大きなオーバースライダードアを持つビルトインガレージは、元々クルマ用ではなく、バイクなどを収納するスペースとして作ったもの。そのため奥行きはクルマ用ほど確保されていない。
オーバースライダードアを閉めると、その上は断熱材を吹きつけたままの屋根となる。いかに屋根が低いかがわかるだろうか?
常識を覆すアイディア満載の自宅はほぼアメリカ!
自宅リビングは、壁面を見ればわかる通り、基礎のコンクリートよりも低い位置に床面を設置。屋外ともほとんど高さに差はない。これによって実際のリビングは天井の低さを感じさせない開放感のある空間だ。リビングのキモとなっている巨大なスピーカーはBAG END製。
リビングの天井から吊り下げられた照明は屋外用の大きなもので、ガラスカバー部分にあえてスニーカーを入れてあるのもオシャレな演出。
ダイニングテーブルとして使っているのは、アメリカ軍で使用された折りたたみ可能なテーブルとチェアのセット。座面にペルシャ絨毯を使ったマットを設置している。
JUNさんは古材を使った額の制作も得意としていて、自宅にもたくさんの写真を自身で額装して飾っている。これもアメリカっぽい雰囲気にひと役買っている。
横にあるガレージと屋根は繋がっているものの壁がなく風が通る構造となっていて、そこに玄関ドアを設置している。
(出典/「Lightning 2025年8月号 Vol.376」)
Text & Photo/D.Katsumura 勝村大輔 取材協力/ HOT BUILD,INC. https://www.instagram.com/hotbuild.inc/
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