ボサボのLILIAN
先月スニーカーを紹介したばかりなのに、また魅力的な靴に出会ってしまいました。購入したのは本年の3月に新しくオープンしたメイデンズショップ神保町。ディレクターの牧野さんを取材させていただいた際に新店舗ができると伺ってからずっと楽しみにしていて、オープンして1週間した頃に行ったぶりに足を運びました。
地下1階から地上3階まである旧い建物を改装して建てられており、外観から雰囲気抜群。広い店内の隅々までメイデンズショップの世界観が色濃く表れていて、目的なく訪れてもつい長居してしまうような素敵な空間です。まだ知らない海外のブランドに出会えるのも楽しく、今回購入したサンダルのブランド、ボサボもここで知りました。
暑い時期に毛足の長い素材を身につけているのっておしゃれ上級者という感じがしますし、夏はいつもゴムのビーサンばかり履いていたので、ふと足元を見た時に渋いカーキのハラコ素材がパンツの裾をから覗いているのを見ると、私も大人になったな……とちょっと得意げな気持ちになれます。
靴の良いところは、服と違ってわざわざ鏡を見なくても身につけているときに全体像が見えるところですよね。この夏は靴下やマニキュアを買うとき、このサンダルと合うかどうかが第一条件になる気がしています。

フランス・ブルターニュ地方のシューズブランドのボサボとメイデンズショップの別注アイテム。ボサボは農業用の木靴を作っていた初代が1890年に創業し、4世代に渡って技術を継承しながらサボやサンダルの製造を続ける。アッパーにハラコをあしらい、伝統にファッション性を加えた同アイテム。スウェードのインソールが素足に馴染み、アウトソールに練り込まれたコルクチップによって歩きやすさも十分だ。2万9700円(メイデン・カンパニーTel.03-5410-9777)

ブランド名の由来でもある木靴「サボ」はかつてヨーロッパの農民が履いていた農作業用の靴。ボサボはフランス語で「可愛いサボ」。

アッパーはカーキとマロンの全2色で、私はカーキを購入。ダークトーンだが、表情あるハラコ素材が足元にほどよいアクセントを添える。

ラバーにコルクチップが練り込まれたアウトソールを採用。コルクには小さい気泡が多く含まれ、軽さはもちろん柔軟性とグリップ力に優れる。
(出典/「
photo/Sota Abe 阿部颯太
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