純正愛と洒落感が共存する夏のバイカースタイル
池田孝弘さん/2012 FLSTN
「ずっとこのモデルを探していたんです」と話す池田さんは、純正のスタイルにほれ込み、カスタムは最小限に留めているという。フラットヘッドのウォバッシュベストやアクセサリーで、シンプルになりがちな夏の装いにアクセントをプラス。車両に負けないゴージャスな着こなしもお見事だ。
共に時代を越えてきた愛着たっぷりの相棒
ケイさん/1979 FLH1200
1990年に購入して以来、乗り続けているケイさん。サドルバッグは後付けながら、年代を合わせて当時モノをセレクト。外装はオリペンをキープ、長年の愛着が滲み出ている。
古着ミックスのバイカーコーデ
布施宏樹さん/1988 XLH883
「できるだけ旧く見せたい」と語る布施さんは、ヴィンテージデザインのパーツでカスタムを追求。コーチJKTやハングロールした足元など、ルーズな着こなしも車両の雰囲気としっかり調和している。
プロならではの仕上がりに注目
Sunao Owakiさん/1953 FL
「プライドロック」のビルダーSunaoさん。ノースカロライナで見つけたサバイバーをベースにチョップ。ファインシックスのTシャツにウエストライドのシャツをさらりと羽織った着こなしも◎。
70sから抜け出たような佇まい
Hippieさん/1975 FLH
その名の通り70年代スタイルを愛するヒッピーさん。車両も当時のノーマルをキープし、サドルバッグには当時モノのオプションパーツをセレクト。こだわりの詰まった一台は完成度も申し分なし!
キャンプ道具満載のXLCH
駒形陽平さん/1977 XLCH
もともとカスタム済みだったXLCHだが、ハンドルやシート、シッシーバーを自ら手がけて快適仕様にアップデート。シックなカラーリングの車両だからこそ、鮮やかな着こなしがグッと映えている。
誰よりも速いパンヘッドを目指しています!
ケンセイさん/1965 Panhead
ミクニ製HSRキャブやWキャリパーを装備し、リアホイールも18インチ化と、最速のパンヘッドを目指して製作中というケンセイさん。47年式インディアンのタンクをナロー化するなど、スタイリングにも強いこだわりが光る。
服もバイクも時代を合わせたカルチャーを感じさせる着こなし
マッピーさん/1968 Early Shovelhead
黄色いTシャツでGベストを引き立てるテクニカルな着こなしは、ぜひ参考にしたい。アーリーショベルはほぼノントラブルの上質個体で、エイプハンガーやアップマフラーを備えたスタイルがファッションとも好相性だ。
ラフなコーデの足元は重厚なジョブマスター
Suiさん/1949 FL
黒Tとワークパンツのラフなスタイルに合わせたブーツは日本で限定発売されたブラックホースハイドを用いたジョブマスター。愛車のパンヘッドは「LUCK」杉原さんの協力を得て、セルフビルドした渾身の一台だ。
気品漂う素材使いのリミテッドモデル
東賢一さん/1993 EVOLUTION
「ZON」がビルドしたエボリューションチョッパーに乗る東さん。ラフなコーデに合わせたブーツはツートーンのジョブマスター。バーラップレザーとクロムエクセルレザーのコンビによる上品な表情が◎。
レーシングシャツが主役の夏のレザーコーデ
服部将成さん/1964 FLH
ピンストライプによってラインが強調されたモールディングフレームにパンショベルを搭載する70sスタイルのチョッパー。白Tにエリなしのレーシングシャツを合わせた、ラフなレザーの着こなしがクールだ。
4速スポーツはトルクフルで軽快! 走りに行くのが楽しくなります
松浦純也さん/1988 XLH883
「4速スポーツに興味があって手に入れました」と語るのは、静岡スポーツスターミーティングを主催する松浦さん。XL1200Sのフォークに換装し、ワンオフのトラッカーシートを装着。7本スポークのキャストホイール、スーパートラップマフラーにカスタマイズした。軽快なところがお気に入りで、コンビニから遠出まで大活躍している。
(出典/「CLUB HARLEY 2025年8月号」)
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