100年以上の歴史を誇る名門が“アメトラ”の新たな一面を提案。
米国東部のニューヘブンにて産声をあげた J.プレス。その始まりは1902年と古く、まさにアイビースタイルを長らく支えてきた功労者だ。そして、創業者ジャコビー・プレスが掲げた“着る人にとって快適な服”という信条は同店にも脈々と受け継がれている。とはいえ、ここから感じるのはアメリカントラディショナルの“トリセツ”というよりむしろ可能性。
2018年秋冬よりスタートした新レーベル、J.プレスオリジナルズのコンセプトストアとして誕生し、ディガウェルやクロといった気鋭ブランドともコラボを展開、ヴィンテージも取り扱う。スタイリングからも分かるように、彼らが提案するのは“新・アメトラ”だ。
J.PRESS & SON’S AOYAMAが提案するトラッドスタイル。
J.プレス オリジナルズのブレザー
J.プレスが長らく作り続け多くの人々から親しまれてきた紺ブレ。この4つボタンの一着は新レーベルの顔とし現在君臨している。しかも今季より日本製となり我々の嗜好に添う一着に。7万2600円
J.プレス オリジナルズのシャツ
目の詰まった平織りの生地を採用した、どこか懐かしさを感じさせるその姿に心をくすぐられる大人は多い。丈夫なうえにほんのりと光沢がのり、タイドア ップ時の胸元を華麗に演出。1万5400円
J.プレス オリジナルズのタイ
J.プレスのロゴがジャガードで入ったロゴパターンのタイは、タイドアップの緊張感をほどよく緩和。シルクを贅沢に使用しており、深みのあるグリーンにブランドロゴの輝きが灯る。1万1000円
J.プレス オリジナルズのベスト
本来スポーティーなアイテムとして認識され、アイビーリーガーからも親しまれてきたアイテムを現代風にアレンジ。程よく肩が落ちるフォルムに仕上げた事で主役級の存在感を放つ。2万6400円
J.プレス オリジナルスのボトムス
ガンクラブチェックをあしらったその佇まいは実にトラッド。とはいえ、ほどよくゆとりをもたせたイージー仕様で、ウールとナイロンの混成生地は丈夫な うえに柔らかく肌触り抜群。3万6300円
J.プレス オリジナルスのデッキシューズ
力みすぎず抜きすぎない。その絶妙な塩梅を表現するなら、90年代までイタリアの海軍にて、オフィサーシューズとして採用されていたこんなデッキシューズがちょうどいい。3万8500円
【DATA】
東京都港区北青山3-10-2
TEL03-6805-0315
営業/12:00~20:00(土日11:00~19:00)
休み/月曜
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2022年12月号 Vol.189」)
Photo/Katsunori Suzuki, Shunichiro Kai, Satoshi Ohmura, Yoshika Amino Text/Ryo Kikuchi, Tamaki Itakura, Shuhei Takano
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