業界人も「推し」なトラッド好き必訪のセレクトショップ「Olimpico(愛知)」

ネットを介した買い物も手軽でいいが、オーナーの個性がダイレクトに感じられるなどリアルショップへ足を運ぶことの魅力はまだまだ根強い。信頼のおけるトラッド巧者お墨付きのショップも全国各地に存在する。店の人と直接会話して初めて湧いてくる物欲や、自分の目で見て初めて出会える素敵なモノが、確かにそこにはあるのだ。今年3月に生まれ変わった名古屋のセレクトショップ「Olimpico」を推薦してくれたのは「メイデンズショップ」牧野真也さん。日本でここでしか買えないものが数多くそろう。

現地へ赴くことで得た情報が生む唯一無二の品揃え

2024年で15年目という同店。そんな節目の年に新しく生まれ変わった。

「開業当初から狙っていた物件がちょうど空くと聞き移転を決めました。そのタイミングで内装も心機一転、ニューヨークの美術館をイメージしイチからつくりあげました。新しく置いたベンチでお客様と話している時間が好きなんですよね」

店を訪れ気になるのは見たことのないブランドの多さだ。

「常に新しいものはないか、アンテナを張っていますね。アメリカにもコンスタントに行くようにしています。現地でしか得られない情報があるので、そこは大切にしていますね」

そういった努力を欠かさないことが顧客が足繁く通い続ける理由なのだろう。

オーナー中島さんこだわりの店内。4面中2面がガラス窓となっているため、太陽光が多く、とても気持ちが良い。新品の他に店内には状態の良いヴィンテージデニムや、スウェットなどアメリカで買い付けた希少な古着も楽しめる

トラッド巧者の推薦コメント

「メイデンズショップ」牧野真也さん

「アメリカ物を中心に新品、ヴィンテージ共にセンスの良いセレクトされているお店です。『パタゴニア』や『ナイキ』などブランドに絞って集めたヴィンテージのイベントなど企画、仕入れも魅力のひとつ。イベントに伺う際はいつもお買い物させてもらっています」

「Olimpico」のおすすめアイテム

アメリカのシャツメーカー「インディビジュアライズドシャツ」へ別注したライトイエローとターコイズブルーのシアサッカーシャツ。各3万8500円

数々の工場を巡り、形になるまでに2年。ようやく完成した同店のオリジナルデニム。14.3オンスの日本製デニム生地とレディスのパターンを得意とするパタンナーに依頼をした丸みのあるシルエットがこだわり。2万9700円

【DATA】
Olimpico(オリンピコ)
愛知県名古屋市名東区一社2-77
TEL052-734-8470
営業/11:00~20:00(土日祝は11:00~18:00)
休み/火曜水曜
Instagram:@olimpico_japan
[取り扱いブランド]
インディビジュアライズドシャツ/エージースポルディング アンド ブロス/エフエスピー/オールドソルジャー/グレイ/ゴール/ベイザー/ペイデイ…etc

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2024年7月・8月合併号 Vol.206」)

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

Pick Up おすすめ記事

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...