山根英彦流。腕時計の愉しみ方

  • 2024.07.18

デニムレジェンドとしてライトニング本誌でもお馴染みの山根英彦氏が選ぶ時計。高級時計やレアな1本など、これまでに多くのコレクションを所有し愛用してきた中で、彼がどんな時計を選び、どのようなスタイルで愉しんでいるのか、数ある時計コレクションの中からいまのお気に入りを見せてもらった。

小ぶりで古臭い時計がGジャンとのバランスがええ。

左からオメガ、ピアジェ、バルカン、ブライトリング、ラドー、マルコーニ。1930年代から1960年代頃に作られたヴィンテージならではの小ぶりなサイズが好み

その昔、腕時計と手帳を持つことが社会人としての第一歩だった。いまやそれらすべてがスマートフォンに集約され、近年では機能性を重視した、より小型のスマートウォッチが時計のシェアをグングンあげているという。もはや時計は、嗜好品、アクセサリーとして認知され、時計の存在意義はここ数年で大きな変化を遂げた。そんな時代の風潮もあり、腕時計選びに悩んでいる人は少なくないはず。そこでライトニング本誌でもお馴染みの山根氏が、普段、どんな時計スタイルを愉しんでいるのかを訊いてみた。

「Gジャンて手口ぴったりで狭いやろ。デカいダイバーズウォッチ風時計やと、引っかかるし、手口閉められへんがな。小ぶりな古臭い時計の方が、バランスもええやんけ。革ベルトもコーディネイトのひとつやし。ミッキーの時計は、ウケ狙い。祇園やら北新地行ったらべっぴんさんにウケまっせー。右手にはめる時計はあきまへんな。見ることあらへんわ。時計は時間を見る道具ではなくブレスレットでんな」

数あるコレクションの中から、山根氏らしくGジャンに合わせる時計としてセレクトした小ぶりのヴィンテージウォッチたち。ブランドや年代に関わらず、着用した際にファッションとして邪魔せずともほどよい存在感を放ってくれる時計が、彼の好みのようだ。

デッドストックで購入したセイコーのアドバン。1960年代から1970年代にかけて作られたモデルで、左右非対称のケースと3面カットガラス仕様がデザインの特徴
ロレックスの前進としても知られるマルコーニ スペシャルのレクタンギュラー。いかにも手描き文字らしい文字盤とスモールセコンドがアンティークの風格を漂わせている
ブラック×ホワイトの文字盤とローマ数字がクラシックかつモダンな印象で、のちのパイロット時計の銘作を生み出すこととなるブライトリングのスモセコ付きラウンドウォッチ
世界初の角型防水腕時計として1969年に発表され、自動巻きクロノグラフムーブメントを搭載したモデルとしても世界初となるホイヤーのモナコ。山根氏が所有する時計の中ではこのサイズで大きめなのだとか
ロレックス オイスターデイト 6694は、人気のミッキーマウス文字盤に、ベゼルには4Pルビー、そしてダイヤモンドが配された希少なモデル。山根氏らしいお茶目なセレクトが光っている

(出典/「Lightning 2024年8月号 Vol.364」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部