見慣れた顔で、中身は別物レベルの快適さ。「CONVERSE」のオールスター OX

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「絶賛花粉にやられていて、完全に春の洗礼を受けています」と語る編集・なまためがお届け!

CONVERSEのオールスター OX

コンバースの象徴的存在である「オールスター」が、約25年ぶりに進化したらしく、そんなニュースを聞きつけて早速ゲットさせていただきました。

ぱっと見どこが変わったんだろうか、という程に変わりはありません。外観はクラシックそのもの。そのため一見すると違いに気づきにくいのですが、足を入れた瞬間にその印象は大きく変わります。

今回のリニューアルの核となるのは内部構造の刷新で、とりわけインソールの進化が際立っています。従来のラバースポンジのインソールからオープンセル構造のウレタンフォームへ変更されたことで、柔らかさと反発性、さらに通気性が大幅に向上。加えてヒール内部を一部くりぬき、その場所にも同素材のフォームをはめ込みインソールを2層仕様にすることで、より長時間の着用でも快適さが持続します。

また甲周りにゆとりをもたせた新たなラストや、着用時の後傾感の改善と歩行時の安定性を高めるアウトソール設計も見直され、軽量化やフィット感、屈曲性も向上。それでいて1917年の誕生以来守られてきたバルカナイズ製法は継承されており、伝統と革新が高い次元で融合しています。普段使いはもちろん、長時間の外出でもストレスなく履ける仕上がりで、まさにこれからの定番として選びたくなる一足です。

クラシックなルックスはそのままに履き心地を刷新した「オールスター」。2025年10月の刷新以降、カラーを順次展開してきた本モデルに新色が加わり、ブラック、ホワイト、ネイビー、レッド、ナチュラルホワイト、ブラックモノクロームの全6色が揃った。オープンセル構造のウレタンフォームを採用したインソールやヒール構造により、クッション性と通気性を向上。さらに片足約60gの軽量化も実現している。6490円(コンバースインフォメーションセンターTel.0120-819-217)

1917年の誕生から貫く、加硫缶で加熱・加圧し生ゴムに化学反応を起こすことで、柔軟性と耐久性に優れるバルカナイズ製法。

インソールをラバースポンジからオープンセル構造のウレタンフォームに変更するなど、仕様を見直すことで、片足約60gの軽量化を実現。

シングルテープ構造の採用や、アウトソール内部に屈曲溝や傾斜を設けることで屈曲性を向上。外観のシルエットはクラシックなまま。

(出典/「Lightning 2026年5月号Vol.385」)

この記事を書いた人
なまため
この記事を書いた人

なまため

I LOVE クラシックアウトドア

1996年生まれ、編集部に入る前は植木屋という異色の経歴を持ち、小さめの重機なら運転可。植物を学ぶために上京したはずが、田舎には無かった古着にハマる。アメカジ、トラッド様々なスタイルを経てアウトドア古着に落ち着いた。腰痛持ちということもあり革靴は苦手、持っている靴の9割がスニーカーという断然スニーカー派。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

Pick Up おすすめ記事

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...