってもらいました」

まずは本店「THE BARBA TOKYO」の内部を紹介!

オフィス街で知られる東京・神田に位置するTHE BARBA TOKYO。昔ながらのバーバーポールとTOM氏の愛馬であるショベルヘッドがショップの目印となっている。

レンガ作りの壁面にひと際目を惹くのが、額装された道具。TOM氏が修行し、原点とも言える銀座マツナガのマスターから譲り受けたものだとか。

壁面にはアンティークのアートやバッファローホーンなどのオブジェが一面に飾られる。オールドアメリカンな空間を創り上げるアートピースとなっている。

DATA
東京都千代田区内神田3-4-12 トーハン第7ビル1F
TEL03-3525-4857
営業/10:0020:30(平日)、10:0019:00(土日祝)
休み/月曜
http://thebarbatokyo.com

続いて2号店「THE BARBA TOKYO B1」の内部を紹介!

THE BARBA TOKYOのすぐ真裏に2号店としてオープンした「THE BARBA TOKYO B1」。地下へと降りる階段が、知られたくない隠れ家のようで男ゴコロをくすぐる。

B1」の店内でまず目に入るにが大きなバーカウンター。タイル張りの壁面にアンティークの什器、照明など、すべてオーナーであるTOM氏が店舗デザインを担当した。

壁面には数々の著名人たちのサインが落書きのように描かれている。アンティークの照明にかけられているジャージには、柔道の向井選手と阿部選手が描かれている。

DATA
東京都千代田区内神田2-7-14 トーハン第2ビルB1F
TEL03-6883-3013
営業/10:0020:30(平日)、10:0019:00(土日祝)
休み/月曜
http://thebarbatokyo.com

ダイナー併設の「THE BARBA TOKYO DINE」の内部を紹介!

壁一枚隔ててバーバーとダイナーが併設された新スタイルの店舗。内観はコンクリートとアイアンで統一した男らしい空間へと仕上がっている。

バーバーの店内には鉄製の大型シェルフが置かれ、壁面にはバイクに関連したヴィンテージのサインボードや希少なヘルメットなど、オーナーの私物がオブジェとして飾られている。

ダイナー側、バーバー側と両方にエントランスが設けられているの大きな特徴。入り口には大きな観葉植物とヴィンテージのバイクが複数台飾られ、オールドアメリカンな雰囲気が漂う。

ガラスにはダイナーならではのシュリンプにハサミが刺さったイラストがハンドペイントで描かれている。散髪ついでにランチも堪能できる。

DATA
東京都千代田区岩本町3-5-8 シティプラザビル1F
TEL03-5823-4903
営業/10:0020:30(平日)、10:0019:00(土日祝)
休み/月曜
http://thebarbatokyo.com

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CLUTCH Magazine 編集部
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