生地は日本製。限りなくヴィンテージに近い「ウエアハウス」のフランネルシャツ。

  • 2025.01.04

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。

ヴィンテージを知り尽くした「ウエアハウス」だからこその再現力。

アウトドアシーンでのワークシャツとして誕生したチェック柄のウールシャツは、アスレチックウエアと同じく徐々にコットンに置き換えられ、1940年代頃から広く作られるようになった。これがチェック柄のコットンフランネルシャツの起源である。

コットンフランネル生地の風合いは、時代によって異なるが、1960年代までのものはやはり格別。力織機で織った肉厚なセルビッジ付き生地を、ウールのような保温性を確保するために裏起毛させているのも大きな特徴で、着込んでいくうちに起毛が無くなっていき、ドライな風合いにエイジングしていくのが、大きな魅力といえるだろう。

ウエアハウスでは、創業当時からフランネルシャツにもこだわり続けている。まずはヴィンテージを解析し、糸そのものから再現。そのムラ糸本来の風合いを損なわないよう、旧式の力織機を使ってデニムと同様に綾織りしたセルビッジ付きのフランネル生地は、当時の製法に倣って裏起毛加工が施される。これにより、チェック柄にも柔らかな表情が生まれ、さらに起毛をかけることで生地が膨らみ、抜群の肌触りになるのだ。

このウエアハウス渾身のフランネル生地は、すべて日本で織られている。日本では限られた地域にした残っていない力織機を使うため、生産効率は非常に悪いのだが、本来のフランネルが持つ魅力を求めるために、いまも一切妥協せずに作り続けているのである。

Lot 3104 FLANNEL SHIRTS / A柄

3万1900円(NON WASH) / 3万2450円(ONE WASH)
ベージュ/ブラウン/ブラック(写真はベージュ)

Lot 3022 FLANNEL SHIRTS WITH CHINSTRAP F柄 レッド/イエロー

Lot 3104より旧い時代の仕様のフランネルシャツ。1930〜’40年代に『BRAVEMAN』というシャツメーカーで、セールスマンが使用していた生地見本帳に使われていたフランネルのチェック柄をもとに、チンストラップの付くシャツの仕様から生地まで忠実に再現している。

3万1350円(NON WASH) / 3万1900円(ONE WASH)

Lot 3060 PULLOVER FLANNEL SHIRTS H柄 ネイビー

コットンのフランネルシャツが生まれた最初期と思われる1930年代に作られたプルオーバーのモデルをもとに再現。ウールのような発色でありながらコットン素材というのが特徴で、着用と洗濯を繰り返すことで褪色して風合いを増す。細かい運針もこの時代ならではの特徴だ。

3万1350円(NON WASH) / 3万1900円(ONE WASH)

【問い合わせ】
ウエアハウス
http://www.ware-house.co.jp

(出典/「Lightning 2025年1月号 Vol.369」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

アオイちゃん

Lightning, CLUTCH Magazine

チーママ系エディター

アオイちゃん

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

なまため

2nd(セカンド)

I LOVE クラシックアウトドア

なまため

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部