趣味が詰まった空間で男を磨くクラシックバーバー「ヘアファクトリー ナチュラルスタイル」|静岡・清水

2004年に静岡・清水にオープンした「Hair Factory Natural Style」は、オーナーの宮田貴士氏が一人で営業しているバーバーショップだ。内装から小物に至るまでアメリカンカルチャーに溢れた空間は、まさに趣味が詰め込まれたガレージのような空間。髪を切るだけではない、ライフスタイルを交流させる大人の社交場でもある。

18年前にオープンした、老若男女から愛されるバーバーショップ。

ブルーで統一した外観に大きなラットフィンクのオブジェが目印。店前のビーチクルーザーは近所の移動の足として使っている、ヴィンテージのWestern Flyer

静岡県の清水にあるNatural Style。約20年前に代表の宮田氏がスタートさせ、一人で営業を続けている。それゆえ、店内はアメリカのおもちゃや楽器、アートワークなど、宮田氏の趣味が詰め込まれたガレージのような空間。オープン当初から自分の好みの変化に合わせて置いてあるモノも変わっているのだそう。

宮田氏は10代の頃に古着やアメリカンカルチャーにのめり込み、大人になって乗り始めたワーゲンをきっかけに背景にあるカスタムカルチャーにも興味を深めていった。

「Hair Factory Natural Style」代表・宮田貴士さん|’04年、父親が経営する理髪屋に併設してナチュラルスタイルをオープン。LAに約3週間滞在して、アメリカの空気感を体感しながら現地のバーバー視察を行うなど精力的に活動中

「ココは子供から年配の大人まで来る町のバーバー。ただ髪を切るだけでなく、自分のライフスタイルを見せて、様々な趣味に興味を持つきっかけになってもらいたいですね」

今の愛車である’57年式ビートルで内装をバーバー仕様にカスタムしたアルミトレーラーを牽引してカーイベント会場に自走し、その場でカットを行うなどユニークな演出でも注目を集めている。

宮田氏が得意とするのはバーバースタイルのフェードの繋ぎ部分をレザー(剃刀)を使って馴染ませるレザーカットと呼ばれる技術。フェードの段差をボカして自然な仕上がりになる

Hair Factory Natural Style」の内部を紹介!

チェッカーフラッグ柄のフロアに加え、ウッドを多用した内装はクラシカルながらも暖かみを感じる空間。壁には趣味に纏わるイラストやポスター、仲間との写真が飾られている。

ファサードに描かれるゴールドリーフと手書きのレタリングは清水のクルマのカスタムショップ、VANNUYS AUTOMO TIVEAKIRA氏が手掛けたもの。

紫外線でハサミやレザーなどを消毒するSTERILIZER製のヴィンテージの消毒器。おそらく’70sだと思われるが、現役で活躍中。シンプルなデザインがインテリアとしても

ホースシューや8ボール、ダイスなど、アメリカントラディショナルの定番のモチーフとレザーを組み合わせたイラストは、宮田氏の右胸に入るタトゥーの原画を仕上げたモノだ。

カウンターの棚の中は趣味のフィギアが所狭しと並ぶショーウインドー。ラットフィンク物をはじめ、新旧問わずアメリカのおもちゃのコレクションがディスプレイされている。

クリッパーモチーフのホットロッドをイメージしたイラストもVANNUYS AUTO MOTIVEAKIRA氏によるモノ。オリジナルロゴとして様々なアイテムに使用している。

イラストやフィギュアなど、カーカルチャーにまつわるアイテムが店内に数多くディスプレイされている。右はREVELL社のプラモデルの箱を額装したユニークなアイディアだ。

各社のポマードの成分を研究した上で、自ら材料を調合して作ったオリジナルポマード。何十回も失敗を繰り返して理想の配合にたどり着いたとか。剛毛な髪質にも合うハードタイプ。

宮田貴士さんのイチ押しスタイル。

オーソドックスなサイドパートのポンパドール。刈り上げはやや低めのハイフェードで、フロントを長めに残してボリューム感を持たせ、フロントのみメッシュコームでスジをつけて立ち上がりの流れを強調している。

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CLUTCH Magazine 編集部
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