トラッドのハズしに最適な春革靴「モカシン」「パンプス」のおすすめ10選

  • 2025.05.23

アメトラ王道のローファーを持っているなら、次に手に入れたいのがハズしとして有効で春先に活躍してくれるモカシン&パンプス。モカシンであれば、ヘビーデューティなアメトラにぴったりであるし、エレガンスを出したいなら、シンプルなパンプスがうってつけである。モカシン5足、パンプス5足を2nd編集部がピックアップして紹介する。

RANCOURT & Co.×BEAMS PLUS

1964年に米国・メイン州で創業され、伝統的なハンドソーイングのモカシンの製法を守り続けている「ランコート」に、ビームスプラスが別注。ベースは定番の[ギルマン キャンプ モカシン]で、色調のバランスを整えたステッチワークとシューレースがポイント。また、プラグと呼ばれる甲を覆うパーツの長さを1/4インチ短くすることで、上品な雰囲気に。ショートプラグ仕様に合わせて、ラストを本来の800から555に変更した。アッパーはホーウィンのクロムエクセルレザーを採用。5万8300円(ビームス プラス 原宿TEL03-3746-5851)

Sperry

アイビースタイルの大定番である「スペリー」は、1935年に創業者であり、セイラーでもあったポール・スペリーが、凍った雪道でも走り回る愛犬の足裏から着想を得て製作。甲板の上でも滑らないように波型となった代名詞の“スペリーソール”は、アメリカ海軍からアイビーリーガーまで支持され、あのジョン・F・ケネディも愛用。キャンバス生地のイメージが強いが、レザーアッパーも展開。アメリカらしいタフでオイル分の強いレザーが、オーセンティックなデザインにマッチしているのだ。1万9800円(スペリーTEL0120-563-567)

Paraboot

デッキシューズと言えば、アメリカのイメージが強いが、実はフランスの名門である当ブランドでもラインナップされている。このバースというモデルのベースとなったのは、フランス海軍潜水部隊へ支給されていたデッキシューズ。水にも強く耐久性のあるオイルドレザーアッパーに、濡れた甲板でも滑りにくいマリンソールを採用。軽快さと優れた屈曲性を持ち、スニーカー感覚で着用が可能。それでいてオールソール交換が可能なので、気兼ねなく使うことができるのも当モデルの魅力である。4万6200円(パラブーツ青山店TEL03-5766-6688)

L.L.Bean

創業者であるレオン・レオンウッド・ビーンが1936年に紹介して以来、超が付くロングセラーモデルとなっているハンドソーンモカシン。柔らかなフルグレインレザーとグリップ力のあるラバーソールを組み合わせており、アウトドアシーンからデイリーまで使える。フォーム素材のパッドが搭載されたインソールなので、実に快適な履き心地だ。2万2000円(エル・エル・ビーンカスタマーセンターTEL0422-79-9131)

G.H.BASS

ローファーの代名詞と言っても過言ではない1876年創業の老舗ブランドからリリースされているキャンプモック。そのネーミングの通り、アウトドアテイストたっぷりのデザインであるが、フラットなフォルムに仕上げているのでタウンユースにも最適。ワークブーツにも使われる柔軟性と耐久性に優れたオイルドレザーに、軽量なラバーソールのコンビ。2万9700円(ジーエイチバス トウキョウTEL03-5843-0777)

SUPER 8 SHOES

千駄ヶ谷にあるヴィンテージシューズを中心した名店「スーパー8シューズ」のオリジナルブランド「FRIENDRY」のスリッポンモデル[Lancia]は黄金期となった1950年代の米国で流行したコンチネンタルスタイルのスリッポンを再構築。マニアックなホールカットタイプで、履き口を広く設定しながらも、セクシーすぎず、大ぶりすぎない絶妙なバランス。ライニングにもしなやかなレザーを配し、足馴染みがよいのもポイント。タフなグッドイヤーウェルテッド製法なので気兼ねなく使える。4万9500円(スーパー8シューズTEL03-6804-2174)

DELMONACO×J.PRESS & SON’S

2013年より大阪を拠点に、クラシックなドレスシューズをベースとしつつ現代的なエッセンスを加えたハンドメイド靴を製造する「デルモナコ」。その代名詞ともいえるメンズパンプスをベースに「J.プレス&サンズ」が素材を別注。メンズパンプスといえばスムースレザーが一般的だが、型押しレザーを採用することでエレガントでありながらもどこか癖のある唯一無二の表情に。スラックスはもちろん、デニムパンツやミリタリーパンツなどのラギッドなアイテムとも抜群の相性を誇る。5万3900円(J.プレス&サンズ 青山TEL03-6805-0315)

EDWARD GREEN

英国を代表する紳士靴ブランド「エドワード グリーン」は1890年に“妥協なきエクセレンス”を企業理念に創業。アイコンのひとつであるルームシューズの[アルバート]をベースに、本来のベルベットから光沢感の強いレザーに変更することで、よりエレガントな雰囲気に仕上げている。イブニングウエアに組み合わせるのがセオリーだが、あえてカジュアルに合わせるのも粋。ラストは定番のスリッポンラストである389。軽い履き心地で、思わず足が伸びるエレガントな1足だ。10万5600円(ストラスブルゴ カスタマーセンターTEL0120-383-563)

TID

デンマーク語で「時間」を意味する「ティド」を冠したメイドインジャパンを大切にするブランド。代表作である[エラスティックスリッポン]は、オペラスリッポンのエレガントさと日常に使いやすいカジュアル感を融合。アッパーには毛足の短いブリティッシュスウェードを採用することで、エレガントな雰囲気でありながらも、どこか味のある表情に仕上げている。7万9200円(ティド info@tid-japan.jp)

SABAH

トルコの伝統的なスリッポンをベースに、モダンにアップデートしたコレクションを展開するニューヨークのシューズブランド。アッパーはきめ細かい上品なレザーで、ソールはサイドにステッチの入ったオーセンティックな仕様。非常に軽く、アウトソールはラバーなので、カジュアルからアメトラのハズシとしても非常に有効だ。同型でキャメルとスウェード2色も展開。4万9500円(シップス 銀座店TEL03-3564-5547)

(出典/「2nd 2025年6月号 Vol.212」)

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