私の常備スニーカーを紹介! ヴァンズのスリッポン|「サンカッケー」デザイナー・尾崎雄飛さん

コレクタブルではなく、あくまでワードローブの必需品として特定のモデルを集めては履きつぶす。これまでもこれからも、人生をともに歩んでいくと心に決めたマイ・ベスト・スニーカー。「サンカッケー」デザイナーの尾崎雄飛さんは、1970〜1980年代のオールドスクールなスケートスタイルに憧れてヴァンズを買ったのがきっかけで20足前後のスニーカーを所有する。特に思い入れのあるというスリッポンを見せてもらった。

「サンカッケー」デザイナー・尾崎雄飛さん|自身が手掛けるサンカッケーのデザイナーのほか、他ブランドのプロデュースやディレクションも行う。またYouTubeチャンネル『尾崎雄飛の洋服天国』も好評配信中

常備スニーカーQ&A

Q1.このスニーカーとの出会い
スケボーにハマった10代頃

Q2.現在のストック数
20足前後

Q3.その他の主な所有スニーカー
ヴァンズの他モデル、コンバース チャックテイラー

Q4.革靴とスニーカーの割合
革靴 75% スニーカー 25%

アメリカ製ならではの木型が生むフォルムが好き。

古着店などでコンディションの良い個体を見つけるたびに買ってしまうというアメリカ製のスリッポン。コレクション用としてではなく、デイリーに履くため、購入するのはマイサイズのみ。コーディネイトやシチュエーションに合わせて、色、柄遊びを楽しんでいる

「1990年代半ば、14〜15歳ころにスケボーで遊んでいたんですけど、当時、ハイテクなスケシューブランドが出てきた頃だったんです。ただボクは1970〜1980年代のオールドスクールなスケートスタイルに憧れていたこともあって、その流れからヴァンズを買ったのがきっかけです」

ヴァンズの名作として知られるスリッポンを筆頭に、他のモデルも多数所有している尾崎さん。なかでも1990年代後半までに本国で生産されたアメリカ製のみのヴァンズにこだわっている。その魅力は、当時ならではの木型で作られた絶妙なフォルムなのだとか。

ヴァンズのスリッポン|ヴァンズの代表的なモデルとして知られ、現在も続くスリッポン。1990年代半ばに本国アメリカでの生産終了を発表。尾崎さんが愛用するのは、Made in U.S.A.モデルオンリー

「日本のお座敷文化に寄り添う脱ぎ履きのしやすさはスリッポンならではなんですが、やはりスタイリングしやすい、薄くてトゥにかけてシュッとしたオールドヴァンズならではのフォルムが好きなんです。定番のチェッカーフラッグや迷彩柄、豹柄など派手なパターンが多いですが、スラックスとも相性が良いですし、意外とコーディネイトに合わせやすいのもスリッポンの魅力のひとつです」

1990年代までのアメリカ生産モデルに付属する箱にはMade by hand in U.S.A.の文字が表記されている

(出典/「2nd 2023年6月号 Vol.195」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

毎日のそばに、エル・エル・ビーン。秋の定番、フィールド・コートとフランネル・シャツ

  • 2026.10.16

毎日の服に、特別な理由はいらない。気兼ねなく着られて、どんな装いにも自然となじむ。そんな日々のワードローブを支えてくれるのが、エル・エル・ビーンだ。今回は秋の定番、フィールド・コートとフランネル・シャツを着て街へ出た。 100年を超えて今日もいつもの日常着 朝、玄関を出るときに手が伸びて、休日にもつ...

55周年を迎えた「MOTO」。周年を祝うスペシャルなレザー&シルバープロダクツを紹介

  • 2026.10.11

レザーやシルバーを駆使した製品を手がけるMOTO。1971年の創業より半世紀を超えて55年。ここでは、周年を祝うスペシャルプロダクツを紹介する。MOTOや本池秀夫さんが纏う唯一無二の世界観にも注目だ。(写真は「本池美術館」の隣にあるアトリエにて。周年限定のライダースジャケットにコンチョを装着する本池...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

FINE CREEKを世界でいちばん熱く語る男。

  • 2026.10.07

この男恐るべし、である。北海道・帯広にあるセレクトショップ、...Dannyオーナー、河合裕介さん。彼のセレクトスタイルは一貫している。自分の愛せるものしか、ショップに置かないのだ。「売れるモノ」をセレクトするのではなく、「自分の売りたいモノ」のみを並べる。この時代にあって、その姿勢はまさに「愚直」...

Pick Up おすすめ記事

FINE CREEKを世界でいちばん熱く語る男。

  • 2026.10.07

この男恐るべし、である。北海道・帯広にあるセレクトショップ、...Dannyオーナー、河合裕介さん。彼のセレクトスタイルは一貫している。自分の愛せるものしか、ショップに置かないのだ。「売れるモノ」をセレクトするのではなく、「自分の売りたいモノ」のみを並べる。この時代にあって、その姿勢はまさに「愚直」...

武骨な男服に効かす超繊細なメタルフレーム。「ディグナクラシック」の新作に注目

  • 2026.10.09

フライトジャケットやデニムなどの武骨な服に合うメガネで王道として挙がるのはプラフレームの場合が多い。だが、そんな武骨さのなかに繊細さを潜ませギャップを楽しむという意味ではメタルフレームも有用だ。 細かな彫金が施されたディグナクラシックの新作 今季展開されるメタルの新作は計6型で、それぞれにシルバーと...

世界中で探し求める最上の素材。「THE FAT HATTER」秋冬コレクションをクローズアップ!

  • 2026.10.07

日本が世界に誇るハッターであるTHE FAT HATTERの秋冬コレクションをクローズアップ。今回のシューティングでは、それぞれの正義や美学をぶつけ合う場に向かう男たちを表現。彼らの強い決意と威厳を表現したような力強いハットが、精悍な雰囲気を醸し出している。ハットの良し悪しを大きく左右するフェルトは...

55周年を迎えた「MOTO」。周年を祝うスペシャルなレザー&シルバープロダクツを紹介

  • 2026.10.11

レザーやシルバーを駆使した製品を手がけるMOTO。1971年の創業より半世紀を超えて55年。ここでは、周年を祝うスペシャルプロダクツを紹介する。MOTOや本池秀夫さんが纏う唯一無二の世界観にも注目だ。(写真は「本池美術館」の隣にあるアトリエにて。周年限定のライダースジャケットにコンチョを装着する本池...

ネイティブアメリカンの美しき手仕事。伝統を守りながらもモダンな表現を得意とする現代作家を紹介!

  • 2026.10.08

ネイティブアメリカンのヴィンテージや工芸品を通して、彼らのカルチャーを伝えるCORNERS。今回は伝統的な手法を守りながらも、モダンな表現を得意とする現代作家をピックアップ。もの作りが乏しくなった今の米国だからこそ、余計に強く輝いているのだ。 Pamela Brown 1868年から続くナバホ族の織...