【ポイント①】タグで年代が判別できる
タグのデザインから1960年代ごろと判別できるロックマウントの定番ウエスタンシャツ。イエローカラーが際立つ平織り生地を使っており、薄手ながらもタフな仕上がり。胸のノコギリ型のフラップや装飾性のあるバックスタイルのウエスタンヨークなど、カウボーイシャツの醍醐味が詰まったグッドデザインとなっている。
【ポイント②】華やかなウエスタンヨーク
1930年代に西部劇が流行り、カウボーイはアメリカンアイコンに。その影響もあり、ウエスタンスタイルはブームから“アメリカを象徴するスタイル”に。象徴的なウエスタンヨークは耐久性だけでなく、デザインも凝っている。
【ポイント③】フラップのデザイン
ウエスタンシャツの大きな特徴が、牛の角が引っかかった時に、力を逃すことができるスナップボタン。30年代からは装飾性が強くなり、パールボタンが定着。ポケットのデザインも凝っており、ノコギリ型がスタンダードだ。
【ポイント④】スナップボタンのカフス
フロントやポケットだけでなく、カフス部分にもパールを用いたスナップボタンが使われている。馬に乗るため、ソデが長く設定されているので、ハーレー乗りとも相性がよく、バタつきも防いでくれる。カフスのカラーを切り替えるデザインもあり、華やかな印象だ。
(出典/「CLUB HARLEY 2025年8月号」)
text&photo/S.Sato 佐藤周平 問い合わせ/ミスタークリーン TEL090-2206-1755 https://kurikurivintage.shop-pro.jp/
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