ヨーロッパ最大のデニムの祭典ともいえる『デニムプレミエールビジョン』が、今年も11月にパリで開催される。世界のデニムファクトリーとしての日本の認知度がますます高まるなかバルセロナで開催された前回は、世界各国から数多くのデニムブランドや生産段階のかかわる繊維ファクトリーなどが集結。その中でも、生地づくりからこだわりを持って生産する日本有数のデニム製法は注目され続けている。
フランス・パリに回帰してデニムを取り扱うブランドやバイヤー、インディゴの奥深さと知識を必要とする人々が集まるこちらのイベントは、今回で第6回目の開催となる。イベント主催国であるだけにますます多くの来場者で盛り上がりを見せるのではないかと予想できる。
なぜ、いままたパリに戻るのか
今、また開催地をパリに回帰する理由は、「ファッションの中心地としてのポジションを固持し続ける都市であり、世界の中心地から人々はアクセスもしやすい。まさにデニムの商業的な街として認識できるから」とデニムプレミエールビジョンのディレクターである、シャンタル・マリングレーはインタビューで話している。東京からは少し離れているパリではある。しかし例年日本から多くのデニムブランドが出展し、ヨーロッパを中心に各国から集まった多くの来場者の視線を集めていたのが印象的だ。前回と同様に、プレスブースとして出展するクラッチマガジンもその熱気を帯びた展示会の様子を是非こちらのウェブで皆様にお届けしたい。
デニムプレミエールビジョンは、パリ・イベント・センターで11月2(水)、3日(木・祝)の2日間にわたって開催予定。
イベント出展希望、来場者はサイト内にて登録可能。
(Photo by 岡部隆志、Text by CLUTCH Magazine 編集部)
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