メガネが似合う、最新アメカジコーデを押さえよう!

王道のアイビースタイルも、2トーンのメガネとウエスタンシャツでグンと抜け感アップ。袖のボタンと時折胸元から覗くヨークやポケットの形状でさりげなくそれと分からせる。これぞ大人のハズし。

色もデザインもカジュアルなスウェットパーカには、思い切り上品なラウンドシェイプのメタルフレームを合わせる。旧きよきアメリカントラディショナルの世界から飛び出してきたようなカレッジスタイルの完成である。

「オルテガ」のチマヨベストは、いま気になっているアメカジアイテムのひとつ。カジュアルさを強調するセルフレームより、クラシック感を際立たせるセル巻きメガネが好相性。ヴィンテージ調のカバーオールはカジュアル度が高く、合わせるものもそれなりに抜け感がないとバランスが悪い。例えばメガネは流行りのカラーレンズがちょうどよさそうだ。

メガネを含む上半身がいつものトラッドスタイルであったとしてもペインターパンツを合わせるだけで実に新鮮に見える。たとえペイントが入っていても、ブーツを履いても、いまならむしろ心地いい。
ブレザーのインナーといえばBDシャツが定石だが、アロハシャツに変えるだけでグンと新鮮に。カジュアルなスタイリングを引き締めるのは、ボストン型のコンビフレーム。
ミリタリーアイテムとトラッドスタイルの相性のよさは言わずもがな。ちなみにオリーブカラーのジャケットには、クリアイエローのセルフレームが抜群に合うこともお忘れなく。

トラッドスタイルに合わせたいアメカジ服24選
近年たびたび耳にするようになった“ミックススタイル”というキーワード。その傾向は年々強まり、これまで少し距離を置いていたアメカジとトラッドだが、武骨なアメカジアイテムでドレスダウンしたトラッドスタイルが、かえっていいと思えてきた。
【ウエスタンシャツ】
ア ボンタージ
50年代の個体から着想を得た1着は、クラシカルな意匠をひととおり搭載。ゆとりあるウエストや、小ぶりな襟などモダナイズも忘れない。2万5300円(ブリックレイヤーTEL03-5734-1098)
アナトミカ
昨年10年ぶりに復活したデニムウエスタンシャツは、デザイナーの寺本欣児氏愛用の1着がソース。リジッドから育てれば愛着もひとしお。3万6300円(アナトミカ 東京TEL070-3144-0378)
レミ レリーフ
ほどよくタイトなフィッティングに、旧きよき意匠、同ブランドのお家芸である加工技術が相まって、最初からヴィンテージ気分で着用できる。2万9700円(ユナイト ナインTEL03-5464-9976)
【カバーオール】
スロウ
12.5ozの児島産デニムをブリーチで脱色。クラシックな表情を再現すべく、太さが不均一なムラ糸を採用。6万4900円(スロウ自由が丘店TE03-5731-3374)
フェローズ
刻印無しのドーナツボタンや、胸ポケットのない仕様は、40年代前後の簡素なデザインを再現。薄手で春も快適だ。3万1900円(フェローズTEL03-5725-9577)
フィルメランジェ
不要になった素材を糸に戻す反毛なる技術で作られた薄手のデニム。杢グレーの糸を使った独特のブルーも魅力。4万6200円(フィルメランジェTEL03-3473-8611)
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