国家公務員に支給されたタフなワークジャケット。
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ここ数年で価値が急騰したフレンチヴィンテージ。その中でも人気なのが、コルビジェジャケットと呼ばれるレザーコートだ。その出自は高価ではなかったとAubergeの小林氏は解析する。
「この手のコートはフランスでは定番で、20世紀初頭に飛行服やカーコートとして着用していた写真が確認できます。その後はワークジャケットとしても活用され、公務員などにも支給されていました。写真で見る限り、コルビジェが着ていたのは、このタイプ。雑なラッカー塗装で、品質の高くないが、惹かれるものがあります。この雰囲気を再現しつつ、日本の高い技術と素材で再構築しました」
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Auberge Le Corb
当時の剥がれやすいラッカー塗装や大きな成牛ならではのシボなどの荒々しい雰囲気を再現するために、ベジタブルタンニンのマウンテンゴートを使用。特徴的なウールを使った上襟などもしっかりと再現している。’18年のファーストコレクションでリリースし、定番の型として、様々なファブリックで展開している。なんともいい風合いだ。参考商品
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【DATA】
AUBERGE
Tel.03-3770-5931
https://auberge.shop
(出典/「CLUTCH2022年10月号 Vol.87」)
Photo by Masahiko Watanabe 渡辺昌彦 Text by Shuhei Sato 佐藤周平
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