【業界人の愛用品】新旧問わずスタイルに織り交ぜる。|THE FAT HATTER/菊地章仁さん

なかなか見る機会のないファッション業界の著名人の愛用品。ここではその理由やもの選びの基準とともに、愛用品の一部を紹介。同時に最近ハマっているものも聞いた。

コレと決めたら愛用し続ける性格。

2016年に自身のブランドTHE FAT HATTERを設立。クラシカルなハットからカジュアルなキャップまで、またアパレルラインであるMr.FATMANの企画も手掛けている

トレンドに関係なく、いつの時代も長く愛せる良質なプロダクツだけを買い続けていたいというTHE FAT HATTER代表の菊地氏。自身の好みはあるにせよ、定番アイテムと言われるアイテムをこよなく愛し、それを使い続ける男気のある性格は実に心地よい。

「ショップの内観やブランドコンセプト自体、1950年代のアメリカのハットショップをイメージして、世界観を表現しているので、自分のライフスタイルを含め、身に着けるものもその時代背景に沿うように意識しています」。

彼にとってヴィンテージへの尊敬の念はあるにせよ、現行のプロダクツとの垣根はなく、新旧関係なく、織り交ぜるのが菊地流。

「モノの本質を見極めることができるのが一番ですよね。ボクの場合、憧れのアイテムはこそありますが、ブランドだけで判断せず、一度、確かめてから、自分なりの解釈で選ぶようにしています。これと決めたらずっと使い続ける性格で、ストックも含め、好きなものが買えなくなってしまったら嫌なので、同じものでも大体複数個所有するようにしています」

「THE FAT HATTER」菊地章仁さんの愛用品。

1.COAT/Burberry Prors

1970 年代後半のBurberry Prorsumのトレンチコートは、パリのヴィンテージショップで購入。「ルパン三世の銭形警部が設定上、着ているコートで、1度は着てみたくて12年ほど前に買いました」

2.HAT/THE FAT HATTER

ベストなサイズで自分好みにオーダーしたティアドロップ型のハット。「160gのビーバー100%の生地で作り、素材自体が別注素材なんです。あくまでもボクが好きなフォルムで、4年前に作ったものです」

3.JACKET/GROOVIN HIGH

人生初のレザーライダースジャケットとして選んだのはGROOVIN HIGHの1着。「体型の大きな自分サイズが新品で買えることが嬉しくて。ゴートスキンなので着用しやすいのが気に入っています」

4.BELT/HTC

ベルトはHTCしか着けないと決めているため、複数本所有。「特に見える部分ではないのですが、ベルトで迷うのも嫌なので。ジーンズやスラックスなど、穿くパンツによって太さを変えています」

5.WATCH/ROLEX

このモデルを探すために3年ほど要したというROLEX。「フジツボのマットダイヤルでUSジュビリーのGMTマスター。普段ベージュとかブラウンの服装が多いので、このトーンで着けられる時計を探していました」

最近買ったもの、ハマっているもの

他のレザーの種類まで許してしまうと好き過ぎて、収拾がつかなくなりそうなのでALDENはコードバンしか買わないと決めているのだとか。基本はベージュ系統の色が多い。

(出典/「CLUTCH2022年8月号 Vol.86」)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

Pick Up おすすめ記事

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...