耐久性よりも軽さを重視したものが理想。

「理想のワークウエアは、職種よって変わってくると思います。私の場合は、屋内で座って作業することが多いので、耐久性よりも軽さを重視していますね」
そう語るのは、オーナーであり、デザインから底付けまで行う松浦氏。おっしゃるように、松浦氏の仕事では、ある程度の耐久性は、不可欠であるが、それよりも動きやすさを優先した方が効率的なワークウエアになるのだ。
「BSC Uniformはあえてライトオンスの生地がメインです。あとは必ずセットアップで作ること。余計なコーディネートを考えなくてよいのもワークウエアの醍醐味かと(笑)。一方のブーツは、耐久性と履き心地を両立させるために手間を掛けたハンドソーンウェルテッド製法が基本。足馴染みも良く、これが理想です」
BSC Uniform Denim Short Coverall
松浦氏が所有するヴィンテージをベースに、ライトオンスデニムでシンプルに再構築。生産はOld Joeが手掛けている。¥50,600_
BSC Uniform Moleskin Half Zip Jacket
ヨーロッパのワークウエアをベースにしたプルオーバータイプのジャケット。秋冬にぴったりなモールスキンを使っている。¥46,200_
BSC Uniform Denim Utility Trousers
ワイドシルエットのデニムトラウザーズは、米国海軍のユーティリティトラウザーズがベース。あえてミニマルに仕上げているのがポイント。¥39,600_
BSC Uniform Moleskin Work Pants
2タックの上品なワイドシルエットが映えるワークパンツ。セットアップで着用できるよう、ハーフジップジャケットと同じモールスキンを使用。¥37,400_
CLINCH Boots& Shoes Conrad Boots
1904~’17年に製造されていたMarching shoesに見られるパターンカットを踏襲したデザイン。アッパーはワックスドホーススウェード。¥176,000_
【DATA】
Brass shoe co.
Tel.03-6413-1290
http://www.brass-tokyo.co.jp
※情報は取材当時のものです。
(出典/「CLUTCH2022年12月号 Vol.88」)
Photo by Kazuya Hayashi 林和也 Text by Shuhei Sato 佐藤周平
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