書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX1600

ScanSnapでスキャンしたデータを、AIに取り込むとどんなことができるか?

  • 2025.06.19

生成AIの活用が進んでいる。もはやネット上にあるデータは大半生成AIに取り込まれていると思うが、まだ世の中には紙ベースのデータもたくさんあるから、今後はそこも争点になっていくだろう。ScanSnapも、今後はスキャンしてから生成AIに取り込む手法が提案されていくと思う。AIを活用して業務の効率化に取り組んでいる「けいたろう」さんに話を聞いた。

けいたろう
https://x.com/keitaro_aigc

Google Apps Scriptを使って、ScanSnapと生成AIを連携

けいたろうさんは、生成AIを活用した業務の効率化について、Xやnoteで発信されている。

ゆえあって、本名やご本業は非公開だが、ScanSnapは2009年発売のS1500M(Mac用モデル)から活用しているマニアで、iX500などを経由して、現在は最新型のiX1600とSV600を利用しているという。

生成AIの活用にお詳しく、現在はGASとAIについて情報発信されている。GASとはGoogle Apps Scriptの略で、Google Workspaceの機能を拡張したり、自動化したりするためのプログラミングプラットフォーム。

ScanSnapは、以前からスキャンデータをGoogleドライブに取り込むことができるので、これを活用すれば、スキャンデータをより活用できるというわけだ。もちろん、ChatGPTやGeminiでも取り扱うことができるようになる。

取り込んだデータをGASで扱うところを実演

実演してもらったものをベースに説明を進めよう。

けいたろうさんのGoogle スプレッドシートには、いくつかのGASを使ったカスタムメニューが追加されている。Googleスプレッドシートのメニューから『機能拡張>Apps Script』でスクリプトエディターが追加される。そこで書いたスクリプトが、ここで選択することで開くというわけだ。

スクリプトはこちら。ScanSnapで取り込んだデータをChatGPTで分析、書いてある文字がそれぞれ何であるかをChatGPTに分析させて、取り込む仕組みになっている。たとえば、レシートであれば、どれがレシートの発行者/日付/合計金額か、などを判断する。名刺であれば、どこが会社名/部署/肩書き/氏名/メールアドレス/住所/電話番号なのかを判断し、それぞれをスプレッドシートの列に取り込むという具合だ。

スプレッドシートに取り込んだファイル名を、このスプレッドシート側で変更すると、ドライブ内のファイル名を自動的にリネームするようにもできる。

スキャンデータの管理は非常に便利になる。

レシートや名刺の取り込みなども、この方法を応用すれば、自分で好きなようにカスタマイズして管理できるようになって非常に便利だ。

もちろん、リンクをクリックすれば、元データにアクセスすることもできる。

こうした方法を応用すれば、たとえば紙で渡されたマンションの理事会の会議議事録などをすべて読み取り、生成AIのデータベースとして使い、これまで理事会でどんな問題が扱われてきたかを要約させたり、想定問答集を作ったりもできる。

ScanSnapと生成AIを組み合わせることで、紙のデータについても、自らのデータベースとして活用できるのだ。

今後、Geminiが、Googleドライブにストックしたデータを操作できるようになると、さらに便利さが増すに違いない。「今のうちに、データはスキャンしてGoogleドライブにストックしておいた方がいい」とのこと。

詳しくは、けいたろうさんのXやnoteをご参照いただきたい。

けいたろうnote
https://note.com/keitaro_aigc

(村上タクタ)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

アオイちゃん

Lightning, CLUTCH Magazine

チーママ系エディター

アオイちゃん

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

なまため

2nd(セカンド)

I LOVE クラシックアウトドア

なまため

みなみ188

2nd(セカンド)

ヤングTRADマン

みなみ188

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部