愛おしい、そう思わせる、砂まじりのパラディウム
フランスを連想させるもの。ラフにロールアップしたアイスブルーのデニムパンツ。ざっくりと編まれたフィッシャーマンズセーター。ぶかぶかのボーダーのバスクシャツ。砂まじりのキャンバススニーカー。夏の終わりの夕暮れと海辺になぜだかフランスを感じてしまうのはエリック・ロメールの映画のせいか。スニーカー1万4300円/パラディウム(S-Rush 原宿店TEL03-6455-4125 )
1949年に生まれた[パンパ]はどんな装いにも自然と溶け込むシンプルさと、ミリタリーを出自に持つ武骨なアウトソールのバランスがいい。これは昔ながらのキャンバス地を採用しながらアッパーの内側にジップを搭載してアップデート。ハイカットでも着脱のストレスがない。長年愛されるデザインとは、こう何気なくて、でも常に進化を止めないものなのだ。スニーカー1万4300円/パラディウム(S-Rush 原宿店TEL03-6455-4125 )
【問い合わせ】
S-Rush 原宿店
東京都渋谷区神宮前3-24-1インザストリームビル 1F・B1F
TEL03-6455-4125
営業時間 11:00~20:00
www.palladiumboots.jp/
(出典/「2nd 2023年12月号 Vol.200」)
Photo/Nanako Koyama Styling/Shogo Yoshimura Text/Kazuki Ueda Hair&Make/Naoyuki Ohgimoto
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