新東京人の皆さん、ジャパンブランドの最高峰に触れるなら「アーチ南青山」へ。【東京ショップ案内】

この春から上京している新・社会人や学生に向けて、メンズファッション誌「2nd」がおすすめするショップをピックアップ。北海道で絶大な支持を得るセレクトショップ「アーチ」の東京2店舗目となる南青山は、ユーロミリタリーやワークを軸に、そこへアジャストするアイテムを厳選。優良な日本ブランドも揃う同店もまた押さえておきたいショップに違いない。

世界も注目する日本発の最先端を知る。

アメリカやヨーロッパもいいが、日本ブランドも今や海外から高い評価を得ている。その最先端を知るならここは格好の場所だろう。北海道で絶大な支持を得るセレクトショップ、アーチが東京初進出を果たしたのは5年前。そして22年末、満を辞して2店舗目を青山にオープンした。

ユーロミリタリーやワークを軸に、そこへアジャストするアイテムを厳選。ユニークなのは、一部に新品と古着を混ぜて陳列されている点だ。自ずと着こなしのイメージが湧くその仕掛けは選ぶ楽しさをさらに広げる。

その一翼を担うのが日本ブランド。ボンクラやウティ、ケネスフィールドなど、どれもが深みのある背景と真摯なモノづくりに定評のあるところばかり。彼らが生み出す、トレンドに左右されない旧きよき定番服は、年齢を重ねても袖を通すことのできる名品ばかりだ。

スタッフ・今村高嶺さん

2階奥に配されたアンティーク什器。そこにはミリタリーやワークの希少なヴィンテージウェアが陳列されている。その脇を固めるのが、日本やヨーロッパを代表する実力派ブランド。業界内でも評判のモヒートや生地に別段のこだわりをもつパリ発のケーシーケーシーなどが顔を揃える

オープンを記念し、モヒートのデザイナーの山下裕文氏が採算度外視で製作したプラチナ4連とゴールド3連の7デイズリング。クロコダイルのポーチ付き。ファサードはパリにあるアナトミカがモチーフ。オリジンのえんじ色に対し、こちらはモダンな街並みに溶け込むシックなブラックで

「アーチ南青山」おすすめアイテムを厳選紹介!

1.ランデヴー オー グローブ

長きにわたりバイヤーなどを経験してきた前淵俊介氏が2012年、お店と共に立ち上げたランデヴー オー グローブ。親交の深い北イタリアの老舗シャツブランド、ギローバーとの協業は、ランデヴー オー グローブのシャツパターンをベースにしているため、同社のアーカイブにはない唯一無二の一着に。3万5200円

2.ウティ

デザイナーの宇多悠也氏は、フランスの伝統的な技法や染色法をベースに製作する。フレンチヴィンテージの造詣も深く、その背景はこのパンタロンブルースからも。縫製箇所の多いM-47らしさを念頭に手抜きなど一切せず真摯に向き合った一本で、ヘンプを15%ほど取り入れながらハリ感とサラッとしたタッチを両立させた。3万9600円

3.ボンクラ

USヴィンテージのコレクターでも知られる森島久氏がディレクターを務めるブランド。こちらは今季の目玉でもあるブランド12周年記念モデルだ。ヴィンテージのワークジャケットをベースに、生地は今では現存しないオリジナルのインディゴダックを採用する。6万9300円

4.クラシカ

アーチが初めて扱った日本ブランド。2004年の設立以降、デザイナーの河村耕平氏が掲げる“過去と未来の共存”にブレはなく、各国のヴィンテージにモードやネイティブを絡めた独自性は健在。こちらは仏海軍のセーラーシャツでも使われていたラミー生地を再現、同国のワークジャケットをベースに製作した一着。リネンとのミックスはハリがあり、着心地はドライ。6万9300円

5.ケネスフィールド

某セレクトショップのディレクターを勤めてきた草野健一氏が作るウエアは、アメトラを背景に1900年代初期から今にいたるあらゆる年代のカルチャーが注ぎ込まれる。こちらは、スポーツコートの中にも着られるシャンブレーというテーマで製作された。他のアイテムもご覧になりたい方は、系列のアーチ東京へ。2万6400円

【DATA】
アーチ南青山
東京都港区南青山6-2-6 ハイム青山
TEL03-6434-1203
営業/12:00~20:00
休み/火曜
アクセス/表参道駅出口より徒歩8分

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年6月号 Vol.195」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

毎日のそばに、エル・エル・ビーン。秋の定番、フィールド・コートとフランネル・シャツ

  • 2026.10.16

毎日の服に、特別な理由はいらない。気兼ねなく着られて、どんな装いにも自然となじむ。そんな日々のワードローブを支えてくれるのが、エル・エル・ビーンだ。今回は秋の定番、フィールド・コートとフランネル・シャツを着て街へ出た。 100年を超えて今日もいつもの日常着 朝、玄関を出るときに手が伸びて、休日にもつ...

55周年を迎えた「MOTO」。周年を祝うスペシャルなレザー&シルバープロダクツを紹介

  • 2026.10.11

レザーやシルバーを駆使した製品を手がけるMOTO。1971年の創業より半世紀を超えて55年。ここでは、周年を祝うスペシャルプロダクツを紹介する。MOTOや本池秀夫さんが纏う唯一無二の世界観にも注目だ。(写真は「本池美術館」の隣にあるアトリエにて。周年限定のライダースジャケットにコンチョを装着する本池...

FINE CREEKを世界でいちばん熱く語る男。

  • 2026.10.07

この男恐るべし、である。北海道・帯広にあるセレクトショップ、...Dannyオーナー、河合裕介さん。彼のセレクトスタイルは一貫している。自分の愛せるものしか、ショップに置かないのだ。「売れるモノ」をセレクトするのではなく、「自分の売りたいモノ」のみを並べる。この時代にあって、その姿勢はまさに「愚直」...

武骨な男服に効かす超繊細なメタルフレーム。「ディグナクラシック」の新作に注目

  • 2026.10.09

フライトジャケットやデニムなどの武骨な服に合うメガネで王道として挙がるのはプラフレームの場合が多い。だが、そんな武骨さのなかに繊細さを潜ませギャップを楽しむという意味ではメタルフレームも有用だ。 細かな彫金が施されたディグナクラシックの新作 今季展開されるメタルの新作は計6型で、それぞれにシルバーと...

世界中で探し求める最上の素材。「THE FAT HATTER」秋冬コレクションをクローズアップ!

  • 2026.10.07

日本が世界に誇るハッターであるTHE FAT HATTERの秋冬コレクションをクローズアップ。今回のシューティングでは、それぞれの正義や美学をぶつけ合う場に向かう男たちを表現。彼らの強い決意と威厳を表現したような力強いハットが、精悍な雰囲気を醸し出している。ハットの良し悪しを大きく左右するフェルトは...

Pick Up おすすめ記事

55周年を迎えた「MOTO」。周年を祝うスペシャルなレザー&シルバープロダクツを紹介

  • 2026.10.11

レザーやシルバーを駆使した製品を手がけるMOTO。1971年の創業より半世紀を超えて55年。ここでは、周年を祝うスペシャルプロダクツを紹介する。MOTOや本池秀夫さんが纏う唯一無二の世界観にも注目だ。(写真は「本池美術館」の隣にあるアトリエにて。周年限定のライダースジャケットにコンチョを装着する本池...

毎日のそばに、エル・エル・ビーン。秋の定番、フィールド・コートとフランネル・シャツ

  • 2026.10.16

毎日の服に、特別な理由はいらない。気兼ねなく着られて、どんな装いにも自然となじむ。そんな日々のワードローブを支えてくれるのが、エル・エル・ビーンだ。今回は秋の定番、フィールド・コートとフランネル・シャツを着て街へ出た。 100年を超えて今日もいつもの日常着 朝、玄関を出るときに手が伸びて、休日にもつ...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

「Wrangler(ラングラー)」の名作、スタッズを纏う。レザーラバー垂涎スウェードモデルも登場!

  • 2026.10.19

ワークウエアとしての機能だけでなく、ファッション的視点を取り入れることで独自の立ち位置を築いてきた3大ブランドのひとつでありデニム界の異端児・Wrangler。そんな彼らの受け継がれし不朽の名作に“スタッズ”が施された特別モデルが登場した。 “スタッズ”で作るネオ・ウエスタンスタイル ラングラーとい...

世界中で探し求める最上の素材。「THE FAT HATTER」秋冬コレクションをクローズアップ!

  • 2026.10.07

日本が世界に誇るハッターであるTHE FAT HATTERの秋冬コレクションをクローズアップ。今回のシューティングでは、それぞれの正義や美学をぶつけ合う場に向かう男たちを表現。彼らの強い決意と威厳を表現したような力強いハットが、精悍な雰囲気を醸し出している。ハットの良し悪しを大きく左右するフェルトは...