老舗セレクトショップ「シップス」でバイヤーを務める瀬谷俊法さんは1994年生まれの28歳。インドアな性格で休日はネットで映画やアニメ鑑賞をして過ごすことが多いという瀬谷さんがこの夏のおすすめスタイルを見せてくれた。
素材で楽しむ夏のドレスカジュアルです。
「今回は夏の代表的な生地であるコードレーンのセットアップを中心にコーディネイトしました。フロントがダブル仕様になっているジャケットはドレッシーな印象。そんなアイテムをカジュアルに着こなすためにインナーはクルーネックのTシャツを選びました。色は白ではなくグレーを選ぶことで全体が引き締まった印象になります。色選びでカジュアルになりすぎないように注意しています。
他にも着用しているサンダルなどは、セットアップのブランド、サウスウィックと同じ東海岸で生まれたブランドを選びました。土地の空気感はアイテムにも宿っていると思います。東海岸のアイテムには東海岸のアイテムと合わせると不思議としっくり来るんですよね」
【ポイント①】アイテムのバランス。
「夏でも着れる、コードレーン素材を選びました。ドレッシーなセットアップとカジュアルなアイテムのバランス感覚を大事にしています」
【ポイント②】適度なドレッシー。
「クルーネックの首元には、シルク素材のスカーフを巻きました。艶のあるシルク生地は適度なドレッシーさを演出してくれます」
【ポイント③】サンダルでリゾート感。
「セットアップにサンダルを合わせ、リゾート感を出しました。セットアップと同じ東海岸生まれのレザーサンダルを選んでいます」
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2023年7月号 Vol.196」)
Text/Kazuki Ueda
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