ドレッシーになりすぎないから、肩肘張らずに楽しめる。
ウエストンのシグニチャーローファー、なかでもネイビーのカーフレザーが大好きで。気付けば同じものを4足持っています(笑)。というのも、黒スミを入れたり、色合いを淡くしたりと、育て方によってさまざまに変化するから飽きないし、まったく違う靴として楽しめるんです。
今日履いたのは最近買った新顔で、これは自然な変化を味わおうと思っています。着こなし的には、ドレッシーになりすぎないように。そこがこの靴の魅力だとも思いますしね。あとは靴下。拾いすぎはあざといですが、タイの柄で色をリンクしたりするといい感じかと思います。
【ルーキーに勧めたい一足】オールデン
こちらはモデファイドラストですが、初めて履いた時はその履き心地の良さに衝撃を受けましたね。基本的に、カーフのVチップに平紐を合わせてラフに履くのが僕の定番です。
【気分を上げてくれる一足】ジョンロブ
この’90年代のジョッパーブーツをあるリペアショップで偶然見つけました。革の滑らかさなど現行品にはない雰囲気に惹かれましたね。ただ、トゥの尖り具合はこれが限界です。
【捨てられない一足】ジェイエムウエストン
今回履いたローファーと色違いですが、雰囲気は全然違いますよね。これは、22歳の時にパリで買った“Bウィズ” です。今ではサイズが合いませんが当時の感覚が忘れられません。
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断然革靴派な皆さんの靴選び、コレクションを拝見すると、次なる一足への欲望がふつふつとわいてくるはず。ぜひ参考に、出会いを求めて街へと出かけてみてがいかがでしょうか?
(出典/「断然革靴派 2nd 2022年4月号増刊」)
Photo/Norihito Suzuki, Akane Matsumoto,T akahiro Katayama,Keiichi Ito
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