女性向けヴィンテージを探しに、 ニューヨークで開催された”MANHATTAN VINTAGE”行ってきました!

ヴィンテージやメンズ並みの作り込みがされた洋服を、女性らしくセクシーに着こなす。そんな女性たちが、『CLUTCH Magazine Vol.48』の特別企画“CLUTCH Magazine for Women”では32ページにわたって登場している。
そして、その世界観に惹かれるCLUTCH WOMENならば気になるイベントが、ニューヨークはマンハッタンの一角で開催された。ウィメンズのヴィンテージショー”MANHATTAN VINTAGE”である。

ニューヨーク・マンハッタンで開催する、ヴィンテージショーとは?

「告知メールには’90s Forever”という文字が躍っているけど……?」と多少の不安はあったものの、楽しそうなイベントであることに変わりはない! ブルックリンで日中の取材を終わらせたのち、急いでマンハッタンへ移動。
会場は広すぎず狭すぎず、80ブースほどが出店していた。
春のビンテージ-1-1200
春のビンテージ-2-1200
入った瞬間に飛び込んでくるのはカラフルなワンピースやブラウス、ド派手なアクセサリーにシューズ。ウィメンズヴィンテージならではの楽しみが目の前に広がる。
春のビンテージ-3-1200
春のビンテージ-4-1200
春のビンテージ-5-1200
「このゴージャスさを待っていました!」と興奮気味にブースを回った。コスチューム用のドレスや小物なども中には並んでいたが、十分デイリーに着ることができるアイテムばかり。

注目したのは、こちらのヴィンテージレース!

春のビンテージ-6-1200
春のビンテージ-7-1200
春のビンテージ-8-1200
春のビンテージ-9-1200
春のビンテージ-10-1200
春のビンテージ-11-1200
中でも目をひいたのは、ヴィンテージのレースブラウスで、どのブースも数多くそろえていた。細部まで手の込んだレース編みやビーズ刺繍、いまにも破れそうな繊細な生地と、ヴィンテージにしか表現できない美しさが漂う。このショーで見かけたブラウスは、1900年〜1920年代に作られたものが多かった。約100年経った今でもこれほど綺麗に残っているなんて……。
毎年春になるとレースブラウスやメキシカン刺しゅうスモックが気になるわけだが、特に最近はボーイッシュなアイテムがトレンドだからこそ、こんなヴィンテージのレース&刺しゅうアイテムを持っているとお役立ち。デニム、ファティーグパンツ、チノと、案外何にでも合う。
日本のヴィンテージショップでも比較的手に入れやすいので、ぜひ探してみては。
今後のMANHATTAN VINTAGE開催予定はこちらで確認を。
https://manhattanvintage.com
マンハッタンという大都会は、最先端のコレクションがいち早く到着する一方、こうしてヴィンテージのイベントも大々的に行う。「新しくなくてはいけない」「旧いものがエラい」そんな決めつけのない自由な空気が流れている街なのだと、改めて実感できたイベントだった。

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

Pick Up おすすめ記事

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...