春は軍モノも軽やかになる。これから活躍するミリタリーウエアを紹介!

これからやってくる春に楽しみたい、春にピッタリなミリタリーウエアを紹介。素材やカラーリングで、武骨なイメージも軽やかな印象に。春こそミリタリートラッドなコーデを楽しむチャンスだ。

ラベンハム×レショップのアーミーガスケープ

厳しい寒さももうすぐ終わりそうだし、そろそろ春支度を始めたいところ。ミリタリーにあまり“春”という印象はないが、やや武骨な元ネタに、素材やカラーリングで軽やかな春らしいアレンジを施したアイテムがお馴染みのブランドからリリースされている。

ラベンハムとしては珍しい完全別注。第二次世界大戦時に英国軍が着用していたガスケープの通称ピンクカモが元ネタ。リサイクルナイロンを使用し、春らしさ満開だ。4万2900円(レショップ青山店 03-5413-4714)

たとえばハッピースーツから中綿を取り除いたり、英国軍ガスケープのピンクカッモからピンクを抽出したりと、「その手があったか!」と唸るゼルミョウな匙加減。元来のフィールドジャケットやトレーニング系ウエアだとちょっぴり野暮になってしまうところが。

春仕様の素材ならハリと光沢が生まれ。上品な印象に。これなら僕らのワードロープにあるブレザーやB.D.シャツなどを取り入れたトラッドスタイルにも合わせやすそう。春ことミリタリートラッドに装うチャンスかもしれない。

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2022年3月号 Vol.180」)