新登場! パトリックの新定番[カリフォルニー]は、大人のハズしスニーカーにもってこい!

1892年にフランスで誕生した老舗スニーカーブランド、パトリック。長年にわたり、スポーツスニーカーをつくり続けてきたからこそ実現できる快適な履き心地と、フランス生まれらしいエレガントなルックスが特徴で、これまでも多くの人に“定番スニーカー”として親しまれてきた。現在ではその製造を日本に移し、より確かなクオリティを実現したパトリックより、“新定番”となるモデル[カリフォルニー]が登場!

あなたはどう合わせる? 三者三様のハズしテク。

80年代のランニングシューズを彷彿とさせるレトロデザインの[カリフォルニー]より、看板カラーのネイビー。1万5400円(税込)

1970年代、実際にパトリックで展開されていたランニングシューズのデザインがベースとなった[カリフォルニー]。2020年の春夏から展開をスタートし、パトリックの“新定番”モデルとして注目度上昇中の一足だ。ローテクなデザインもさることながら、看板カラーであるネイビーのレトロな配色は、ベーシックなスタイリングにおけるハズしにもってこい。そこで2nd編集部の若手編集部3人に、各々渾身の“ハズしコーデ”を組んでもらうことに。すると、「仕事中でも、めちゃくちゃ使いやすい!」との思いがけぬ声多数。

セットアップを軽快にハズす!

パピー|1994年生まれ。長崎県出身。争いごとが嫌いな平和主義者のイマドキ男子。その性格が影響してかファッションも男らしいものより、品のある柔らかな雰囲気のものを好む。最近だと、特にヨーロッパものにドハマり中。

まずは2nd編集部パピーによる、セットアップを取り入れたスタイリング。手軽に洒落感や品の良さを演出できるセットアップだが、どうしても堅苦しく見えてしまいがち。そんなときはカリフォルニーが適度なハズしとして活躍してくれる。また、九分丈のパンツをチョイスすることで足元の主役感が際立ち、ソックスとの合わせも楽しめそうだ。

「スチーム掛けは、編集部の登竜門。多くの先輩方が現場にいる手前、なかなか座ってリラックスしづらいなか、長時間の立ち仕事でも疲れにくい履き心地の良さはすごく助かります。また、普段ボクがよく着る無地のアイテムとの相性が抜群で、足元にこれがあるだけで一気にファッション性が増すので、派手な配色でありながら意外と取り入れやすいなと感じました。」

さらにパピーいわく、「首元のスカーフとの色合わせで、より上級な着こなしに見せている点もポイントです」とのこと。

直球なスポーツアイテムとの合わせでも、こなれ感アップ。

アンジー|服好きが高じて財布のひもを無くした東北生まれの25歳。金銭感覚がマヒしており、周囲に心配されるも、それが個性だと自身に言い聞かせている。ルールを設けない雑食な着こなしが好み。

ダウンジャケットやスウェットパンツ、ベースボールキャップと、ド直球のスポーティなアイテムを盛り込んだコーディネイトに、インナーはトラッドスタイルで上品さをプラス。モノトーンに[カリフォルニー]の配色をアクセントとして効かせている。

「レッドとブルーだと子供っぽくなってしまうところを、ボルドーとネイビーで大人な配色にしているところがいいなと思いました。リース(雑誌掲載用のアイテムを借りて回ること)の際も、かなり軽量なので楽チンです♪」

ワイドな裾幅でいまっぽい合わせを楽しむアンジー。「裾が締まったリブ付きのスウェットだとスポーティになりすぎるので、あくまでカジュアルなリブの無いワイドシルエットのスウェットパンツをチョイスしました。」

上品コーデのカジュアルダウンに。

チンパチ|混沌とした2ndチームのバランサー兼ムードメイカー。楽チンな服が好きで、いまはワークウエアが気分。ビッグシルエットにも目がなく、無駄に大きいサイズの服を見ると、どうしても心が躍ってしまう。

エルメスのコートをアウターに取り入れたチンパチは、タック入りのスラックスにスカーフと、ヨーロッパらしさを感じる上品なコーディネイト。足元は革靴を選びたくなるところだが、あえて[カリフォルニー]をチョイスすることで、ヌケ感のある上級コーデへと昇華させた。

「ファッション業界人にインタビューをさせてもらうことの多い我々編集部。大御所の方にお話を伺う機会も多いので、品のあるコーディネイトを心がけています。そんな時、足元にハズしとして[カリフォルニー]を取り入れることで、一気にリラックス感を演出できる。あと、普段はスウェットのような着ていて疲れない服が好きなので、足元だけでもラクしたいというのもあります(笑)」

「レッドのカーディガンを色合わせとして取り入れています。このように上品なヨーロッパ風コーディネイトにもハマるのは、パトリックがフランス生まれらしい洗練された雰囲気を持っているからなんでしょうね。」

包まれるような履き心地についヤミツキになる。

よりベーシックなカラーも展開。手前から奥に向かってネイビー、グレー、ホワイト/グレー。各1万5400円(税込)

革靴でもよく高級モデルに用いられている製法で、文字通り“袋”のように足を包みこまれているようなフィット感が特徴。デザインは80年代のランニングシューズがベースとなっており、ローテクスニーカーらしいカジュアルさを備えつつも、フランス生まれのエレガンスを兼備。サイドにあしらわれた、ブランドの象徴である2本線がアクセントに。

合成ゴム製で、ガシガシ履いても摩耗しづらいアウトソールを採用。圧倒的な軽さや袋縫い製法の履き心地も相まって、ついヤミツキになってしまうこと間違いなし。デザインだけでなく、実用性においても優れている点は、さすが老舗のスポーツスニーカーブランドと言うべきだろう。

もっと詳しく知るならこちら!

【問い合わせ】
カメイ・プロアクト
TEL.03-6450-1515

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

Pick Up おすすめ記事

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...