いま韓国アイビーがアツい! 一番ホットなアイビーエリア・ドサン公園ショップガイド

「韓国にアイビー好きなインフルエンサーがいる」とか「クラシックな革靴のお店がある」とか、そんな噂を聞く機会が増えた。飛行機で2時間ちょっとだし、気になったから行ってみたら、思っていた以上に韓国アイビーがすごいことになっていた。ソウル・カンナムエリアにある鳥山(ドサン)公園周辺は、もっともアイビーショップが集まっている聖地。アイビーが大好きでふたり合わせてインスタグラムのフォロワー10万弱と、影響力も絶大な韓国のアイビーカップル・ホヌルさん&ビバヒッピーさんと一緒に巡るショップ案内の決定版!

ホヌルさん
ビバヒッピーさん

1.サンフランシスコマーケット|韓国でもっとも勢いのある最重要トラッドショップ

韓国のトラッドシーンにおいて最大規模を誇るセレクトショップ「サンフランシスコマーケット(以下、SFM)」のオーナーは、トラッドブランド「イーストハーバーサープラス」のデザイナーも手がけるハン・テミンさん。

2005年、まだ韓国で紳士服のセレクトショップがあまり存在していなかった時期に、ドサンに旗艦店をオープン。いまや、韓国内に計8店舗も展開している。世界中の60以上のブランドをセレクトし、着る人の個性を活かすためのミックススタイルを提案。

店長のゴ・スンギュんさんは「『エンジニアドガーメンツ』のジャケットのうえに、『カルーゾ』のコートを羽織る。そんなミックスがこの店舗で完結する楽しさを味わってほしい」と熱弁!

1階がカジュアル、2階がドレスでざっくり分かれている。階段にはSFMの推し「リベラーノ&リベラーノ」の写真が飾られていた

やはり韓国でも「オールデン」は大人気。同店はレアコードバンで別注。写真のラベロや、ウイスキーとシガーも展開。価格も大体13万ウォン(日本円で15万円弱くらい)前後と、日本に比べるとお手頃か!?
オリジナルブランド「TBRM」では、オールレザーのバッグ、レザーウォレットやカードケースなど小物も幅広く展開。アイウエアもクラシックな型を揃える

【DATA】
Sanfrancisco Market(サンフランシスコマーケット)
647-18 Sinsa-dong, Gangnam-gu, Seoul
TEL+82-2-542-3156
営業/10:30~20:30(日曜のみ11:00~19:30)

2.ユニぺア|「ユニペアがクラシックを教えてくれた」と、韓国のアイビー好きは口を揃える

グリーンカラーがトレードマークの外装。そのクラシックな佇まいは、ドサン公園周辺のショップのなかで明らかに別格だった

アイビーブームにも通ずる「クラシック」の面白さを韓国に教えたのが、革靴に特化したショップの「ユニペア」だ。2005年から、前頁の「SFM」のショップインショップとして、「アルフレッドサージェント」のたった4型だけを手にスタートした。

代表のカン兄弟は、学生の頃から靴好きだったにも関わらず、細かなつくりや履き方にこだわるお店が韓国にほとんどなく、「靴の楽しさをみんなに知ってほしい」とこの店を始めた。当初は前述のように取り扱いも少なかったが、社長自ら各ブランドを口説き落とし、いまや大方の名門紳士靴ブランドが揃う。

「オールデン」のフィッティングでもお馴染みのブランノックデバイスを使って、本格的な試着体験ができる
店舗10周年の記念別注「エドワードグリーン」はエラスティック付きのウィングチップ。モデル名はなんと[ドサン]。同ブランドが初めて海外の地名を採用したという
「クロケット&ジョーンズ」アーカイブのデザインを復刻。他では決して認められない「ユニペア」だけの別注とのこと。C&Jのロングウィングとは、靴好きにはたまらない仕様!

【DATA】
Unipair(ユニぺア)
37-1 Eonju-ro 164-gil, Gangnam-gu, Seoul
TEL+82-2-542-0370
営業/11:00~20:00(日曜のみ12:00~20:00)

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

世界最高峰のニットメーカー「JOHN SMEDLEY」が編むもの。

  • 2026.10.20

イングランド中部、リーミルズの自社工場で240年以上前からニットウエアを作り続ける〈ジョン スメドレー〉。1784年に創業した同ブランドが編んできた歴史と伝統が息づく場所で彼らが編むものとは。 240年の伝統と魂が息づくファクトリー 英国のトラッドブランドとして群を抜く歴史を持つのが〈ジョン スメド...

遊び心とヘビーデューティ! 「ジムマスター」のアウトドア&ミリタリー

  • 2026.10.18

ほどよく力の抜けたカジュアルウエアを展開するカナダ生まれの「ジムマスター」。その真骨頂は、実は骨太なアウトドア&ミリタリーにある。ヘビーデューティな機能美を日常着へと昇華させる秘訣は、「ジムマスター」らしいほんのすこしの遊び心! カラフルな配色の裏に確かな実用性あり! 【右】主役は厚手のボアジャケッ...

東洋エンタープライズが手がける「ゴールド」。高品質な素材選びに一切の妥協なし。

  • 2026.10.20

1965年に創業した日本屈指の老舗メーカー東洋エンタープライズ社が手がける〈ゴールド〉。同社が得意とするヴィンテージへの膨大な知見と技術力の高さを活かしつつも上質にモダナイズしたものづくりに定評がある。着用時のシルエットはもちろん、高品質な素材選びに一切の妥協をしないこと。それこそがシンプルな服に深...

メイド・イン・ノーサンプトンを貫く英国靴の筆頭「Crockett & Jones」のモノづくり

  • 2026.10.21

革靴の聖地であるノーサンプトンにて1879年に初声をあげた〈クロケット&ジョーンズ〉。英国靴を語る上で欠かすことのできない同ブランドのモノづくりの現場に足を運んだ。 一足の革靴に宿る147年の歴史と誇り 革靴産業の一大拠点として名を馳せる英国・ノーサンプトン。中世から靴職人が集まり、17世紀には軍用...

Pick Up おすすめ記事

東京・入谷にできた靴づくりの新聖地「THE ZINE FOOTWEAR CLUB.」にメディア初潜入!

  • 2026.10.18

「ブラザーブリッジ」や「シュアブーツ」を手がける「ザ ジン フットウェア」。店舗と企画・縫製工場がひとつになったいわば“本拠地”を入谷に新設した。メディア初公開となる、その全貌に迫る。 メーカーでもあり店舗でもある新拠点 弊誌の読者であれば、おそらく「ブラザーブリッジ」という革靴ブランドはご存知であ...

金子ノブアキが着る【REDKAP × FREAK’S STORE】

  • 2026.10.21

長い歴史を持つワークウエアブランド〈レッドキャップ〉と〈フリークス ストア〉のコラボアイテムを金子ノブアキが今の感覚で着こなす。年齢を重ねたからこそ楽しめる服のこと、ブランドが持つ哲学のこと、そしてこれから大切にしていきたいこと。45歳を迎えた金子さんに、ファッションと生き方について話を聞いた。 タ...

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

ヒートツイードとは? 軽くて薄くて暖かい、英国派に捧ぐ革命ツイード

  • 2026.10.26

〈トラディショナル ウェザーウェア〉が誇る人気シリーズ、ヒートツイード。英国ツイードのオーセンティックな雰囲気はそのままに、驚くほど軽く、保温性の高いオリジナル生地。一度味わうとやみつき間違いなし! 英国らしくも、軽くて暖かなツイード生地は現代的ヘビーデューティ素材の最適解である。 【コート】ブラン...