1990年代、アメリカにてロックの進化を促したグランジ。そのニュージェネレーションの中、足元にもひとつのトレンドが生まれた。“サンダルもファッション”そんな近年のスタイルの源流を辿る。
日本では、休日のカジュアルスタイルに合わせたいレザーシューズの筆頭として、人気を集めるドクターマーチン。欧米ではその登場以来、リアルワーカーブーツとしての信頼はもちろん、ミュージシャンが”主張する”ためのアイコンとして愛されてきた。
’90年代のアメリカにおいては”激しい主張”で知られるグランジシーンにも影響を及ぼした。着飾るのではなく、普段着のままステージにあがり、等身大のメッセージを歌いあげる。そんなグランジスタイルを継承した[8092]は、西海岸のヴィンテージスタイルを好む人々の間で大流行を巻き起こしたのだ。
そんな名作サンダルが復刻。ヴィンテージスタイルの足下としてデニムや軍パンにフィットし、この夏の足下の主役として活躍してくれるだろう。
ドクターマーチンの[8092 ARC フィッシャーマンサンダル]
シボ感の強いレザーと肉厚なソールがボリューミー。カジュアルに使えるグルカサンダルとしても注目したい2万1600円(ドクターマーチン・エアウエア・ジャパン●03-5428-4981)
アウトソールは、ドクターマーチンのアイデンティティであり、圧倒的なクッション性をもつエアウェイ・ソールを完備。スニーカーの如き履き心地だ。
関連する記事
-
- 2024.11.22
なぜ英国トラッドにはブラウンスウェード靴なのか? 相性の良さを着こなしから紐解く。
-
- 2024.11.22
キズもデザインに。革に対する「新たな気づき」を教えてくれるクリンチの新プロジェクト。
-
- 2024.11.22
保存版! 英国トラッドスタイルに必須のブラウンスウェードシューズ14選。