減少傾向にあるUSA製を驚きの価格で。
アメリカンコットンならではのコシ、ゆったり着られるボックス型、そしてお手頃なプライス。時が経ってもやはりUSメイドには惹かれるものがある。その魅力を丸ごと味わいたいのなら、上野の名店へ行くに限る。
上野といえば、ファッション業界の大先輩たちも若かりし頃に通い詰めた、いわばアメカジの聖地。そこで、46年もの間親しまれてきたのがジャラーナである。1階にはチャンピオンやカーハートといったアメリカブランドの大定番が顔を揃え、2階へ足を運ぶと重衣料の名品がところ狭しと並ぶ。
場所がら海外からの来訪者も多く、訪れたアメリカ人たちは「こんなセレクトのお店は現地でもそうはない」とテンションを上げながら手に取っていくという。USメイドのアイテムが減少傾向にあるこのご時世、現地人も太鼓判を押す同店は貴重な存在だ。
「ジャナーラ」おすすめアイテムを厳選紹介!
1.ロザンゼルスアパレル
ブランドでは珍しい、ガーメントダイによるアンニュイな色味。とはいえ、14オンスの頼り甲斐のある肉厚な生地やボリューミーかつ短丈の丸みのあるシルエットは相変わらず。9,990円
2.セバゴ
米国を代表する革靴の老舗にしてビーフロールの本家ともいわれるセバゴ。その代表作といえばクラシックダン。今なおハンドソーンにこだわる気骨感はこの一足から。25,520円
3.レッドキャップ
ゼネラルモーターズ社の工場などでも実際に採用されている、アメリカきってのワークブランド。その大定番シャツは、タフさに加え毎日洗うことを想定し速乾性にも優れる。左4,950円、右4,455円
4.ビルズカーキ
8.5オンスのチノクロスこそブランドのアイデンティティ。ふたつのシルエットで展開され、右のM2はワイドなクラシックフィット、左のM3は細身のスリムフィット。各27,170円
5.バッグスUSA
23年春から取り扱いを始めた85年創業のバッグメーカー。気の利いたポケット使いや屈強なナイロン地に定評があり、消防などへ提供しているなど品質は折り紙付き。左6,930円、右18,810円
【DATA】
Jarana(ジャラーナ 御徒町駅前通り店)
東京都台東区上野6-10-1
TEL03-3834-0966
営業/11:00〜19:00(土日祝 10:30〜20:00)
休み/不定休
アクセス/JR御徒町駅より徒歩3分
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2023年6月号 Vol.195」)
Photo/Yuta Kono Text/Ryo Kikuchi
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