コスパ抜群の万年筆&ボールペン
1938年、シュナイダーは当初、ネジのメーカーとして事業を開始した。10年後、ボールペンのリフィル開発に着手。その数年後にはドイツ屈指のリフィルメーカーとしての名を轟かせることになった。
1957年からペンの製造が始まり、現在にいたるまで、ドイツ国内では普段使いの筆記具として老若男女問わず、幅広い世代で親しまれている。シュナイダーが一貫してこだわるのは、メイド・イン・ジャーマニーのクラフトマンシップと、環境に配慮したものづくりだ。筆記具のほとんどのパーツは自社で製造し、その工場のエネルギーは太陽光発電や水力発電を利用する。創業者の孫でもあるCEO、クリスチャン・シュナイダー氏は「日常使いにこそ、環境に優しく品質の良いペンを使ってほしい」と考えている。サステナビリティな企業哲学を持ったペンを握ることでもまた、書き心地は格別なものとなる。
万年筆
ベース
握りやすいラバーグリップが特徴の万年筆。直線的なフォルムに流線的なクリップを組み合わせたシンプルなデザインがグッド。写真のピンクは新色で、スチールペン先でありながら、軟調設計になっている。ターコイズとブルーもあり、こちらも軟調のペン先を搭載。
万年筆:収納時約142mm・筆記時約160mm・胴軸径約12mm・重量約18g・両用式・スチールペン先EF,M(字幅、軟調仕様は軸色により異なる)・税込2,200円
406(透明軸)セット
インクの透け感が楽しめるスケルトンモデルも展開。スリムでスタイリッシュな印象。スチールペン先はEF を採用している。インクカートリッジの他、コンバーターが付属しているのもうれしい。
万年筆:収納時約147mm・筆記時約160mm・胴軸径約10mm・重量約11g・両用式・スチールペン先EF・税込1,760円
カリグラフィー ギフトボックス カリシマ
3種類のカリグラフィーペン先とパステルのインクカートリッジ「バミューダ―ブルー」がセットになったコスパ抜群のセット。写真は人気カラーの「ミント」。その他にオレンジ色の「アプリコット」とシルバー色の新色「アンスラサイト」がある。入門者にもおすすめの逸品。
万年筆:収納時約161mm・筆記時約158mm・胴軸径約12mm・重量約17g・両用式・スチールペン先1.1mm、1.5mm、1.8mmの3本セット・税込4,972円
レイ
「品質」「デザイン」「使いやすさ」でドイツでも高い評価を得ているモデル。カラーによって左利き用のペン先もある。写真の「コーラル」の左利き用は、市場在庫のみ。軟らかくしなるスチールペン先も魅力的だ。
万年筆:収納時約142mm・筆記時約160mm・胴軸径約13mm・重量約21g・両用式・スチールペン先F,M・(字幅、軟調仕様は軸色により展開が異なる)税込2,200円
ボールペン
ID ボールペン
美しい曲線を描くミニマムで太軸のボールペン。ブラックとクロームパーツの配色がクールな雰囲気を演出している。後端を回転させるとペン先が繰り出すツイスト式。
ボールペン:収納時約120mm・胴軸径約20.5mm・重量約32g・ツイスト式・税込2,530円
【注目】パステルインクがギフトセットで販売決定。パステルギフトボックス
2021年に話題を集めた「パステルボトルインク」がギフトセットになって登場する。淡い色合いの全8色は各4色の2セット展開。コンバーター(単品税込770円)も付属。インクとボトルは自社生産にこだわり、独自に開発された。
15ml×4本・税込4,620円・2023年5月発売予定(単体のボトルインクは税込990円で販売中)
ボールペン スライダー レイヴ
ラバー加工のくびれたボディが手になじむボールペン。リフィルは「ビスコグライドテクノロジー」のXB(極太)を搭載。生産過程でCO₂の排出量を抑えたカーボンニュートラルな1本。
ボールペン:収納時約139mm・胴軸径約11mm・重量約14.6g・ノック式・税込880円
【注目】リフィル選びもシュナイダーの醍醐味
リフィルの製造を得意とするシュナイダー。「ID」や「スライダー レイヴ」は主要なG2 型の替芯も互換し、使い分けることができる。
【問い合わせ】
ジイテックス
TEL 078-272-1791
TEXT/小池昌弘(編集部) PHOTO/荒木優一郎 問い合わせ:ジイテックス TEL 078-272-1791
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