1.BAC
水性の単色プリントでデザインが新しめなので00s頃と思われる。作りはしっかりしたヘビースウェットだがチャイナメイド。7480円(ピグスティ下北沢店 TEL03-6407-0379)
2.BED FORD
アメリカ製のロサンゼルスブランド。アイビー・リーグを構成する大学のひとつ、コーネル大学ロゴプリントが嬉しい90s。4900円(デザートスノー 下北沢3号店 TEL03-5787-5589)
3.EAGLE
ネームにスーパーヘビーウエイトと入る。デッドストック状態もありスウェット生地は真っ黒でふかふか。もちろんアメリカ製。1万3000円(デザートスノー ガーデン店 TEL03-5761-6390)
4.Hanes
Tシャツでお馴染み「ヘインズ」のビーフィーはスウェットもあるのです。襟リブはセンターで重なる部分を作る独自のデザイン。8490円(ボストック TEL03-3470-2221)
5.Kellsport
オートミール色のスウェット地、さらに脇はパープル、袖口や裾はボーダーリブに切り替わる。「ケルスポーツ」らしい変わり種。7590円(スリフティー コーヒー TEL03-5432-9146)
6.Lee
脇リブ切り替えヘビースウェットではメジャーな90s「リー」のクロスグレイン。リブ部分のグリーンが濃くツートーンになる。1万4930円(ステップアヘッド高円寺2号店 TEL03-5929-7470)
7.MV SPORT
このブランドと判る切り替え。80sは「mvp」のネームだった。ニューヨークのブランドだけにあのブランドと同じ工場? の噂も。8690円(ベター TEL03-6450-8399)
8.RUSSELL ATHLETIC
プロスポーツ選手のトレーニング用を想定し作られた「プロコットン」。同社の「ハイコットン」と共に古着市場でも人気のモデル。7480円(Pigsty a⇌z STORE 下北沢店 TEL03-6407-8229)
9.the Aussie T company
1993年にスタートしたTシャツブランド。フロントはシンプルだが、バックにgive blood play hockeyのプリントが大きく入る。6380円(ピグスティ下北沢店 TEL03-6407-0379)
10.the cotton exchange
脇リブのヘビースウェット大手ブランドのひとつ。ネーム違いやスウェット地の混率違いがいくつかあるので自分好みを探してみて。8690円(スクロバ TEL03-6873-5639)
【ヴィンテージスウェットの小噺①】左袖先のワンポイントはあのブランドの影響?
脇リブ仕様のヘビースウェットを代表する某ブランドが袖先に目玉と呼ばれるロゴパッチを付けている。それを模してか、他のブランドにも同じような仕様が。
【ヴィンテージスウェットの小噺②】脇下のリブ切り替えがヘビースウェットを証明。
今回紹介した10点(セカンドでは50点)すべて、脇下にリブ切り替えがある。そのうえでネーム違いが集まるのは、80s後期から90sにこのスタイルが主流だった証。
【ヴィンテージスウェットの小噺③】スウェット生地の混率が年代の判別の参考に。
主に90sはコットンに少しポリエステルが混ざる個体が多いが、80sは少しアクリルを混ぜたものが多い。絶対ではないがプリントやリブと総合して判断すべし。
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2023年3月号 Vol.192」)
Photo/Akira Kuwayama Styling&Text/Manabu Harada
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