「六本木 蔦屋書店」でネイティブアメリカンによるハンドメイドジュエリー&ラグのトランクショーが開催中

六本木 蔦屋書店(東京都港区)は、2025年3月1日(土)から3月30日(日)まで、ネイティブアメリカンによるハンドメイドジュエリーやラグのトランクショー「CORNERS -美の共感-」を開催中だ。1920~40年代のビンテージ品を中心に展示販売するほか、併設するライブラリースペースでは歴史的価値の高い希少な工芸品や、研究用に収集された文献資料も公開している。

1920~40年代のビンテージ品を中心に展示販売。併設するライブラリースペースでは、希少な工芸品や文献資料も公開

本イベントは、六本木 蔦屋書店に集うGlobal Thinkerにインスピレーションを提供することを目的とし、ネイティブアメリカンジュエリーの魅力を伝える「CORNERS」とのコラボレーションで企画された。

ジュエリーは、ナバホ族、ズニ族、サントドミンゴ族など、ネイティブアメリカンを代表する部族による作品を中心にラインナップ。部族ごとの特色が表れる多彩なシルバージュエリーを直接手に取りながら選ぶことができる。

また、閉山した鉱山の希少なターコイズを用いた作品など、ファン垂涎のアイテムも登場する。

ナバホ族によるジュエリー
(写真左から)ズニ族によるリング、サントドミンゴ族によるネックレス、「フレッドハービー期」の昆虫を象ったピンズ

伝統が息づくアーカイブ作品の展示販売

併せて展示されるアーカイブ作品には、ナバホ族が手織りしたビンテージのラグやポッタリー(陶器)なども含まれる。一部の作品は購入も可能。ラグは現代のライフスタイルに取り入れやすいサイズを厳選し、大小さまざまなアイテムが揃う。

専門スタッフによる解説会を開催

期間中、以下の日程で「CORNERS」の専属スタッフが在廊し、各アイテムの歴史や制作技法、文化的背景について詳しく解説する。

  • 3月1日(土)
  • 3月15日(土)
  • 3月16日(日)
  • 3月29日(土)

(各日 11:00~19:00)

専門スタッフが在廊する日には、併設ライブラリースペースの工芸品や文献資料とあわせて、ネイティブアメリカンのモノづくりの奥深さを体験できる。

CORNERSとは

2016年に東京を拠点としてスタート。「古きを知り、新しきものづくり」をテーマに、ネイティブアメリカンズ アーツ&クラフトを日本から世界に発信している。一般販売や修理を中心に、トランクショー形式で活動。法人向けにネイティブアメリカンジュエリーの修理も受け付けている。

イベント概要

  • イベント名:ネイティブアメリカンビンテージ ジュエリー&ラグ トランクショー「CORNERS -美の共感-」
  • 日程:2025年3月1日(土)~3月30日(日)
  • 時間:8:00~23:00
  • 専門スタッフ在廊日:3月1日(土)、3月15日(土)、3月16日(日)、3月29日(土) 11:00~19:00
  • 会場:六本木 蔦屋書店 2階 SHARE LOUNGE
  • 主催:六本木 蔦屋書店

【問い合わせ】
https://store.tsite.jp/roppongi/event/stationery/45813-2330230221.html

注意事項

  • 会場はどなたでも入場可能(SHARE LOUNGEの席利用には別途料金が必要)
  • 専門スタッフの在廊日以外も購入可能(修理受付は不可)
  • 修理やアテンドを希望の場合は「CORNERS」公式InstagramへDMでお問い合わせ
    公式Instagram

店舗情報

住所:東京都港区六本木6-11-1 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り
電話番号:03-5775-1515
営業時間:9:00~23:00(スターバックス コーヒーは7:00~、SHARE LOUNGEは8:00~)
ホームページ:https://store.tsite.jp/roppongi/

    この記事を書いた人
    Lightning 編集部
    この記事を書いた人

    Lightning 編集部

    アメリカンカルチャーマガジン

    ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
    SHARE:

    Pick Up おすすめ記事

    この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

    • 2025.11.15

    冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

    今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

    • 2025.11.15

    スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

    今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

    • 2025.11.16

    「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

    時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

    • 2025.11.21

    服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

    【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

    • 2025.11.14

    これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

    Pick Up おすすめ記事

    グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

    • 2025.11.14

    野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

    「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

    • 2025.11.21

    ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

    決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

    • 2025.11.17

    本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

    雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

    • 2025.11.21

    エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

    この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

    • 2025.11.15

    冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...