ベルリンで出会った最新注目プロダクツ#1

  • 2021.11.01  2016.08.17

去る6月28・29・30日にドイツ・ベルリンで開催されたファッショントレードショー「SELVEDGE RUN」。このショーには、ヨーロッパ、アジア、アメリカなど世界各地からクラフトマンシップあふれる良質なヘリテージブランドが集まる。会場はビールの醸造所として19世紀に建てられた旧い建物で、雰囲気も抜群だ。
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特にヨーロッパ勢は日本にまだ紹介されていないブランドが多く、まさに新しい出会いの宝庫。そんなSELVEDGE RUNで出会ったグッドブランド、グッドプロダクツを2回に分けて紹介する。

【1】SHOEPASSION

ベルリンに拠点を置くレザーシューズブランド。内羽根式のフォーマルなドレスシューズから、遊び心のあるコンビシューズやエキゾチックレザーを用いたシューズなど幅広いラインナップが魅力。とはいえ品質に妥協はなく、グッドイヤーウェルト製法を用い、スペインやイタリアの工場で生産している。なかでも目を惹いたのがこちら!
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一見普通のカジュアルレザーシューズだが、ライナーにラムのファーを使用しているのだ。ブースではブーツバージョンの断面図を展示。見るからに温かそうな構造だ。
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ベルリンの冬は寒い。だがエレガントな足元はキープしたい。そんな悩みを解決する優れモノである。
www.shoepassion.com

【2】A.B.C.L. JAPAN

日本製の上質な生地をイタリアの縫製技術で仕立てるクロージングブランド。伝統・定番・モダンの融合を目指している。そんな彼らのモノ作りの真髄は、メンズウエアの基本アイテムであるシャツにしっかりと表現されている。生地はふわふわと肌触りがよく、シングルニードル仕様のため着た時も快適で、見た目も上品。1枚で着られるデザインも見事である。
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http://www.imgrum.net/user/abcl.japan/787291649

【3】S.F.K.

台湾のショップFaith Co.が展開するオリジナルレザープロダクツブランド。レザーの経年変化を存分に楽しめるシンプルなもののほか、ミリタリーやワークなど少しデザイン性をもたせたバッグなども作り、積極的にコレクションを増やしている。
こちらは幅40cm、高さ30cmほどのメッセンジャーバッグで、元々は右のヌメ革の状態。オーナーのKartが2年間使用して、左の色味に変化した。バイクに乗る時に使っていたので通常よりも変化が早かったとのこと。見事な色合いである。
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http://www.woo-life.com/faith
単に見た目のデザインだけでプロダクツの良し悪しを判断できないのが、ヘリテージブランドの面白いところ。素材は?製法は?デザインソースは何?と聞いていると、1つのブースで30分は優に過ごせてしまう。次回の記事も、SELVEDGE RUNで見つけた興味深いプロダクツやブランドをまだまだ紹介していくのでご期待を。
〇SELVEDGE RUN
http://​www.selvedgerun.com
(Photo & Text by CLUTCH Magazine 編集部)
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2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

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