なんてうれしいニュース。新しい映画祭が産声を上げました!
実はわたし、初めて北九州市に降り立ちました。空港が海に浮かぶカッコ良さにわくわくしました。オープニングセレモニーの司会のみならず、映画祭2日目にはとある映画に登場する料理を、リーガロイヤルホテル小倉の総料理長・塩入一嘉シェフに再現していただき、そのパーフェクトな一品をいただきながらトークショーも開催しました。
北九州市は“映画の街“として知られています。1989年から全国に先駆けてフィルム・コミッションの活動に取り組んでいて、これまで700回を超える撮影を支援してきました。映画界に多大な協力をしてくれています。そんな北九州市に国際映画祭が誕生し、司会として声をかけてもらえたことは、映画人としても映画ファンとしてもとても光栄なこと。
この映画祭のアンバサダーを務めているのは、北九州市小倉出身のリリー・フランキーさん。アメリカのテレビアニメシリーズ『サウスパーク』に声優として出演した時に共演させていただきました。そんなリリーさんと再会できて、とてもうれしかった! 司会のわたしに途中で突っ込んだり、マイクを取り上げたりと、笑いが会場全体を包み込んでくれました。温かくアットホームな雰囲気が居心地よかったです。
オープニングセレモニーが終わった後に小倉城でパーティーが開催されました。そこでリリーさんと写真を撮ってもらいましたよ。
リリーさんの思いの一つは、北九州で様々な映画人と出会って、なにか新しい企画が生まれたら……という強い気持ち。上映作品や映画祭のロゴまでデザインされて、アンバサダーとして細部まで企画をしてくれました。そして、リリーさん以外にも北九州市出身の俳優さんがこんなに大勢いるのか!? とも驚きました。
リリー・フランキーさん、板谷由夏さん、光石 研さん……北九州出身の方々が勢揃い
北九州市出身の俳優の一人、板谷由夏さんとも再会! ブルーカーペットで私が写真を撮ってるところへパッと横から乱入! 写真を見てふたりで“いい写真だね!“と盛り上がりました。
映画監督の青山真治さんも北九州市出身。2022年3月に亡くなられて1年9ヶ月。青山監督の作品はみんなの心の中で生き続けます。『北九州国際映画祭』では、青山真治監督作品の追悼特集上映もあります。青山真治監督のご夫人で俳優のとよた真帆さんも素敵なファッションで登場! 板谷由夏さんも引き続き一緒に写ってくれました。
はい、こちらの方も北九州市出身! 光石 研さん。日本映画界に必要不可欠な存在ですね。人柄も大好きです。
名城・小倉城でのパーティーで素敵な出会いが…!
映画人との縁をつなぐ素敵なパーティーが開かれたのは、1602年に細川忠興公が築城した、歴史ある小倉城。夜の雰囲気がとてもキレイ。
本映画祭のフードアドバイザーを務められた、山際千津枝先生が監修したパーティーフードに惚れました! なんて素敵。
そのパーティーでは、リリー・フランキーさんと写真を撮りましたが、タイ王国の大人気俳優・マークシワットさんにも会えました! 今、日本でもすごい勢いでその活動が注目されている彼。
わたしの弟の奥さんはタイ人なんだけど、言葉が難しくて、「ファンディーナしか覚えてない」と言ったら笑ってくれました。ちなみに、ファンディーナは「いい夢を見ろよ」という意味(笑)。映画の話をいっぱいして、お別れの瞬間に「ファンディーナ」って言われました。やられた! 先に言いたかったのに(笑)。
今回、たくさんの著名人が北九州市に集まりました。映画祭らしく、上映前にトークイベントもあったし、ここでしか観られない貴重な作品も多数上映されています。
12月17日まで開催されていますが、きっと来年も開催されるはず! やっぱり、続けていくことが大事ですからね、何事も。地元の皆さんの映画に対する愛がとても強いとわたしは感じました。北九州市初上陸のわたしでしたが、皆さんがファミリーにしてくれました。
新しく誕生した映画祭の初回に関われたこと、これはわたしにとって、一生の宝物です。映画を中心に感動や喜びを分かち合い、そこから生まれる縁、そして映画の感動を胸に北九州市の美味しいものをいただく。これが最高の流れです。今後の展開をお楽しみに!
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