2015年にオープンしたCPCM(Crafts and Perma culture Country Mall)。時を経て、CIAO PANIC COUNTRY MALLとしてリニューアルを果たし、セレクトに一層の磨きがかかっている。週末、平日問わず人の往来が絶えない原宿・明治通り沿いに面し、1階、2階の2フロアで構成されており、カフェスペースも併設。店内には作り手の温もりが感じられるモノを中心に、アメリカを始め、ヨーロッパなど世界各国から集められたウエア、雑貨、家具、ヴィンテージアイテムの数々、そしてショップのコンセプトを色濃く反映させるオリジナルプロダクツなど、ライフスタイル全般を網羅することで、以前にも増し、業界でも類を見ないショップに。
ヴィンテージのフライトジャケットやモーターサイクルジャケットのリプロダクトで知られるLost Worlds。すべてニューヨークの自社工場で製作される。
ショップ奥のヴィンテージ什器には、Tシャツ、スウェットを始め、流行に関係無く、カジュアルスタイルの定番アイテムとして愛され続けてきたアメリカンヴィンテージウエアが並べられる。
モロッコで作られている伝統的なバスケット。緻密な計算のもと表現された繊細な柄は、現在でも手作業のみで作られている。多目的なバスケットだがオブジェとしても存在感を発揮する。
チェア、テーブルなど、国内外の作家ものから、ヴィンテージまで幅広くセレクトするのもCIAO PANIC COUNTRY MALLの特色。充実したライフスタイルを送るにふさわしい道具のひとつ。
2階のフロアは、床面に白木が配され、什器もウッドを使用し、温かみのあるナチュラルな空間へと仕上がっている。ここには、製造国、年代、スタイル問わず、伝統的でジャンルレスなアイテムたちがそろっている。
年代物のヴィンテージアートやサーフボードとともに、コーナー展開するのは、使い込むたびに美しいエイジングを魅せるレザーやヴィンテージファブリックを使用したアイテムたちがアイコンともなっているブランド、RTHからのプロダクツ。
1階の入り口にはカフェスペースが併設される。先日のリニューアルによって、テーブルやチェアが置かれ、やや広めに確保されたこの空間では、ショップに訪れた人たちが腰を下ろし、くつろげるスペースとなっている。
昔ながらに作られている国内の作家ものを中心に多くの陶器をそろえている。
右/プレート(翁明窯元)…6156円、中/ポット(山の口焼)…9180円、左/プレート(羅以音窯)…3132円
リング、バングル、ペンダントなどナバホ族を筆頭にヴィンテージから現代アーティストが手掛けるネイティブアメリカンジュエリーも豊富にそろっている。写真はDewey Nelsonのもの。
ユーズドリメイクやオリジナルウエアのほか、ウィメンズのヴィンテージウエアに特化したフロアも魅力。デザインはもちろん、当時のファブリックなど1点ものと巡り会えるのもうれしい。
【DATA】
●CIAO PANIC COUNTRY MALL(チャオパニック・カントリーモール)
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-22-1-2F(6-12-22-1-2F Jingumae Shibuya-ku, Tokyo)
営業時間:11:00~20:00
電話:03-3406-1104
http://cpcm-shop.com
※本ジャーナルは、CLUTCH BOOKSより発行している『TOKYO SHOP STYLE』を再編集したものです。
(出典:『CLUTCH web』、写真:Shingo Oura 大浦真吾、文:Tamaki Itakura 板倉環)
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