新東京人の皆さん、リーズナブルなアメリカンクローズがほしいなら、上野の「ジャラーナ」へ。【東京ショップ案内】

  • 2023.06.22  2023.06.19

この春から上京している新・社会人や学生に向けて、メンズファッション誌「2nd」がまずはここへ! というショップをご紹介。USメイドに心惹かれるなら、いざアメカジの聖地・上野へ。そのときには「ジャラーナ」を押さえておきたい。46年もの間親しまれる同店はアメリカブランドの大定番から重衣料の名品まで数多くのアイテムがお手頃なプライスで陳列されている。

減少傾向にあるUSA製を驚きの価格で。

アメリカンコットンならではのコシ、ゆったり着られるボックス型、そしてお手頃なプライス。時が経ってもやはりUSメイドには惹かれるものがある。その魅力を丸ごと味わいたいのなら、上野の名店へ行くに限る。

上野といえば、ファッション業界の大先輩たちも若かりし頃に通い詰めた、いわばアメカジの聖地。そこで、46年もの間親しまれてきたのがジャラーナである。1階にはチャンピオンやカーハートといったアメリカブランドの大定番が顔を揃え、2階へ足を運ぶと重衣料の名品がところ狭しと並ぶ。

場所がら海外からの来訪者も多く、訪れたアメリカ人たちは「こんなセレクトのお店は現地でもそうはない」とテンションを上げながら手に取っていくという。USメイドのアイテムが減少傾向にあるこのご時世、現地人も太鼓判を押す同店は貴重な存在だ。

店長・土屋大樹さん

21年にオープンした「コーヒー バイ ジャラーナ」も併設。ジャラーナオリジナルブレンド(S/350円〜)に加え、チキンオーバーライス(700円)やバリエーション豊富な各国のビール(600円〜)も好評。その脇にはギャラリースペースも併設され、時々の注目アイテムのポップアップも開催

「待ち合わせ場所になるようなランドマーク的存在に」との想いを込め、壁面にはアメリカナイズされたネオンライトのロゴも。店内へ目を向ければ、デイリーに着られる頼もしいアメリカ由来のアイテムがぎっしり。さらに、お財布にも優しいとくればもはやスルーは至難の業

「ジャナーラ」おすすめアイテムを厳選紹介!

1.ロザンゼルスアパレル

ブランドでは珍しい、ガーメントダイによるアンニュイな色味。とはいえ、14オンスの頼り甲斐のある肉厚な生地やボリューミーかつ短丈の丸みのあるシルエットは相変わらず。9,990円

2.セバゴ

米国を代表する革靴の老舗にしてビーフロールの本家ともいわれるセバゴ。その代表作といえばクラシックダン。今なおハンドソーンにこだわる気骨感はこの一足から。25,520円

3.レッドキャップ

ゼネラルモーターズ社の工場などでも実際に採用されている、アメリカきってのワークブランド。その大定番シャツは、タフさに加え毎日洗うことを想定し速乾性にも優れる。左4,950円、右4,455円

4.ビルズカーキ

8.5オンスのチノクロスこそブランドのアイデンティティ。ふたつのシルエットで展開され、右のM2はワイドなクラシックフィット、左のM3は細身のスリムフィット。各27,170円

5.バッグスUSA

23年春から取り扱いを始めた85年創業のバッグメーカー。気の利いたポケット使いや屈強なナイロン地に定評があり、消防などへ提供しているなど品質は折り紙付き。左6,930円、右18,810円

【DATA】
Jarana(ジャラーナ 御徒町駅前通り店)
東京都台東区上野6-10-1
TEL03-3834-0966
営業/11:00〜19:00(土日祝 10:30〜20:00)
休み/不定休
アクセス/JR御徒町駅より徒歩3分

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年6月号 Vol.195」)

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