駅からは少し離れているものの、ジャンルレスに良品が展開されている下北沢の「シノ」。オーナー自身が着たいものを置いているという品揃えは一見の価値あり!
ファッション視点で選ばれたアイテムで構成。
「店名は娘の名前なんです」
白を基調としたクリーンな空間に、少し尖ったセレクトをみせるシノ。オーナーの小川さんは、子煩悩な一面をハニカミながらも語ってくれる好青年だ。
駅から少し離れた場所に店を構えた理由も「若者達にファッションを教えてあげたい気持ち半分、知り合いや友達にゆっくり店内を見てほしい気持ち半分でこの場所に決めました」と明確。
しかしながらアイテム構成にはジャンルやテイストなどには明確な決まりがない。というのも新古問わず洋服畑を歩んできた小川さんらしく、どこまでもファッション視点で選ばれたアイテムがセレクトされているのだ。
「その時、自分が着たいものを置いており、それに共鳴してもらえる店作りを目指しています」
2nd編集部が気になったアイテムをピックアップ!
エル・エル・ビーンの名作ジャケットなどは、これから陳列されるアイテムだという。入荷日も不定期とのことなので足繁く通うことがいい出合いの秘訣。
今をときめく90年代のアイテムはやはりシノでも人気だという。「機能性を感じるウェアはシーンを問わず着れて、個人的にも気分なアイテムですね」
【DATA】
SHINO(シノ)
東京都世田谷区北沢2-40-18
TEL03-6416-8652
営業/12:00~20:00
休み/不定休
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2023年3月号 Vol.192」)
Photo/Satoshi Ohmura, Shunichiro Kai, Norihito Suzuki Text/Okamoto 546,Tamaki Itakura, Shuhei Sato